warning
error
success
information
5月は夏野菜の苗植えや種まきがピークの時期です。一年を通しても植えることができる野菜が多いのも特徴的です。
今回は5月に苗植えや種まきをする、家庭菜園におすすめの野菜をご紹介します。プランター栽培できる野菜も多いので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
小松菜は種まきしてから1ヶ月ほどで収穫できるので、気軽に始められる家庭菜園の野菜として人気です。暑さ・寒さにもつよいので、時期をずらして種まきをすれば、長期間にわたって次々と収穫できます。似ているほうれん草もこの時期おすすめです。
暑さ寒さに強く、生育適温は15~25度で、収穫までが早いので初心者でも失敗が少なく、プランター栽培に向いています。
夏野菜の代表ともいえるきゅうりも家庭菜園にぴったりで、実つきの良さや、病害虫につよい家庭菜園向きの品種がたくさん開発されています。つる性の植物なので、ちょっとしたグリーンカーテンにもなるのでいいですよ。
ベランダ栽培する場合は、土が乾燥しづらいプラスチックの鉢(ポット)がおすすめです。
実の95%が水分なので、夏場は朝・夕2回水をあげてください。
ゴーヤも夏野菜として有名ですよね。栄養価が豊富で夏バテ予防にもぴったりの野菜です。暑さにとても強く、最近では収穫もできるグリーンカーテン用に改良された品種もあるようです。
トウモロコシはほのかな甘みで子供にも大人気ですよね。意外にも種まきしてから2ヶ月弱で収穫できるようになります。背も高く葉が大きくて日陰が作れるので、日陰で育てたい花や野菜の近くで育てるのもおすすめです。
トウモロコシは高温と乾燥と日照を好みます。よく日が差すベランダでしたらプランターやポット栽培もできるでしょう。
実がなったら鳥害対策が必要です。
ピリッとした独特の風味でアクセントになるクレソンは、肉料理の付け合せやサラダにもぴったりですよね。暑さに少し弱いので、室内で育ててみるのがおすすめです。水耕栽培で育てることもできますよ。
セロリはビタミンやミネラルが豊富で、栄養価の高い野菜です。葉物なのですぐ収穫できるかと思いきや、種まきから5〜6ヶ月かかります。きっと少し長く付き合う分、独特の香りと、シャキッとした歯ごたえが、より一段と美味しく感じられますよ。
暑さに弱く、涼しい場所を好みます。ベランダ栽培の場合、直射に気をつけましょう。乾燥を嫌うため水やりをかかさないようにします。
シャキッとおいしいサラダの名脇役の水菜は、癖のないわりに栄養が豊富な京野菜です。ちなみに英語でも「mizuna」と呼ばれる日本特有の菜類なんです。小さなプランターでも栽培できるので、小スペースで家庭菜園をしたい人にもぴったりです。
寒さに強く暑さに弱いですが、比較的育てやすい家庭菜園向きの野菜です。
オクラといえばサラダや天ぷら、煮物など、いろんな料理で使える野菜ですよね。暑さに強く、病害虫にもつよいので家庭菜園ビギナーでも安心です。寒さに少し弱いので5〜6月の寒暖差に注意する必要がありますが、あとは簡単な手入れで収穫できます。
インゲンはつるあり、つるなしなどさまざまな種類があるマメ科インゲン属の野菜です。
家庭菜園、ベランダ菜園で育てる場合、高い支柱を立てる必要があるつるあり種よりも、支柱の必要がないつるなし種のほうが育てやすいでしょう。つるあり種よりも収穫量は少なくなりますが、手軽に栽培できます。
カロテン、ビタミンC、カルシウムなどの栄養価も豊富で、収穫後すぐに塩ゆでで食べるととてもおいしいですよ。
インゲンの種は鳥に食べられることがあるため、不織布で覆うなどの対策と、アブラムシなどの害虫被害に注意しましょう
空芯菜は「エンサイ」「ヨウサイ」「アオガオナ」とも呼ばれるヒルガオ科野菜です。「空心菜」「エンサイ」「アサガオ菜」という名前で種が発売されています。
βカロテン、ビタミンB類、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄などの栄養素を含み、免疫力アップ、老化予防、疲労回復の効果がある野菜といわれています。
病害虫の被害が少なく丈夫な野菜なので、初心者でも育てやすいです。
ポットまき、直まきどちらでもOKです。直まきなら5月以降暖かくなってから行いましょう。種まきから2週間後から追肥。1ヶ月に2回程度、化成肥料を与えてください。
空芯菜の背丈が20cmを超えたら主枝の先端15cmの部分を敵芯し、その後はわき芽を摘んで収穫しましょう。
パクチーはエスニック料理で重宝される独特の香りのセリ科野菜です。
リナロール、ゲラニオールなどの精油成分は胃腸の調子を整える効果があるとされています。βカロテン、ビタミンC、鉄、カルシウム、ミネラルも豊富な栄養価も高い野菜です。
種まき後、50日程度から収穫できます。株ごとの収穫ではなく、大きく育った葉から必要な分をハサミで切り取って収穫してください。
家庭菜園は、育てても楽しい、食べてもおいしい、家計にも優しい!という一石三鳥くらいお得な感じがしますよね。5月はとくに植えることができる野菜が多いのでいろいろな種類を育てることができますよ。
最近ではベランダ菜園用の、小スペースで育てられる品種改良もされているので、ベランダしかスペースがない!という方も、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
七尾びび
GreenSnap編集部