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不思議な名前をしたジャボチカバは、枝先でなく枝の根元や幹に花を咲かせて実をつける、ユニークな果樹です。このページでは、ジャボチカバの花言葉や開花時期、名前の由来などをご紹介します。
ジャボチカバの花言葉は、「永代」「芳醇」「神秘」です。
「永代」は、ジャボチカバは実をたくさん収穫できるほどにするには数年がかかるとされていますが、一度植えたら孫の代まで実がなり、長く果実を食べるなど楽しむことができることにちなんでいます。
「芳醇」は、ジャボチカバの果実のお味そのものを表現した花言葉と言えるでしょう。ジャボチカバの果実は食べることができ、ジュースやジャムなどにも利用されています。若干の酸味がありますが、見た目が葡萄のような紫色の果実なことから、「芳醇」という花言葉になったのでしょう。
「神秘」は、花や果実をつける場所の特徴にあります。ジャボチカバは枝ではなく幹に花を咲かせるのです。花後は果実も幹につくため、見た目はとても変わっています。通常であれば、枝につくはずの花や果実が幹に付く様子は神秘的に見えたのでしょう。
ジャボチカバはブラジル原産で果樹で、ブラジル先住民トゥピ族の言語に由来しています。「亀のいる地」という意味をもっており、なぜ亀とジャボチカバが結びついているかは不明です。
ジャボチカバの花が咲く時期は6〜11月で、直径2〜3cmほどの白い花を咲かせます。花は枝ではなく太い幹に直接開花する特徴があります。
花後には実がなり、丸く紫色をしていてまるでブドウのようで、「キブドウ(木葡萄)」という別名もあります。
日本ではジャボチカバを小葉系、中葉系、大葉系の3つにわけています。小葉系は2cm以下の果実が房状に集合して結実する「ミウーダ」、大葉系は果実の大きさが3cm前後の「サバラ」、中葉系には果実が3cmの「アッスー」が代表的です。。
ジャボチカバの花言葉は、その不思議な花の咲き方や豊かな実が由来してつけられています。ジャボチカバの果肉は糖度が16〜20度もあり、甘酸っぱい味をしています。ブラジルの原住民にとってとても魅力的な果実だったことでしょう。
ぜひジャボチカバの木を見つけたら、花言葉を思い出してみてくださいね。
GreenSnap編集部