僕とコケのとあるお話
僕が初めてコケに出会った日
「なにか癒やしになる生き物を飼ってみたい」とふと思い、ペットショップに行ったときの出来事。カニに出会いました。ハサミが透き通るような紫色で目が黄色いカニに一目惚れ…この「このカニかわいい😍」と思い、カニを飼い始めたのが僕の苔人生の始まりでした。
ペットショップでは水槽と流木、溶岩石と、「カニちゃん」を買って帰るつもりでした。けど、レジに進むとき、ある棚に「スギゴケ」(そう書いてあったけどたぶんスナゴケ)と書かれた10cmパックに入った淡い緑色のコケが目に飛び込んできました。透き通るような緑色でした。僕はコケを見て、「淡水のカニは山に住んでいる、コケと相性がいいのでは?」と思い買ったのがコケ人生の始まりです。
家に帰ってさっそく水槽づくり開始。
流木と砂を設置し、溶岩石を投入。最後にコケを敷き完成。すごく簡単な水槽でしたが当時はすごくいいと思ってました。カニにはシラスをあげ、朝起きるたびにカニに「おはよう。」と、つぶやくのが1日の始まりでした。このときはコケにはまだあまり興味はなく、ただのカーペット的な存在でした。しかし、ある日、
「ぶらり途中下車の旅」
で見た、「道草」という、苔テラリウム専門の方がいました。道草さんの苔テラリウムを見て「すごい…」と思いました。それから徐々にコケに興味を持ち始めたのでした。
念願の苔テラリウムに挑戦
道草さんの苔テラリウムを見た自分は徐々にコケに沼ってゆく…
そして百均で買ったビンにコケを植え、念願の苔テラリウムが完成。今思うとあまり上手くはなかったですがこの頃の自分はきっとうまいと思ったのでしょう。写真を撮りまくりました(笑)
その時の写真がこちら
道草さんを知ってからコケに徐々に沼ってゆく
いまではしっかりツールを揃え、ちゃんとした容器にコケを植え、より本格的な苔テラリウムに挑戦中。いまではコケと関わることが自分の楽しみであり、趣味だと思います。あのカニはまさかの脱走でお空へ旅立ってしまいましたが、どうやらカニ愛はなかなか切れず、いまはシノブゴケを水槽に入れ、サワガニを何匹か飼育しています。水槽も45cmにレベルアップ。もちろんクオリティも上がっています。
コケはもう買わない。栽培への挑戦
コケを大切にしよう。という考えを大事にしながら、いまは希少で、なかなかお目にかからないコウヤノマンネングサとフジノマンネングサを栽培中。西予苔園に憧れ、特訓中です。
こんな感じで僕のコケとの出会いを語らせてもらいました。コケは二酸化炭素、リンなど、排気ガスなどの主成分を成長する上に必要とするエネルギーにし、大気の浄化など、きれいな環境を作るうえで大事な役割を果たしています。最近では自然界からコケの乱獲、違法採取したものをフリマアプリなどで売っている方も多いと思いますが、そのせいでコケは自然界から徐々に姿を消しています。コケは地球の大事な資源であり、同じ生き物です。なので、できる限り、大切に扱ってほしいなと思います。
これ書いてるときに福島で5弱の地震…ああ怖い
素敵なお話ありがとうございます✨
どこでどう何に出会うかわからないですね♪
実は私が苔を好きになったきっかけも道草さんのテラリウムを見たからです!
湿度たっぷりの透明な箱に生き生きとした苔があたかも自然の景色を切り取ったかのように閉じ込められていて魅せられました😊
それから苔も花も自然も山も好きになって🤣
忙しくなりました🤣
これからも苔愛を届けて下さいね!
楽しみにしています♪