カンノンチク(観音竹)の育て方|土の作り方や株分けの方法は?

  • ヤシ科
  • カンノンチク属

中国南東部原産のカンノンチクは、幹の高さが2メートルから3メートルにもなるヤシ科の植物です。そう、竹ではなくヤシなのです。

ツヤがあって、濃い緑色をした丸い小判状の葉っぱが特徴的な、その名も「小判」という品種や、ツヤのある緑の葉っぱに白い班が入る「瑞光錦」など、カンノンチクにはさまざまな品種があります。

ここでは、そんなカンノンチクの育て方についてご紹介します。

カンノンチク(観音竹)を育てる場所

カンノンチクは春から秋の間は半日陰で育てましょう。一方、冬の間は日当たりのよい窓辺で育てます。耐寒性があるので室内に置いてあれば、冬もさほど心配はいりませんが、冷たい風や強い風に当たらない場所を選んでください。

カンノンチク(観音竹)の水やり

カンノンチクを育てる表土が白っぽく乾いたら、水やりをします。特に、高温で乾燥しやすい夏の水やりは毎日行い、葉水もして、しっかり湿度を保ちましょう。

逆に、冬場はやや乾燥気味に育てるため、土が乾いて数日後に水やりする程度で大丈夫です。なお、乾燥しすぎると葉っぱが枯れてしまいますのでご注意ください。

カンノンチク(観音竹)の肥料

カンノンチクを育てるときは、春から秋の間は、2か月に1回程度緩効性化成肥料を置き肥します。

カンノンチク(観音竹)の土

カンノンチクは水はけのよい土を好みます。土の作り方は、赤玉土小粒6:腐葉土3:軽石小粒1といった割合で混ぜるのがおすすめです。また、カンノンチク用の土も市販されています。

カンノンチク(観音竹)の植え付け・植え替え

カンノンチクの植え替え時期は、5月下旬〜6月下旬頃が適期です。

鉢底から根っこが出てくるようなら、根詰まりしてきたというサインなので、植え替えをしましょう。だいたい2年に1回程度の目安で植え替えをします。

鉢底にゴロ石を入れてから培養土を入れ、古土を落としたカンノンチクを鉢に植え付けます。さらに、隙間のないよう培養土を入れて、押さえるようにしてなじませましょう。

カンノンチク(観音竹)の増やし方

カンノンチクは株分けによって増やすことができます。株分け時期は、梅雨の頃が最も適しています。

  1. 根を傷めないように注意して鉢からカンノンチク抜きます。
  2. 根をほぐしながら古土を3分の1くらい落とします。
  3. 古い根っこや傷んだ根っこなどをカットします。
  4. 株を2つから3つくらいに分けて、それぞれ新しい鉢に植え付けます。
  5. 植え付けたらしっかりと水やりをしましょう。

カンノンチクは根の再生力が弱いため、株分けの際には、根っこを傷めないように注意します。根をほぐすときに、水を張った容器の中で古土をやさしく洗い流すように落とすとよいでしょう。

カンノンチク(観音竹)の手入れ

カンノンチクは葉先だけ枯れてくることがあります。その場合は先っぽだけ剪定してしまいましょう。また、葉っぱの色つやを保つためにも、こまめに葉水をすることも大切です。

カンノンチク(観音竹)の育て方で注意すべき病気・害虫

カンノンチクにはカイガラムシが発生しやすいので、もし見つけたら早めに殺虫剤で駆除しましょう。歯ブラシなどでこすり落として駆除することもできます。

カンノンチクは、冷たい風や強風は苦手としますが、あまりに風通しが悪いとカイガラムシが発生しやすくなってしまいますので注意してください。

カンノンチク(観音竹)を育ててみよう!

ここでは、中国南東部原産のヤシ科の植物、カンノンチクの育て方についてご紹介しました。

葉水をすることで、カンノンチクはツヤツヤと美しく、凛と育ってくれます。また、耐寒性もありよく育ちますので、初心者にも比較的育てやすくおすすめですよ。ぜひ育ててみてください。

※トップ画像はe-RANさん@GreenSnap

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カンノンチクの基本情報

ジャンル
観葉植物
形態
低木
学名
Rhapis excelsa
別名
観音竹
原産地
中国南部

カンノンチクの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
やや強い
耐暑性
強い
耐陰性
あり

時期

植え付け・植え替え
5月 、6月、7月、8月
肥料
5月 、6月、7月、8月、9月、10月

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