ツツジの名所とされる相楽園の現在をお届けします。お出かけが叶いにくい今、オンラインでツツジの旅を楽しんでいただければ嬉しいです🌸
相楽園は、明治末期に完成された池泉回遊式庭園です。この堂々たる総ケヤキづくりの門も、その当時のものです。
入って右手に案内所が。職員の方が、いつも笑顔で迎えてくださいます。
完成当時は「蘇轍園」と呼ばれる私邸でした。鹿児島から運ばれた樹齢300年の蘇轍群が壮観です。
蘇轍の手前にもツツジが🌸
中央の道を挟んで右手が蘇轍園、左手がこのpicです。大きな石を組み、起伏に富んだ豪勢なエントランスといったところでしょうか。
向こうにツツジが見えますね🌸
この植え込みに先客がいましたので、私も入ってみることにします。
登りましたよ😊
向こうに見えるのが、先ほど入ってきた正門。このエリアにはツツジが華やかに咲いています。
赤いツツジもあります。あちらを向いてもこちらを向いてもツツジ🌸
ミツバチがブンブンと飛び交っています🐝
少し木陰にあるこのツツジ🌸
光を透して輝いていました。
斜面を下り裏手に回ると、真っ赤な小ぶりなツツジ。その後ろは中国原産の白松(ハクショウ)。
日陰に咲くあなたも美しい✨
進み行くと、池に飛び石が現れました。
その先には目に優しいモミジの新緑。
こちらはオオモミジとのこと。葉が大きめですね。見上げる青空が眩しい✨
そして次に現れたるは、石同好会の投稿でまとめとして以前upしたこともある洞窟です😊
どうしても古墳の石室を連想してしまう😄
内部はひんやりとして、異世界のようです。
ここを抜けて現実の明るい世界へ。
ピンクのツツジは柔らかな印象。
白のツツジは清らかに。
いよいよ池泉回遊式庭園らしい景色が現れました。
池の向こうに見えるのは漆塗りの川御座船。国の指定重要文化財です。
江戸時代、姫路藩主が遊覧に使っていた船の屋形部分。
ツツジと一緒に眺められるのは今ならでは🌸
向かいに見えますのは御茶室「浣心亭」。
お茶会の際には襖が開かれて雅でございます。
そして後ろを振り返って、園内北側の斜面のツツジエリアへ🌸
こんもりと剪定されたツツジの木々が。
芝生に飛行機雲。
こんな景色の中で寝転んでのんびりしたいなぁ、とつい。
ツツジの白は特別に輝いて見えました。
お天気のおかげでしょうか✨
ツツジを愛でながら散策路を。
1番上の段から見下ろした風景。
深い緑を湛えた池の向こうには都市公園らしくビルが見えています。
この写真を拡大して見ていたら、池に浮かぶ石の上にカメさんを見つけました🐢
ちょっと小さくて見えないかな。
クロマツをバックにピンクのツツジのシベが綺麗です✨✨
さて、ツツジエリアを下っていくと
飛び石を歩いていくとグリーン一色の世界。クロマツの枝ぶりの見事さ、遥か向こうに川御座船
池のほとりには水琴窟が。
下に置かれた瓦に柄杓で水をかけ、手前の竹筒に耳を当てると水音が聞こえます
相楽園は元神戸市長の先代の私邸です。
(昭和16年から神戸市所有)
その当時の名残りの趣きのある木造りの門。
実はここには樹齢500年のクスノキがあるのですが、大きすぎて写真に収まりきらず。
足元には牡丹の花が咲いていました🌼
後ろに見えているのは、香川県の庵治石で造られた大燈籠。笠の部分は6畳強あるそうです。
ピンクの牡丹が綺麗でした🌸
園内には北野町から移築された洋館ハッサム邸があります。こちらも国の重要文化財。左下に傾いて置かれているのは、阪神淡路大震災のときに屋根から落ちた煙突。
旧小寺家の厩舎。こちらも重要文化財。
当時は入り口の正門から馬車が入り、ここへ向かったのでしょう。
最後に芝生広場へやってきました。
ここは本来は本邸があった場所ですが、1945年の神戸大空襲のときに焼け落ちたそうです。今はイベントなどが行われる広場に✨
新緑を背景にツツジが美しい。
濃いピンクのツツジも青空に映えます。
飛行機雲を眺めてのんびりと…
芝生広場を後にして、清らかな流れを楽しみ
最初の蘇轍園へ戻ってきました
最後に門の横にある大きな白松を見上げて
正門に到着です。
明治からの風格を感じさせる重厚さです✨
ツツジをメインに日本庭園を一周しました。ご一緒に回っていただき、ありがとうございます😊✨
4月24日から5月5日に予定されていたツツジ遊山は、緊急事態宣言発令のために中止となってしまいました。
この写真は21日に訪れ撮ったものです🌸
満開直前のツツジを、オンライントリップで楽しんでいただけたらと、まとめを作成しました。
世の中が平穏な日々に戻ることを願います🍀
素晴らしい景色、まとめ
ツヅジがきれい、お散歩楽しかったです、GSで花見している🧔おじさんです、ありがとう、よろしくね⁉️