サボテンの土|用土の種類やおすすめの配合は?白いカビを防ぐには?

ELLY

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公開日:2021.02.09

サボテンの土を用意するときは、サボテンの自生地である砂漠をイメージしてみましょう。砂漠のようなさらさらと水はけのいい土を好むので、一般的な観葉植物の土とは、用土の配合を変える必要があります。

今回は、サボテンの栽培に適した土の配合や、用土の種類などについてご紹介します。

サボテンが好む土とは?

サボテンを育てる土の条件

サボテンを植える際の良い土の条件は4つ。

  • 通気性がいい
  • 排水性がいい
  • ほどよい保水性がある
  • 保肥力(肥料を保持する力)がある
  • 粒が細かく、大きさが均等である

サボテンの土作りのポイント

サボテンにとって「通気性・排水性」が重要なのは、サボテンが自生する砂漠などの乾燥地帯の土壌を考えるとピンとくると思います。砂漠はサラサラで空気をよく通し、さらに水をよく通過させます。

また、「粒が細かく均等」でないと植え替えでグラつくことになります。粒子が太ければ密度が小さく支えられず、均等でなければ粒子が太い側に傾きます。そのため細かく均等であることが求められるのです。

サボテンの土によく使われる用土の種類

赤玉土

赤玉土とは、火山灰土の赤土をふるいにかけて、粒のサイズでわけたものです。サボテンの栽培には小粒が適しています。有機物を含まないので無菌で清潔、カビが発生しにくいです。

鹿沼土

鹿沼土は通気性と保水性が高いのが特徴で、サボテンの土に適していますが、酸性なので使いすぎには注意が必要です。水の乾き具合によって土色が変わるので、水やりのタイミングがわかりやすいメリットもあります。

軽石

軽石とは、多孔質で軽い砂礫のことです。排水性と保水性のバランスを整え、サボテンの土によく使われます。

腐葉土

腐葉土はおもに広葉樹などの葉を腐熟させて堆肥化したものです。通気性、保水性、保肥性に富んでおり、微生物の活性化を促してくれる、改良用土のひとつです。

バーミキュライト

バーミキュライトは、鉱石の蛭石を焼成したものです。無菌で清潔でありながら、保水性と保肥性を向上させてくれる、改良用土のひとつです。

サボテンの土の配合は?

サボテンの土の基本配合

サボテンの土は市販の多肉植物・サボテン用培養土を使ってもいいですが、やはり自分で配合してつくるほうが、微調整がききます。

サボテンの土の配合は、以下の例を参考にしてみてください。

  • 赤玉(小粒)4:鹿沼土2:軽石2:腐葉土2 +緩効性粒状肥料
  • 赤玉(小粒)4:鹿沼土3:腐葉土3 +緩効性粒状肥料

観葉植物の土を使うときの用土配合

わざわざサボテン用の培養土を新たに購入しなくても、観葉植物の土を転用して、サボテンの土として使うことができます。

観葉植物の土を使うときは、さらに軽石か日向土を全体の2〜3割、さらにバーミキュライトを1割足して、排水性が上がるように調整しましょう。

サボテンの土は市販の培養土もおすすめ

自分で多肉植物の土を準備するのが面倒だという方は、市販のサボテン用培養土がおすすめです。サボテンと多肉植物はほとんど同じ土質を好むので、多肉植物用の培養土でも大丈夫です。
たとえば、「evo 多肉植物とサボテンが元気に育つ土」や、「ゴールデン粒状培養土」のサボテン用がおすすめです。

市販のサボテンによくある装飾の土はNG!

お店などのサボテンには、カチカチに固めたうえで着色し、キラキラした土で装飾されたものが散見されます。

あれはサボテンの生育を度外視した装飾で、運びやすさと見た目のみを考えたものです。土が固められているため、もちろん通気性も排水性も最悪。早期に枯れることが多々あります。

もし購入してしまったのであれば、早期にまともな土に植え替えてください。

サボテンの土が白っぽくカビるのはなぜ?

サボテンを育てていると、まれに土の表面に白いカビのようなものが発生します。これは日々の水やりのしすぎや、通気性の悪い環境を原因に発生してしまうものです。

カビが発生してすぐにサボテンが枯れるということはありませんが、できるだけ早めに植え替えをしましょう。その後も同じ管理方法で育てるなら、植え替えるときに、日向土や軽石を足して、通気性をあげるといいです。

サボテンの土は奥が深い!

サボテンも多肉植物と同様、土作りの奥が深く、プロの生産者もあらゆる種類の用土を配合して育てています。

市販の培養土は便利ですが、自分が育てる環境や置き場所に合わせて、排水性をあげるためにプラスで配合したり、調整して使ってみると、よりサボテンが元気に育ちますよ。
サボテンの土|用土の種類やおすすめの配合は?白いカビを防ぐには?

ELLY
旅と緑が大好きなグリーンライター。 旅先では観光より現地の植物を見るのが好き。

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