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可愛らしい花とイチゴのような果実が特徴のワイルドストロベリーは、ヨーロッパや北アメリカなどが原産の植物です。西洋の食器などにペイントされているので、知っている方も多いのではないでしょうか。
果実は食べることが出来、葉はハーブティーにもなるので人気がある植物です。ワイルドストロベリーにはいくつもの花言葉があり、さまざまな品種があります。
ワイルドストロベリーの花言葉は、「尊重と愛情」「幸福な家庭」「無邪気」などがあります。尊重と愛情という花言葉は、キリスト教では聖ヨハネと聖母マリアにイチゴが捧げられ、二人のシンボルであることが由来だとされています。
また、ワイルドストロベリーが親株から多くの子づるを伸ばして果実を付け、まるで家族が作られるようであることから名付けられました。
英名のワイルドストロベリーは、野生という意味の「Wild(ワイルド)」と、藁を意味する「straw(ストロー)」、そして小さな果実という意味の「berry(ベリー)」が由来です。「straw」が付いている由来は諸説あり、藁のようにあちこちに散らすという意味や、昔から藁を敷いて栽培していたということにちなみます。
和名は「エゾノヘビイチゴ(蝦夷蛇苺)」と呼ばれ、北海道南部に帰化して山地などの林の縁などに生えていることから名付けられました。
学名は「Fragaria vesca(フラガリア ヴェスカ)」であり、「Fragaria」とはラテン語の「fargare(薫る)」が由来で、「vesca」は「食べられる」という意味です。
ワイルドストロベリーは、ヨーロッパや西アジアなどに分布している多年草植物です。日本では北海道南部に生息し、耐寒性に優れています。開花時期は4月~6月頃と9月~10月頃で、約2cmの白い花を数輪咲かせます。花が咲き始めると、つるが横に伸びていきます。
花が咲いた後はイチゴのような果実が実り、赤く熟すと食べることができます。香りが強く、草丈は15cm~30cm程度です。
ワイルドストロベリーは、大きく育ったものは甘いイチゴのような味がすると言われていますが、ほとんどは薄い味をしているようです。
ワイルドストロベリーは基本的にイチゴと同じように生で食べられます。また、ジャムにしたり、葉を収穫してハーブティーとして楽しむこともできます。
ワイルドストロベリーにはさまざまな品種があり、果実の色や特徴などもそれぞれ異なります。
果実は白色の品種で、つるが伸びてよく増えます。果実が美味しいだけでなく、葉はハーブティーとしても重宝されています。
ワイルドストロベリーの園芸品種であり、つるは伸びない品種です。丈夫で育てやすく、病気にかかりにくい植物です。
ワイルドストロベリーの果実は酸味があり美味しく食べられ、葉はハーブティーとして飲まれています。葉には消炎効果があり、リウマチや関節痛などの痛みを抑制する働きがあります。ただし、生の葉には毒素があるため、必ず乾燥させてからハーブティーに使用しましょう。
どんどん増えるワイルドストロベリーは、グランドカバーなどで楽しめます!白い花と赤い果実がお庭を彩り、全体的に素敵な雰囲気になります!初心者の方でも育てやすい植物なので、ハーブなどにご興味があればぜひご自宅でワイルドストロベリーを育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部