何気なく見ていた山茶花だけど、先日「獅子頭」という紅色の山茶花に出会い、今日の散歩道で出会ったピンクの山茶花は調べると「乙女サザンカ」だった。
乙女サザンカ、獅子頭共に第2群の品種となる
山茶花の園芸品種は❓
大別すると主要3群と、その他2群
◉第1群➖サザンカ品種群→原種のサザンカに近い品種群
花は一重か二重程度で雄ずい(雄しべ)は原則として花弁に変化しない
◉第2群➖カンツバキ品種群→サザンカとカンツバキの交雑種 園芸品種 花色は紅色や桃色が主体であるが近年では新品種が多数でまわる。雄ずいの一部又は多くが花弁に変化して八重咲や獅子咲などに咲く。
◉第3群➖ハルサザンカ品種群→サザンカとツバキの自然交配種。主としヤブツバキとその園芸品種 大部分の品種は結実率が低いかほとんど結実しない。花色は紅又は桃色が主
◉その他➖④タゴトノツキ群と⑤ヒメサザンカ群
と分けられるそうだ
サザンカ
全く素人で知らなかった。少し勉強してみよう。
以下、誤りなどあれば指摘してください🙇🏻
2022.11.26
咲き乱れる”乙女サザンカ”という品種
蕾も多く付けながら咲いています。花弁も風で散っている
散歩ルートのコースなので咲き始めから何気なく見ていたが、他で獅子頭というサザンカに出会い品種がどんなのがあるのかなぁ❓と思いながら散歩🚶♀️今日ピンクのサザンカに出会いこれはなんだろう❓改めて調べて見たら
◉第2群➖カンツバキ品種群で、サザンカとツバキの交雑種「カンツバキ」を中心に作出された品種群の一つで「乙女サザンカ」とわかった。
身近に咲いていても意識して見ないと見過ごしてしまう💦
それにしてもサザンカの種類が多いのにビックリです‼️
◉まだ開いて間もないかなぁ。雄しべに何の変化はありません
◉カンツバキ群は、開花は11〜3月
最大の特徴は、雄ズイ(雄しべ)の一部又は多くが花弁に変化して八重咲や獅子咲の華やかな品種が多い
◉この雄しべに少し花弁に変化の兆しがある。雄しべが花弁に変化するとは❓
◉乙女サザンカ(山茶花乙女)とは
→ツバキ科ツバキ属の常緑広葉中低木「サザンカ」の園芸品種。淡桃色で、千重咲き、中輪花、11月から開花する早咲き。カンツバキ群に属する品種です
◉これはかなり変化が進んでいる
◉何故花弁に変化するのかなぁ❓
→6〜7月の花芽が分化発達するときに、本来であれば雄しべになるはずの器官が花弁に変化する為だそうです。
その多弁花の程度は其々の品種の持つ遺伝子による。
近年現れた品種の多くが、八重咲の因子を持つ獅子頭の子供や子孫と考えられている
と
くらしの植物苑だより No.375 より引用
拡大するとよく分かる
ベロンと花弁になってきた
これも進んでいる
拡大するとよく分かる
ほとんど花弁になったらこんな感じです
◉千重咲きとは❓
→花弁の重なりが多く、花芯に雄しべがほとんど見られない。
そろそろ散り始めます
雄しべは識別出来る❓
以上
雄しべから花弁に変化している
「乙女サザンカ」でしたー 2022.11.26
同じ群の「獅子頭」はどんな感じかなぁ❓
⬇️
◉生垣の管理No.と「しし頭」と表示されている。サザンカの種類だろと疑問を持ちネットで調べて見たら、第2群カンツバキ群グループに属する事がわかった💦→「獅子頭」
この木は、堺咲花病院の生垣に植栽されており、紅色の花を付けているので近づくとシシ頭と品種表示があった事から調べるキッカケになった🚶🏻♂️🚶🏽
咲き始め
まだ変化なし
一部変化しているかなぁ
変化が進んでいるなぁ
かなり進んでる
咲き始めたらこれからどう変化するのか❓
サザンカには約300種あるとか
チョット
サザンカを見る目が変わりました。
以上、”獅子頭”についてでしたー🎶🎶
2022.11.26
分かりやすい説明があった
詳しくはこちらをご覧ください。
本当に分かり易いです
⬇️
東京農工大学農学部 「東京農工大学のサザンカ」ネット検索すれば詳しく記載されている
「東京農工大学のサザンカ」発行に寄せて
ご覧下さい。
サザンカと椿の見分け方も詳しく記載されている
11月27日
◉散歩ルートの放光寺にサザンカがあったので立ち寄ってみる事にした🚶🏻♂️🚶🏽🚶♀️
お寺さんには古い木がある
もしかして、第1群サザンカ品種群があるかも・・・・
◉11月27日
放光寺境内にサザンカは咲いている筈❓と立ち寄ってみた。もしや原種系❓
白色の一重咲き これはどうかなぁ
帰ってネットで確認したら
◉第1群 サザンカ品種群では無さそうです。
⬇️ ネットで調べてみると
④タゴトノツキ群 田毎の月の特徴に該当する。
→枝先の葉腋に白色の花をつける
→その通りです
→葉は楕円形で、縁には鋸歯をもち、先端は鋭頭、枝に互生する。
→その通りです
◉シンプルな姿です。
◉田毎の月は、昭和初期からサザンカとして扱われてきた
しかし、現在ではこの品種は中国原産のユチャ系統と考えられている。→東京農工大学農学部HP参考
こんがらがってきたなぁ💦
私の勝ってに解釈して
◉園芸的には、サザンカ
◉学術的には、ユチャ
という解釈でいいのかなぁ❓
田毎の月の情報が少ないのですが、ネットに掲載されている花と非常に似ています
「田毎の月」と判定。
誤りがあれば指摘して下さい🙇🏻
2022.11.27 放光寺にてサザンカ田毎の月
以上、サザンカの四方山話❓でしたー🙇🏻
最後に四方山話しです🎶🎶
🟠サザンカ花形のまとめ→くらしの植物苑だより No.375 から引用
→一重咲き、八重咲、千重咲き、獅子咲き、唐子咲きなどの表現はツバキと共通です。雄しべが花弁に変化して花の中心部に乱れ盛り上がるものを獅子咲き、雄しべの花粉袋(葯)だけ花弁に変化したものを唐子咲きと呼んでいます。
花の中に細い花弁と正常な雄しべが混在した乱れた花形を、昔の武人が使った采配に見立ててサザンカでは采咲きと呼ばれる。
まだまだある様です。
サザンカも奥が深い花だってた。
🟠それと、サザンカの語源は❓
語源由来辞典からコピー
→ サザンカは、中国語でツバキ科の木を「山茶」と言い、その花を「山茶花」と称したことに由来する。
「山茶」と呼ばれる由来は、葉がお茶のように飲料となることから、「山に生える茶の木」の意味である。
日本では中世に「山茶花」の名が現れ、当時は「サンザクヮ(サンザカ)」と文字通りの発音であったが、倒置現象によって、江戸中期頃から「サザンクヮ(サザンカ)」となった。
古く「山茶花」は「ツバキ」と同じ意味の漢語として扱われ、『日葡辞書』でも「ツバキと呼ばれる木の花」と解説されていたが、江戸時代に入り、現在でいう「サザンカ」を指すようになった。
凄いです⤴️⤴️
私も山茶花の事何も知りませんでした💦😅
と言うか、椿との違いも花が散ってからでないと判らなかったり➰
まして雄しべが花弁に変化するなんてビックリ👀‼️ですね🥳
変化の写真も興味津々で見させていただきました🤗
実家の山茶花も最後に出てきた白い山茶花に似てます✨
色は濃いピンクですが名前は判りません😓
まだ深くは理解出来てませんが朝から凄い発見を目にしました‼️
雄しべに変わりつつある山茶花を生で見てみたいと思います🎵
ありがとうございました🎵➰🎵