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ユーフォルビアといっても種類がたくさんあります。なじみ深い園芸種のような見た目のものから、トゲがあるものや多肉植物まであります。
このページではユーフォルビアの花言葉をはじめ、特徴や由来などの基本情報をご紹介していきます。これからユーフォルビアを育ててみたい方もぜひご参照ください。
ユーフォルビアの花言葉は、「明るく照らして」、「地味」、「控えめ」です。
ユーフォルビアの別名はトウダイグサです。これは漢字で「燈台草」と書き、見た目が燈台のように見えることからこのような別名がつけられました。これにちなんでユーフォルビアには「明るく照らして」という花言葉がついたのでしょう。
ユーフォルビアはサボテンや多肉系のものもあります。花が退化している種類も少なくはなく、花はあまり目立たないものが多いです。また、花が咲いてもその花弁のように見えるもの正体はホウといい、葉が変形したものです。このことから、「地味」、「控えめ」という花言葉がユーフォルビアにはつけられたと考えられます。
ユーフォルビアは学名「Euphorbia」をそのまま読んだものです。この学名の由来とはなんでしょうか。
こちらはギリシア人医師の名前「Euphorbos」が由となっています。ヌミディア王ユバ2世に仕えた医師の「Euphorbos」(エウポルボス)は、サボテンに似たユーフォルビアが薬になることを発見しました。
紀元前12年にユバ2世は、この植物の名前を医師エウポルボスの名をとって「Euphorbia」と名づけました。その後、植物学者のカール・フォン・リンネが「Euphorbia」を学名として採用したのです。ちなみに、このユバ王は、博物学などに精通していて、芸術や文化の後援者として有名だったそうです。
ユーフォルビアの和名はトウダイグサで、日本ではトウダイグサとして流通することが多いです。こちらはユーフォルビアの形が燈台に見えることが由来です。海辺にある灯台が由来となっているわけではないようです。
ユーフォルビアは条件が良ければ花を咲かせることがあります。花期は4月から7月です。ユーフォルビアは種類が多いため、その品種によって花の色はさまざまです。
ユーフォルビアは2000種類はあるといわれていて、オレンジ、赤、紫、黄色、緑、白などの花を咲かせます。ポインセチアのように見慣れたユーフォルビアもあれば、見た目がサボテンや多肉植物のような特徴的な品種もあります。奇妙な見た目の品種も多く存在します。
またユーフォルビアは、茎をカットすると乳液を出す特徴があります。こちらは有毒物質で、肌に触れるとかぶれることがありますので気をつけましょう。
ここではユーフォルビアの種類についてご紹介します。
冬になると店頭に並ぶポインセチア。クリスマスの定番植物ですよね。こちらはユーフォルビアを代表する植物。大きな花弁のように見えるものは実はホウです。
一見多肉植物のようなユーフォルビア。トゲがあるため、サボテンのように見え、サボテン、多肉植物として販売されています。茎の色が白く、幽霊のようだから、ホワイトゴーストという名前がつけられました。ホワイトゴーストは丈夫なユーフォルビアなため、育てやすくて人気です。
白い花を咲かせるユーフォルビアの一種。こちらは白い花弁に見えますがホウです。白い様子からちなんでダイヤモンドフロストという名前になりました。白く花を咲かせる様子が美しいため非常に人気です。
黄色い花を咲かせるユーフォルビア。ホウも非常に美しく花壇におすすめな種類です。草丈が40センチ前後で育てやすくガーデニングでも人気。
ユーフォルビアは2000種類以上あるといわれています。入りやすいのはクリスマスシーズンに人気のポインセチアです。ポインセチアなら一度はみなさん見たことがあるはずですよね。
しかし、ユーフォルビアには多肉系のものなど変わったものが多く存在します。トゲのあるものもあるため、奇妙な見た目の植物が好きな方にも選ばれています。自分好みのユーフォルビアをぜひ見つけてみませんか。種類によって育て方や花も違っているのでぜひチェックしてみましょう。
GreenSnap編集部