インドボダイジュの画像

インドボダイジュの育て方

  • クワ科
  • フィクス属

インドボダイジュの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

高木

学名

Ficus religiosa

別名

天竺菩提樹,テンジクボダイジュ

原産地

インド〜東南アジア

インドボダイジュの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

やや強い

耐陰性

あり

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
インドボダイジュの育て方の画像

インドボダイジュの育て方

すらっと伸びる枝にハート型の葉っぱが可愛らしい「インドボダイジュ」。

お釈迦様がこの木の下で悟りを開いたという逸話があることから、聖なる植物としてお寺などでも多く育てられています。

こちらではそんなインドボダイジュの育て方をご紹介します。

インドボダイジュの基礎情報

インドボダイジュの日当たり

インドボダイジュは、日光を好む植物なので年間を通して日当たりの良いところで育ててあげてください。

日の当たらない場所だと日照不足で落葉しやすくなったり、葉っぱの色が薄くなってしまうことがあるので注意しましょう。

室内でも育てることはできますが、丈夫な木にするには春から秋にかけて外でしっかりと日光に当てて育てるのがポイントです。

ただし、強い直射日光は葉焼けの原因になるので、半日陰くらいの場所で管理してあげましょう。

また、室内で育てる場合でも必ず太陽光が当たるようにしてください。

蛍光灯で照らされた室内で育てると、光線不足によって葉の茎が伸びて綺麗に育たなくなってしまいます。

また、下葉にも日光がしっかり当たるように時々鉢を回してあげるようにしましょう。

日照不足が原因で、新芽が変形してしまう成長障害を起こすこともあるので日当たりには充分注意して育ててください。

 

インドボダイジュの置き場所

一年を通して日当たりの良い場所に置いてあげましょう。

春から秋の間は、丈夫に育てるために直射日光の当たらない明るい半日陰で管理するのがおすすめです。

室内で育てる際でも、レースのカーテン越しに日の当たる場所など必ず明るいところに置いて徐々に室内の環境に慣らすようにしてください。

室内の場合だと葉っぱにホコリが付いてしまいやすいので、定期的に濡れタオルで葉の両面を拭き取るようにします。

また、空気が高温で乾燥している場所や、風通しの悪い場所もインドボダイジュは苦手なので避けるようにしましょう。

冬場の窓辺やエアコンの風が直接当たる場所など温度変化が激しい場所もNGです。

 

インドボダイジュの水やり

水やりは、春から秋にかけての時期であれば、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出てくるくらいにはたくさん水を与えます。

特に夏場は水切れを起こしやすいので注意が必要です。

ただし、根腐れの原因になるので受け皿には水を溜めないように気をつけてください。

水やりとは別に定期的に霧吹きで葉っぱの部分に水分補給させると元気に育ってくれます。

また、室内で育てている場合には季節だけでなく光量や温度など鉢を設置している環境によって水やりの調節が必要です。

串や割り箸などを根っこを傷めないように、優しく土に挿し込んで土の乾き具合を観察しながら行うと良いでしょう。

土がまだ湿っている状態で繰り返し水やりを行うと、根が窒息してしまうので気をつけてください。

冬の時期は水やりの回数を徐々に減らしていき少し乾燥気味に育てます。

冬場は与える水が冷たすぎると根っこを傷めてしまうことがあるので、できるだけ室温程度の温度の水を与えるようにしてください。

また、他の季節と同じように受け皿には水を溜めないようにして根腐れ対策をしましょう。

霧吹きでの水分補給も行ってOKです。

 

インドボダイジュの肥料・追肥

インドボダイジュは良く成長する植物なので、春から秋の生育期に置き肥の緩効性化成肥料を月に1回程度与えると良いでしょう。

それと合わせて定期的に活力剤(アンプル)を与えても良いです。

または、3回に1度の割合で、水やり代わりに薄めた液体肥料を併せてあげても大丈夫です。

休眠期の冬場には特に肥料などはあげなくても構いません。

 

インドボダイジュの用土

インドボダイジュの栽培には、水はけと水もちの良い土が適しています。

市販の観葉植物用の土でも大丈夫です。

自分で土を作るという場合には、小粒の赤玉土にバーク堆肥や腐葉土をそれぞれ3割ほど混ぜたものがおすすめです。

 

インドボダイジュの植え替え・植え付け・種蒔

インドボダイジュは、2〜3年に1度くらいを目安に1回り大きな鉢に植え替えを行います。

植え替えを行う時期は休眠期である冬は避けて、5〜9月の間にすると良いでしょう。

 

インドボダイジュの増やし方

インドボダイジュは挿し木で増やすことができます。行う時期は育成期の5〜8月の気温の高い時期がおすすめです。

挿し木の方法は、まずコップなどの用器に水を溜めておき、そこにインドボダイジュの木から10〜15cm切り取ったほどの長さに切り取った枝を入れます。

木から切り取った枝は清潔なナイフなどを使って、切り口を斜めにカットすると良いでしょう。

枝を水に浸けている間に挿し木用の鉢と土を用意します。

この時の土はある程度湿らせたものを使用します。

枝を数時間水に浸けたら水気をとって、切り口にメデールなどの発根促進剤を塗ります。

発根促進剤とは、植物の水分補給力、栄養吸収力を向上させて光合成をよりよくする効果のある薬のことで、挿し木する枝の切り口に塗ることで根っこが生えやすくなります。

発根促進剤を塗ったら、用意した鉢植えに割り箸などで穴を開けてそこに枝を挿し込みます。

挿し込みを行う土は育てる時と同様に赤玉土などがおすすめです。

その後は直射日光の当たらない明るい日陰などに置いて、土が乾かないように管理しましょう。

挿し木をして数ヶ月経つと、枝から新しい芽と葉が生えてきて苗木になるので、一回り大きな鉢に植え替えてそのまま育ててきます。

 

インドボダイジュの病気・害虫

風通しの悪い高温乾燥の環境で育てているとハダニやカイガラムシが発生してしまうことがあります。

害虫を発見したらすぐに勢いのある流水や葉水で葉を洗浄するようにしてください。

特にカイガラムシは、植物の養分を吸い取るだけではなく、排泄物ですす病を発症させる可能性もあるので速やかに駆除するようにしましょう。

害虫対策としては、霧吹きなどで葉水を与えると予防になるので定期的に与えることをおすすめします。

また、風通しが悪くならないように定期的に剪定してあげると良いでしょう。

その他にもインドボダイジュは、日照不足になると落葉や徒長、新芽の変形などの成長障害を起こしてしまうことがあるので、特に室内置きする場合には気をつけて育ててください。

 

インドボダイジュの薬用や用途

インドボダイジュは仏教でお釈迦様が悟りを開いた場所にあった木と伝えられており、ムユウジュ・サラソウジュと共に仏教3大聖樹として大切に扱われています。

そのため各地の仏教寺院ではインドボダイジュが多く植えられています。

それだけではなく、インドでは伝統的な治療薬としてインドボダイジュが利用されています。

インドボダイジュの葉は抗炎症剤として、果実は下剤として、樹皮は淋病や潰瘍の治療に効果があるといわれています。

インドボダイジュはこのように仏教でも医療でも重宝されています。

 

インドボダイジュの管理温度

インドボダイジュの生育温度は20〜30度とされており、直射日光さえ避けていれば真夏でも屋外で育てることが可能です。

耐寒温度は0℃なので暖かい地域であれば屋外での冬越しもできます。

ある程度寒くても枯れることはありませんが、葉がかなり落葉してしまうので無傷で冬越しするには10℃以上の気温が必要になります。

なので、冬場は暖かい室内に避難させた方が無難かもしれません。

室内に取り込んだ場合でも日照不足や乾燥などで害虫が発生したり、病気になることもあるので充分に注意しましょう。

夜間に気温の下がる窓辺や、エアコンの風が当たって乾燥するような場所は避けてください。

 

インドボダイジュの種類・品種

インドボダイジュはクワ科のイチジク科に分類される常緑高木で、お釈迦様が悟りを開いた時にあった木としてムユウジュとサラソウジュと共に仏教3大聖樹として各地の仏教寺院に植えられています。

しかし、インドボダイジュは耐寒性が低く、日本の冬場に屋外で育てるのは厳しいため、本種の代用品として葉っぱの形が似ているシナノキ科のボダイジュが採用されています。

そのためそのボダイジュが仏教の「菩提樹」だと誤解されがちですが、インドボダイジュの本種が仏教聖樹の「菩提樹」です。

 

インドボダイジュの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

インドボダイジュの開花時期は6〜7月の間になります。

イチジクの仲間で、果実のような膨らみの花嚢の内側に花が咲くので残念ながら外から花を直接見ることはできません。

花嚢は基本的に緑色をしていますが、先端部分が美しい紫色に色づくこともあります。

また、花が見えなくても枝の先にあるハート型の葉っぱが可愛らしいので室内のインテリアなどにもおすすめです。

 

インドボダイジュのトリビア

インドボダイジュの風水

風水では観葉植物は、悪い気を中和してエネルギーの流れを良くする効果があり生活を豊かにするといわれています。

風水的に観葉植物の葉っぱの形や見た目は重要なポイントです。

インドボダイジュのようなハート型で丸い葉を持つ植物は、気持ちを落ち着かせる効果があるので、リビングや寝室などリラックスする空間に飾るのがおすすめです。

 

インドボダイジュの花言葉

インドボダイジュの花言葉には「夫婦愛・結ばれる愛・情熱の恋」など恋愛や結婚にまつわるものが多くあります。

このことからインドでは、結婚式の後にインドボダイジュの木を植える風習があります。

 

インドボダイジュの由来伝承

インドボダイジュは、お釈迦様が悟りを開いた時に側にあった木として、無憂樹・沙羅双樹とともに三大聖樹として大切にされている歴史ある植物です。

インドでは、風が吹いた時にインドボダイジュの葉が擦れあった音は、インド神話に出てくる精霊ヤクシャと天界の楽師たちが奏でる天楽といわれており神聖なものとして扱われています。

インドの人々はインドボダイジュに敬意を払って接しており、インドボダイジュの木の下で結婚式や裁判、宗教行事を行ってその葉や枝を儀式に用いたりもします。

 

まとめ

くねくねと伸びる茎がエキゾチックな雰囲気を醸し出し、ハート型の可愛らしい葉っぱがとっても個性的なインドボダイジュ。

お釈迦様が悟りを開いた時に側にあった木としても有名で、仏教では神聖な植物として扱われています。

そんなインドボダイジュですが、一般的な観葉植物と同じく育てるのに特別難しい点などはありませんので、自宅でも気軽に楽しむことができます。

あなたも可愛いインドボダイジュを育ててみませんか?

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

『インドボダイジュの育て方』の記事をみんなに紹介してみましょう

観葉植物の新着コラム

観葉植物の新着投稿画像

観葉植物の種類

ミルクブッシュ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。冬場は5℃より下回る場合は室内に入れ、日当... ミルクブッシュの育て方へ

コンシンネ

明るい日陰、または午後は日陰になる場所で育てます。冬場は5℃より下回る場合は室内に入れ、日当たりの良... コンシンネの育て方へ

ココヤシ

一年を通して日当たりの良い場所で育てます。 ココヤシの育て方へ

ミリオンバンブー

明るい日陰、または午後は日陰になる場所で育てます。冬場は5℃より下回る場合は室内に入れ、日当たりの良... ミリオンバンブーの育て方へ

ヘゴ

ヘゴは熱帯から亜熱帯に分布する、根茎が直立する木性シダのことです。茎の先に葉をつけ、 茎の周りはたく... ヘゴの育て方へ

トックリラン

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。 トックリランの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード
無料