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あんなか
2022/06/29
クマの話⑧🐻
写真は、逃げ出したクマ🐻が、スリップした跡です。慌てたのは私だけでなく、クマさん🐻もなんですね。
今年の大型連休で鉢合わせしたクマ🐻の話をきっかけに、シリーズで特集したお話も今回が最終回です。
そもそも、あのエリアはクマ🐻の色が濃い地域のひとつなんです。今回紹介する本も、このエリアが舞台です。
その本のタイトルは『熊を撃つ』西野嘉徳(閑人堂)。舞台は、飛騨地方の山之村。富山県に接する山之村は、標高820m~1100mの山岳盆地に点在する伊西、森茂、岩井谷、下之本、瀬戸、打保、和佐府の7つの集落の総称です。
昭和の半ばまでは「秘境」と呼ばれていました。人口は64戸に132人(2008年)。主な産業は、ほうれん草栽培や畜産🐮など。
冬の積雪❄️は2mを越える豪雪地帯で、最低気温は氷点下🌡️20℃にもなります。伝統の保存食「寒干し大根」が作られています。
行政の出先機関や病院🏥、商業施設は標高400mの神岡町から標高1240mの伊西峠を越え、急勾配のつづら折りの県道をたどって、片道20km、車で40分ほどかかります。
この地域には、代々クマ猟🐻を行ってきたマタギの旧家があります。狩猟期間は、法律で定められた11月15日~翌年2月15日ですが、クマ猟🐻は2月初旬から15日に集中して行われます。
これは冬眠中に肥大する「熊の胆」と呼ばれる胆のうを出来るだけ大きな状態で得るためでした。かつては、米と味噌を持って寝泊まりして猟に出ました。現在では、日の出とともに歩き始め、日没には村に帰る猟のスタイルが主流だそうです。
かつては冬が訪れると5ヶ月も深い雪に閉ざされるため、神岡との交通は遮断されました。伊西峠越えは現在と違って命がけでした。冬の間、閉じ込められる生活の中で、熊の胆は万病の薬だったそうです。また、冬の間は肉も希少でした。
そうした意味ではクマ猟🐻に限らず、ヤマドリや野ウサギ🐰など、野生動物の肉は貴重であり、猟は生活の営みの一部でした。
巻末の特別寄稿の中で、角幡唯介さんが「人間も自然の営みの一部であり、無限の循環の中にあり、環境と調和している」と書いています。山之村の人々の生活は、まさにそのサイクルの中にあるわけですね。
花苺
2022/06/29
こんばんは
🐻さんも怖いですけど
色々な意味でお山は怖いですから💦
気をつけて登ってくださいね☺
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ゆきたろう
2022/06/29
私の父も狩猟を趣味としていました🦆
でも、私達3姉妹が泣いて嫌がるので辞めたようです💦
でもお肉は食べてるのにね🐄🐖
だから私は自分の事を「偽善者」
と言ってます。
北海道も狩猟人口も減り、エゾシカがものすごい増えた🦌
人間も山奥まで開拓してるし🏔
何が正しい道なのか、答えは無いかもしれないけど、考える事は必要だと思います🤔
考えさせられるpicとエピソード、ありがとうございます🌸
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九州男子
2022/06/29
こんばんは🤗私も雑木林の変態禿げオヤジの投稿しようかな?🤣でもベアーくれぐれも気を付けてください。😟💕
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あんなか
2022/07/01
@花苺
さん
はいな
ありがとうございます
最近ではクマ🐻よりも
熱中症と闘いながら
登っています😵💫😵💫😵💫
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あんなか
2022/07/01
@ゆきたろう
さん
そうでしたか
実は自分も、狩猟免許を取ろうとして、講習会に通いました
理由を一言で書くことは難しいのですが、ひょっとしたら、人生が変わるかもしれないと、思ったからです
普段は何気なく命を頂戴して我々は命をつないでいます
でも、それが当たり前だと思っている自分がいて、動物の命をいただくのに十分な感謝の念を感じてない自分に違和感を感じることがあります
反面、そんな残酷なことはできない自分がいて、その葛藤の中で、思い切って狩猟免許を取ろうとしたのです
命と向かい合う経験なくしては、自分の成長もない気がしました
けど、結局は取得を先延ばしにしました
理由は、家内や娘の賛同が得られなかったからです
反対されながら、無理強いすることでもない、という結論になりました
色々と考えた結果です🤗
ゆきたろうさん、コメントありがとうございます
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1
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あんなか
2022/07/01
@九州男子
さん
そのおっさんに愛称をつけると、愛おしさが倍増しそうですね
いや、やっぱり、暑苦しくてヤダな😱😱😱
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1
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花苺
2022/07/01
@あんなか
様
無理な行程で、遭難して亡くなってしまった
会社の方がいて
そんなのはイヤだなぁと思ったんです🥲
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0
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あんなか
2022/07/02
@花苺
さん
ですよね
そうでしたか
いつも、ありがとうね!🤗
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1
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あんなか
2022/07/02
@ゆきたろう
さん
思い出したのですが、昨年度、全道でクマ被害による死傷者は14人だったそうで、その前の年の3人を上回ったそうです。
今年は札幌市内でも、4月以降、住宅地に近い山林などでの目撃情報が13件(5月22日時点)とも聞きました。
びっくりですね😵
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写真は、逃げ出したクマ🐻が、スリップした跡です。慌てたのは私だけでなく、クマさん🐻もなんですね。
今年の大型連休で鉢合わせしたクマ🐻の話をきっかけに、シリーズで特集したお話も今回が最終回です。
そもそも、あのエリアはクマ🐻の色が濃い地域のひとつなんです。今回紹介する本も、このエリアが舞台です。
その本のタイトルは『熊を撃つ』西野嘉徳(閑人堂)。舞台は、飛騨地方の山之村。富山県に接する山之村は、標高820m~1100mの山岳盆地に点在する伊西、森茂、岩井谷、下之本、瀬戸、打保、和佐府の7つの集落の総称です。
昭和の半ばまでは「秘境」と呼ばれていました。人口は64戸に132人(2008年)。主な産業は、ほうれん草栽培や畜産🐮など。
冬の積雪❄️は2mを越える豪雪地帯で、最低気温は氷点下🌡️20℃にもなります。伝統の保存食「寒干し大根」が作られています。
行政の出先機関や病院🏥、商業施設は標高400mの神岡町から標高1240mの伊西峠を越え、急勾配のつづら折りの県道をたどって、片道20km、車で40分ほどかかります。
この地域には、代々クマ猟🐻を行ってきたマタギの旧家があります。狩猟期間は、法律で定められた11月15日~翌年2月15日ですが、クマ猟🐻は2月初旬から15日に集中して行われます。
これは冬眠中に肥大する「熊の胆」と呼ばれる胆のうを出来るだけ大きな状態で得るためでした。かつては、米と味噌を持って寝泊まりして猟に出ました。現在では、日の出とともに歩き始め、日没には村に帰る猟のスタイルが主流だそうです。
かつては冬が訪れると5ヶ月も深い雪に閉ざされるため、神岡との交通は遮断されました。伊西峠越えは現在と違って命がけでした。冬の間、閉じ込められる生活の中で、熊の胆は万病の薬だったそうです。また、冬の間は肉も希少でした。
そうした意味ではクマ猟🐻に限らず、ヤマドリや野ウサギ🐰など、野生動物の肉は貴重であり、猟は生活の営みの一部でした。
巻末の特別寄稿の中で、角幡唯介さんが「人間も自然の営みの一部であり、無限の循環の中にあり、環境と調和している」と書いています。山之村の人々の生活は、まさにそのサイクルの中にあるわけですね。