モロヘイヤの画像

モロヘイヤの育て方

  • アオイ科
  • コルコルス属

モロヘイヤの基本情報

ジャンル

野菜

形態

一年草

学名

Corchorus olitorius

別名

シマツナソ

原産地

北アフリカ、中近東、インド

モロヘイヤの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

種まき

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

収穫

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モロヘイヤの育て方の画像

モロヘイヤの育て方

モロヘイヤとはシマツナソと呼ばれる植物で、栄養価が非常に高く、

ネバネバ野菜の代表として多くの人に知られているのではないでしょうか。

じつはかなり育てやすい植物なんです。今回はそんなモロヘイヤの育て方をご紹介します。

基礎情報

日当たり

モロヘイヤはとても日当たりのよい場所を好む植物ですが、

夏場の直射日光はよくなく、萎えやすいので当てないようにしましょう。

半日陰でも育ってくれることで有名です。

 

置き場所

置き場所は、日当たりがよく風通しのよい場所にしてあげます。

野菜をお家で収穫するならベランダというイメージがありますが、室内でも育てることは可能です。

ただ、つる性の植物なのでうっとおしいと思う方はベランダがよいかもしれません。

夏野菜なので、夏に向けてのみ栽培するか、寒さには少し弱いので、冬場は室内に取り込めるようにしておきましょう。

 

水やり

モロヘイヤは乾燥に強いのですが、乾燥状態が続くと茎葉が固くなってしまいます。

夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてあげます。

プランターや鉢植えにする場合、夏場はよく乾燥するので、土の乾きに気づいたらこまめにあげてもかまいません。

まずモロヘイヤは夏場しか育てることのできない植物なので、秋ごろにはもう枯れてきます。

寒さにもあまり強くない植物なので、冬場から植えたりして育てることはあまりおすすめできないのですが、

もし冬から植えた場合には夏ほど水やりの必要はありません。

土が乾いていたら水を控えめにあげる程度でよいでしょう。

 

肥料・追肥

モロヘイヤは植え付けの時に土に肥料を混ぜ込んでおきます。

その後の追肥は植え付けから最低20日は経ってからにしましょう。

化成肥料を株の周りに置くか、液体肥料を与えます。

月に1回か2週間に1回の頻度で与えましょう。

肥料が足りていないと葉が固くなるので、葉の様子を見て肥料の頻度は調節してあげてください。

 

用土

用土は市販の培養土か、赤玉土または畑土7・腐葉土3の割合に配合し、石灰や肥料をよく混ぜておきます。

水はけと通気性がよく、水持ちもよい用土であれば一般的な野菜用の用土や他のものでもかまいません。

モロヘイヤは何度も切り戻しをして収穫できる、長期収穫可能な野菜の植物なので、

土作りはしっかり行ってあげると長く楽しめるでしょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

【植え替え】

モロヘイヤは長く栽培できる野菜の植物といっても、5ヵ月ほどのお役目です。

植え替えはめったに必要ないでしょう。

プランターや鉢で育てる際にははじめからある程度大きめのものを使うことをおすすめします。

目安としては、8号以上の鉢で1株、幅60cmのプランターなら2〜3株として栽培しましょう。

植え付け】

植え付けは、苗の本葉が5〜6枚になれば行います。

種から苗を育てたポットほどの深さで土を堀り、植え付ける前に植え付け先に水をたっぷりかけて引くのを待ちます

水がしっかり引いたら、ポットから苗を取り出して、根を崩さないよう浅めに植えます。

植え付けたら周りの土を株に寄せてあげ、軽く押さえて安定させます。

そして苗にまたたっぷりとお水を上げましょう。

【種蒔】

苗を作るために、種を蒔きます。時期は4月〜5月の間にします。

理想的な発芽の温度は25〜28℃といわれていますが、20〜25℃でも5日ほどで発芽してくれます。

地域にもよりますが、最低気温が20℃を切らなくなったら栽培できるでしょう。

種は、一晩水につけておいたものを蒔くと、発芽がしやすくなりますよ

3号ポットに種蒔用の用土を入れて、種を5〜6粒ずつ蒔きます。小さい種なので、隠れる程度のうすさで土を被せてあげましょう。

水をたっぷり与えて発芽を待ちます。

気温が低いとなかなか発芽してくれないので、気になる場合は新聞紙や藁などで覆い、発芽をうながします。

苗は弱く、肥料に負けてしまうので与えなくてよいです。早くて2〜3日ほどで発芽してくれます。

発芽が確認できたら、新聞紙や藁は取りましょう。発芽してもしばらくの間は気温の低下に気をつけます

土が乾いたら水をあげます。午後にあげてしまうと温度の低下をうながしてしまうため、みずやりは午前中や昼間にしましょう。

双葉の芽が出てきて、そこに本葉が出てきたら、間引いて3本立ちにします。

そして、本葉が3~4枚になったら1本立ちにしましょう。草丈が15cmほどになるまでポットで育てます。

育苗がめんどうだという場合は、ホームセンターなどで苗から売られていることもあるので探してみてくださいね。

 

増やし方

植物には一般的に葉挿しや挿し木、株分けといった増やし方があります。

しかしモロヘイヤの増やし方としては、一度栽培したモロヘイヤの莢を残して置いて種を使うことしかできません

9月頃には時期が終わり、だんだん枯れる一方です。

種を取るならそのままモロヘイヤを放置し、花が終わって長細い莢がつくのを待ちます。

さやも茶色く枯れてきたら割れるので、割れる前に取りましょう。ひとつの莢にはなんと約150粒もの種が入っていますよ。

収穫時期の葉と茎は食用として問題なく、収穫してよいのですが、だんだん枯れかけてきた頃の茎は食べないようにしましょう。

そして果実と莢、種にはストロファンチジンという、強心作用のあるステロイド類の猛毒が含まれています

モロヘイヤの種と莢は昔、弓矢の毒として使用されていたほどの毒性です。

最悪の場合、死亡することも報告されていますので、小さいお子様の手の届かない場所に保管・また、決して食べないように気をつけてくださいね。

 

病気・害虫

モロヘイヤは、病気にはかかりにくい植物とされています。ただ、葉を食べてしまう害虫はつきやすいので、注意しましょう。

つきやすいことで有名な害虫はハダニとコガネムシ、バッタやイモムシ類です。

日頃から風通しをよくし、茎葉を減らすことで害虫の温床にならないようにします。

収穫時期には葉をどんどん収穫していきましょう。

 

薬用や用途

厄介な害虫をつきにくいモロヘイヤにする方法として、お酢をうすめたものを霧吹きなどで散布するという方法があります。

お酢を水道水で50〜100倍にうすめるだけです。

正確にはかる必要はありませんが、お酢が濃すぎるとモロヘイヤの葉や茎を傷めてしまい、枯れる可能性があります。

なのでそこだけ注意すれば薬剤より安心できますし、手軽に使えるので嬉しいですよね。

 

利用部分

葉や茎にシュッシュッとかけるだけ!

一度にたくさんかけてびちゃびちゃにするのではなく、こまめにかけて霧吹きしたことが分かる程度がよいです。

害虫がつく前からこのお酢スプレーをすることで、害虫が近寄れないモロヘイヤに育てることも期待できます。

ぜひ試してみてください。

 

管理温度

モロヘイヤの生育適温は20〜30℃とされています。

夏に生育して収穫できる植物なので、それに向けて育てる分には温度はとくに心配しなくてよいでしょう。

ただ、発芽には温度管理も関係してくるため、種蒔の時期は4〜5月の適した時期を逃さないようにしましょう。

 

種類・品種

モロヘイヤはアジアからアフリカ北部の熱帯を原産地とする、暑さと乾燥には比較的強い植物です。

本当の名前は「シマツナソ」と言い、葉はシソのような形をしていますがシソとは違い、

葉を加熱したり刻むとネバネバになります。

ネバネバの正体は「ムチン」という成分で、美容や健康に注目を集めるとっても体によい成分です。

古代エジプトの王様が病気になった時、

このモロヘイヤをスープにして食したところ元気になったという諸説があるほど栄養価が非常に高いことや、

おひたしにもしやすいことから、夏バテ対策として徐々に夏の風物詩になってきています。

食用として

スーパーなどで売られるようになったのもここ最近のため、モロヘイヤにはとくに品種がありません。

出回っているモロヘイヤはすべて同じ品種ということですね。

 

収穫

モロヘイヤの収穫ですが、草丈が40〜50 cmほどに成長したら、収穫できるようになります。

先端の15〜20cmを切り取って、摘芯をします。

摘芯しても外枝から次々と伸びてくるので、また先端から15〜20cmのところまで切り取って、というふうに収穫していきます。

9月頃から葉も固くなり始めてしまうので、早め早めに収穫するようにしましょう。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

モロヘイヤは、黄色の小さな花を咲かせます。春の道端に咲いている可憐な花のようにシンプルな可愛らしい花です。

さまざまな情報が混ざってしまい、花にも毒があるとも言われていますがそれは間違いで、

花が終わった後の種と莢にのみ(莢付近の茎も危険)毒が含まれます。

触った後は手を洗うことと粘膜には付けないこと

そして口に含まなければ問題はないので、それさえ気をつければ楽しくモロヘイヤを育てることができます。

 

トリビア

風水

風水的にモロヘイヤを見た場合、「モロヘイヤ」としては何もないのですが、

植物やグリーンのパワーとしての扱いには分類されます。

 

花言葉

モロヘイヤの花言葉は「体力回復」です。

このひとつしかないのですが、元気が貰えそうなモロヘイヤの黄色い花にピッタリの花言葉ですね。

 

由来伝承

モロヘイヤは、エジプトの王様が病気になった時にモロヘイヤのスープを飲んだら治ったことから

王様の野菜」という意味のアラビア語で「ムルキーヤ」と名付けられたことが語源の由来となっています。

 

まとめ

以上、モロヘイヤの育て方でした。粘り気はありますがサラサラしたネバネバで、

夏バテにも効果的ということで、育てやすいモロヘイヤを家庭栽培として、ぜひ楽しみながら育ててみてくださいね。

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takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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