怠惰の権化である私が行き着いたエアプランツ(チランジア)のなんちゃって着生のレポートです。
チラをコルクに付けましょう、どうぞ!
チランジアの成長期に入りましたねぇ。
ご質問をいただいたので、今回はチランジアお手軽なんちゃって着生方法をご紹介いたします。
そもそも私は何故、着生させたがるのか。
私が着生(てか固定)をしたがる理由はズバリ「触りたくないから」です。※汚いという事ではないです。
植物全般に言えると思うんですが触られるのが嫌いなのが多いです。
鉢植えなら鉢を持てますが、チランジアは草そのもので居るので直接触らないで移動や水やりできるように「持ち手」を付けるワケです。更には…
フックを取り付ける事でこんな感じで大量に収納できます(100均のワイヤーネットに引っかけてます)
このままS字フックでベランダの物干しに吊り下げとけば場所取らず。風も当たってチランジアも満足。壁にもかけられます😊
て事でコルク。
正直、着生材料はコルクでなくても良いです。面倒ならその辺の板っきれでもOK。コルクの利点は耐久性と加工のしやすさ(と虫除け効果があるとかないとか)。
※バークチップは耐久弱くて微妙でした😅
コルクは運用するチラに合わせて選んで下さい(ここが一番大事まであります😅)
大型種とかならそのまま使ったり、このコルクのこの場所がしっくりくるなぁとか。成長後の画像も見て考えましょう。
私は小さめチラ好きなんで板を切ってブロックにします。
糸ノコで切ります。普通のノコギリでももちろんOK。
断面こんな感じ。
最近のマイブームでカマボコ状のブロックにして、更に半分に切って使います。
チラは斜め下に向けてつけます。
イオナンタとか爪みたいにこう…グワッ!って曲がってくる種類にオススメ。
※着生の向きなどについては意外と長くなりそうなのでまた今度。
これにチランジアくっつけて、フック付けてさっきのアミに引っかけて育てます。
コルクに穴をあけるのです。
コルクにフックを付けたいので穴をあけます。
キリでも良いですが結構大変です。
私のオススメはこれ!100均のこういうドライバー(先端を色々変えられるヤツ)
に100均の木工用ドリルビット(細いのと太いのがあると便利)を付けちゃうのである。
2~300円で色んな太さの穴をあけられる手動ドリルの完成です。
ドリルなのでザクザク削れて穴あけが楽です😃
フック用の穴はこんな感じで
穴あいたらワイヤー(ダイソーの1.6ミリのアルミワイヤーです)を挿して
こうして①こうして②こうして③こう④!
そんで、こうして…(以下略)
最後に端っこを手前にちょっと曲げるとアミにかけやすくなります。
チランジア付けて完成。
今回生け贄になるアルゲンテアさん。
まずはおしり部分の枯れてる葉っぱを取り除きます。
コルクに当ててみて、付ける場所決めたら太めの穴をあけます。
※あけなくても良いですが、チラを差し込めたり、発根した時の通り道になったり、通気孔になったりするので私はあけてます。
あとはコルクの穴とチランジアのおしりにゼリー状瞬間接着剤を付けて…
この位付けます。
別に接着剤ならなんでも良いと思いますが、グルーは目立つしやりづらい、木工ボンドは水やりの度に白く濁るので、ゼリーに行き着きました。ほぼ見えない上に育ててるうちに着生してくれます。
お疲れ様でした!ぶっ挿したら一晩乾かして完成です。
翌日からバンバン水やってOKです。
霧吹きはもちろん、シャワーでバシャバシャやっても全然平気です。
※チランジア軽いからこれで十分な強度ですが、重くなるタイプや大型には向かないと思います。
いやぁ~長くなっちゃいました😅
いかがでしたか?
私も最初は自然に根っこ生えるまでワイヤーで固定してましたが、正直接着剤よりその方がダメージでかかったので(締め付けやトリコーム剥げ、ワイヤー接地部分に光が当たらなくて跡になる等)今はもっぱらボンド派になりました。
ずぼらなんちゃって着生、お試しあれ~。
RAEさんの美しい手が沢山登場してきて、見ていてたのしかったです😆
ボンドでくっ付けても良いんですねー!
確かに針金だと、結構動いてなかなか着生しないんですよ💧
さっそく真似してみよう!!