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風変りな見た目をしているパフィオペディラム。こちらは食虫植物なのでしょうか。このページではパフィオペディラムの花言葉をはじめ、花期や特徴、由来などをまとめています。これから育ててみたい方もぜひご参照ください。
パフィオペディラムの花言葉は、「優雅な装い」、「思慮深さ」です。
パフィオペディラムは奇抜な見た目が印象的。唇弁があり、見た目はまるで食虫植物のようです。このことから、「優雅な装い」という花言葉になったのでしょう。
また、パフィオペディラムは寒さに強く、弱い日差しでも花を咲かせる丈夫さがあります。この様子が「思慮深さ」に繋がったのかもしれませんね。
まずパフィオペディラムの学名「Paphiopedilum」の由来からご紹介します。
この学名はギリシャ語の「パフィア」と「ぺディロン」という2つの単語が合わさってできている言葉です。「パフィア」は「ヴィーナス」を意味し、「ぺディロン」は「サンダル」という意味があります。こちらはパフィオペディラムの見た目が関係しています。
パフィオペディラムの花は袋状になっていて、それが女性のサンダルのように見えたことからこのような学名となりました。
ちなみに英語名は「Ladyslipper」で、そのまま女性のスリッパに見えることからこのような名前となりました。
パフィオペディラムは、袋状の花弁があり、さらに色合いも少し奇妙です。そのため、食虫植物と勘違いされることがありますが、食虫植物ではありません。
奇抜な見た目から輸入された洋ランというイメージが強いですが、じつは日本では以前から入っていて、水戸徳川家のコレクションが有名です。
パフィオペディラムは種類が豊富にあります。種類によって花期は異なりますが、12月から6月に咲くものが多いです。花の色も種類によって異なります。花色はピンク、白、茶色、緑、黄色などです。
パフィオペディラムの花は食虫植物と勘違いされるほど特徴的な見た目をしているのが特徴です。ラン科の植物らしく、唇弁(しんべん)があります。こちらは字のごとく、唇のように見える花弁のことです。
パフィオペディラムの唇弁は、巾着型のもの、ヘルメット型のものなど変わった形が多い特徴があります。
パフィオペディラムの花は普通の洋ランと比べ、寒さに強い特徴があります。日差しを好みますが、弱い日差しでも花をつける強い植物。そのため、栽培しやすいです。
パフィオペディラムの花は種類が豊富。ここでは、大まかな分類についてご紹介します。
花期になるとまっすぐな花茎を伸ばし、先端に単一の花をつける特徴があります。
春から夏にかけて複数の花をつけるタイプ。
こちらも花期になると直立する花茎に単独の花をつける特徴のあるタイプ。唇弁は巾着型になっています。葉には斑が入っています。
春から夏にかけて単独花をつけるタイプのもの。
春から夏に単独花をつけるタイプ。斑入りの葉が特徴です。
GreenSnap編集部