トックリランの画像

トックリランの育て方

  • キジカクシ科
  • トックリラン属

トックリランの基本情報

ジャンル

観葉植物

形態

多年草

学名

Nolina recurvata

別名

ノリナ,ポニーテール

原産地

メキシコ

トックリランの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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トックリランの育て方の画像

トックリランの育て方

トックリランは、高温で乾燥する時期に、葉の裏側に赤い小さなハダニという虫が付きやすく、植物の汁を吸われてしまって、株が傷んでしまうことがあります。

発見次第、薬剤を散布するか、あるいは湿らせたティッシュなどを使ってこすり落とすようにしましょう。

ハダニは水分が苦手ですので、水やりの際には、根だけでなく、

葉や幹部分にも水をかけて適度に湿らせてあげる事が予防策となります。

トックリランでよく知られている病気には、炭そ病や根腐病があります。

炭素病は春〜秋頃に葉の部分に発生しますので、早めの防除が必要です。

根腐病は、水はけの悪い土に植えてしまうと発生しやすいです。トックリランは、冬は生育が鈍る時期となります。

この時期は、根からの水分の吸水量だけでなく、蒸発量も減るようになります。

ですので冬の水やりについては、土の表面が白く乾いてからさらに3〜4日程度待ってから水やりを行うのでOKです。

とにかく乾燥気味に管理をする事がポイントとなります。

冬の時期に水をやり過ぎてしまうと、根腐れを起こしやすくなりダメになってしまいますのでくれぐれも注意をするようにしましょう。

特に真冬になると、室内は暖房によって空気も乾燥しがちになる為、

日中の暖かい時間帯を選んで、霧吹きを使って葉にも水をかけてあげるようにし、

湿度を保ってあげるようにして管理すると良いでしょう。

これを「葉水」と言います。

トックリランは、メキシコ原産のキジカクシ科(リュウゼツラン科)のトックリラン属(ノリナ属)に分類される常緑の高木ですが、

日本では観葉植物として鉢植えで栽培できるサイズで販売されている事が殆どです。

育て方について次から詳しく見ていきましょう。

トックリランの基礎情報

トックリランの日当たり

トックリランは、お日様の光が大好きです。

その為、一年を通じて日光にはよく当ててあげる必要があります。

日当たりの悪い場所で育ててしまうと、葉色が悪くなったり、葉がひょろひょろと徒長してしまったりします。

またトックリランの特徴とも言える株元(幹の基部)があまり膨らまなかったりしますので、注意するようにして下さい。

日光を十分に浴びさせてあげるようにすれば、すくすくと元気に生長をしてくれる強くて丈夫な植物です。

しかしトックリ産は耐陰性も持っていますので、戸外だけではなく室内で育てる事もできます。

しかし、まだ若い苗だと、日光に良く当ててあげるようにしないと、

特徴ともなっている基部が綺麗に膨らみませんので注意が必要です。

 

トックリランの置き場所

トックリランは、日光を好む性質を持っていますので、日向になる場所に置いて育ててあげるのが一番良いです。

ですので、戸外での栽培に適していますが、耐陰性も兼ね備えている為、室内に置いて育てる事も可能です。

しかしここで注意点があります。耐陰性はあるとはいっても、

室内の日が全く当たらないような暗い場所に長期間置いてしまうと、明るい方向へ向かって幹が曲がっていってしまいます。

そうなるとバランスの悪いちょっと不格好な姿になる為、

室内の明るい日の当たる場所に置いてあげるようにし、

定期的に鉢の向きを変えてあげてトックリランに均等に日光が当たるようにしてあげましょう。

この作業の事を「鉢回し」と言います。

しかし意図的に趣を持たせる為に、幹を曲げたいという方はこの限りではありません。

立地などの関係で、室内に明るい日陰しかない場合には、時々は日光浴をさせてあげるようにして下さい。

またトックリランは、暑さには強い性質を持っていますが、耐寒性に関してはやや低い性質があります。

3℃くらいの気温であれば枯れる事はありませんが、

雪や霜、乾いた寒風に当たってしまうと、葉が傷む原因となる為、冬の寒い時期は室内へ移動させて、

窓際などの日光が良く当たるような場所に置いて管理をするようにしてあげて下さい。

庭に地植えしてしまうと、室内へ移動させる事が難しいので、鉢植えで育てる事がおすすめです。

 

 

トックリランの水やり

トックリランは、原産地がメキシコの乾燥地帯である事からもわかるように、乾燥にはとても強い性質を元々持っています。

また幹の株元が膨らんでいて、そこに水分を溜め込める機能も持っています。

その為、乾燥した環境を好みますので、あまり水を与え過ぎないようにする事がポイントとなります。

しかしトックリランの生育期というのは、4〜10月頃までとなっているので、夏の時期も生育期となります。

ですから夏場の水やりは、土の表面が白く乾いていたら十分に与えてあげるようにして下さい。

水やりをする時には、鉢底の穴から水がしみ出してくるくらいまで与えるようにします。

しかし多湿には弱い為、水のやり過ぎにはくれぐれも注意をするようにしましょう。

またトックリランは、基部が太い為、普通の植物のようには鉢土が見えにくいのですが、

鉢の縁に沿って丁寧にまんべんなく与えるようにするのも育てるポイントです。

 

 

トックリランは、冬は生育が鈍る時期となります。この時期は、根からの水分の吸水量だけでなく、蒸発量も減るようになります。ですので冬の水やりについては、土の表面が白く乾いてからさらに3〜4日程度待ってから水やりを行うのでOKです。とにかく乾燥気味に管理をする事がポイントとなります。冬の時期に水をやり過ぎてしまうと、根腐れを起こしやすくなりダメになってしまいますのでくれぐれも注意をするようにしましょう。特に真冬になると、室内は暖房によって空気も乾燥しがちになる為、日中の暖かい時間帯を選んで、霧吹きを使って葉にも水をかけてあげるようにし、湿度を保ってあげるようにして管理すると良いでしょう。これを「葉水」と言います。

 

 

トックリランの肥料・追肥

トックリランの肥料についてですが、肥料を全く与えなくても育てる事はできますが、

生育期間である5〜10月頃は、やはり少量の肥料は与えてあげるようにすると元気に育ってくれるのでおすすめです。

4〜10月に、月に2〜3回程度を目安として、液体肥料を施すようにすると良いでしょう。

もしくは遅効性の肥料でも大丈夫です。その後の追肥などは特に不要です。

多肥にならないようにするのが、トックリランへの肥料ではポイントとなりますので覚えておくようにして下さい。

 

 

トックリランの用土

トックリランは、多湿や水はけの悪い環境は苦手です。

その為、水はけが良い土が適しています。

自分でイチから作る倍には、「赤玉土5:川砂3:腐葉土2」の割合で配合して作った土がおすすめです。

初心者など、自作するのが面倒で難しいというような場合には、園芸店などで売られている「観葉植物の土」を使ってください。

なかなか水はけが良いので、利用すると楽で簡単です。

市販の土を使う場合には、パーライトを1割程度混ぜ込んだ方が良いでしょう。

パーライトというのは、高温で鉱物を熱する事により発泡させた白色の粒上の土の事です。

主に培養土や土壌改良材の原料として広く利用されているものです。

表面に細かい穴があいているのが特徴で、これにより軽くて空気を沢山含める機能があります。

赤玉土との相性が良い事でも知られています。

大きく育てたいなどで庭に地植えをする場合には、植え付けを行う約1周間前には土を耕して、

庭土の中に腐葉土と川砂を2〜3割り程度混ぜ込んで馴染ませておくようにして下さい。

 

 

トックリランの植え替え・植え付け・種蒔

トックリランには、花が咲きます。

花が咲いた後には種ができますので、それを採取しておき種蒔をしてイチから育てる事が可能です。

種蒔におすすめな時期としては、5〜9月頃までとなっています。

種蒔の方法ですが、まず育苗ポットの中に、赤玉土(小粒)を入れます。

次に、種を植えてからそこに1cm程度の土を被せます。

土の乾燥を防ぐ為に、水やりを行いながら管理をします。

約1ヶ月くらいで発芽しだしますので、根が十分に生えてきたら鉢に植え替えるようにします。

トックリランの植え替えについては、鉢の底部から根っこがのぞいて見える状態になってきたら、

鉢の中で根が一杯いっぱいになってしまった証拠です。

そのままの状態で放っておくと葉が枯れ落ちてどんどん少なくなってしまいます。

それだけではなく生育自体も悪くなって衰えてしまう為、植え替えを行う必要があります。

植え替えに最適な時期としては、5〜7月頃となります。

方法としては、鉢から丁寧に抜いた株の周りにある土を一回りほどでいいので軽く落とします。

その後、今よりも一回り大きなサイズの鉢の中に、新しい用土を使用して植え替えを行います。

寒い時期の植え替えは避けるようにしましょう。

また植え替えの頻度については、生育具合に応じて2年に1回を目安にすると良いです。

苗から植え付ける場合には、5〜9月頃が適期となります。

元々トックリランというのは、大きくなる高木です。

その為、庭に地植えすると1m以上にもなる事があり、植え替えするのも大変ですので鉢に植え付ける方が一般的です。

方法は、苗よりも1〜2回り程度大きなサイズの鉢を用意します。

次に苗の根の周りにある土を1/3 程度落とします。

その後で植え付けます。

もし庭に地植えで植え付けたいという方は、日当たりが良い場所を選んで植え付けて下さい。

戸外の場合には、耐寒性がやや弱い為、株元部分を腐葉土や寒冷紗などで覆ってあげて、

防寒対策を施してあげるようにすると良いです。

 

 

トックリランの増やし方

トックリランの増やし方には2つ方法があります。

まず種蒔による方法です。

しかしトックリランの種というのはあまり市販されていないので、

種蒔で増やすには、自分で育てて花が咲いた後に種を採取するか、

インターネットで種を販売しているところを探して手に入れる必要があります。

もし種を入手できた場合には、5〜9月頃の高温期である適期に行うようにしましょう。

発芽するまでは決して乾燥させないように注意して管理すると、約1ヶ月程度で発芽してきます。

発芽した後は、鉢に移植をし、日光に良く当ててあげて育ててあげましょう。

日光不足になると基部がうまく膨らみませんので注意するようにして下さい。

種蒔には、水はけが良い赤玉土がおすすめです。

もう一つは、挿し木による方法があります。

挿し木を行うのにおすすめなのは5〜8月頃となります。

下葉がなくなっていて伸びすぎてしまった茎を利用するのがおすすめです。

やり方は、基部のトックリの上部にある茎を、親株が再生した際に、葉を茂らせたいという部分まで残して丁寧にカットします。

挿し木には、カットした茎の上部を挿し穂として使用します。

鹿沼土もしくは赤玉土などのさし床に、さし穂がふらふらしないようにします。

約2ヶ月程度で根が出てきますので、そうなったら鉢に植え付けるようにしましょう。

しかし挿し木の場合には、発根がしにくく基部が膨らまないという特徴がありますので、

種から増やすやり方の方が良いとは思います。

 

 

トックリランの病気・害虫

トックリランは、高温で乾燥する時期に、葉の裏側に赤い小さなハダニという虫が付きやすく、

植物の汁を吸われてしまって、株が傷んでしまうことがあります。

発見次第、薬剤を散布するか、あるいは湿らせたティッシュなどを使ってこすり落とすようにしましょう。

ハダニは水分が苦手ですので、水やりの際には、根だけでなく、

葉や幹部分にも水をかけて適度に湿らせてあげる事が予防策となります。

トックリランでよく知られている病気には、炭そ病や根腐病があります。

炭素病は春〜秋頃に葉の部分に発生しますので、早めの防除が必要です。

根腐病は、水はけの悪い土に植えてしまうと発生しやすいです。

 

 

トックリランの管理温度

トックリランは、耐寒性はやや低いので、3℃以上の環境で管理した方が良いです。

乾燥には強い為、水やりは控えめを意識しましょう。また日光に十分に当てないと、基部が膨らまないので注意するようにして下さい。

 

トックリランの種類・品種

トックリランには、いくつか種類があります。

葉が長く伸びるノリナ・グアテマレンシス、葉が長くて垂れ下がるノリナ・ロンギフォリア、葉の短いノリナ・ストリクタなどです。

 

 

トックリランの花の形態(どんな花を咲かせるのか)

トックリランの花は、数十年に一回程度、先端部分に白い花が小さくまとまって咲きます。

 

 

トックリランのトリビア

トックリランの花言葉

トックリランの花言葉は、「多くの才能」です。

 

 

トックリランの由来伝承

トックリランの名前の由来は、幹の基部が、まるで徳利のような形で膨らんでいる事から名付けられました。

この和名は日本人によるものです。

また葉っぱが馬の尻尾のように長く垂れ下がっている事から、別名は「ポニーテール」となっています。

その他にも「ノリナ」とも呼ばれる事があります。

 

まとめ

今回は、乾燥や暑さに強く、育てやすいトックリランの育て方についてご紹介してきました。

繊細で涼しげな印象の葉と、株元の膨らみのコントラストがユニークです。

室内のインテリアとしてもオシャレな雰囲気を作ってくれますのでおすすめです。

庭に地植えして大きく育ててみても楽しいかもしれません。

 

 

※トップ画像はPhoto by -mai-さん@GreenSnap

松本光男

松本光男

旅行と食べることが好きです。カフェめぐりや雑貨屋巡りも趣味です。 勉強しながら執筆させていただきます。幅広い内容を発信していきまたいと思います。

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