パキフィツムの仲間は、メキシコ高原を中心に分布しています。プックリとした肉厚な葉をもつものが多く、「星美人(Pachyphytum oviferum)」は、青みがかった葉に白い粉を帯びていて、秋になるとほんのりピンク色に紅葉します。肉厚な葉をもち、縦に伸びて成長する種類は、上部の重みで茎が折れやすくなるので、成長点をカットしてわき芽を出させ、低く仕立てるほうがよいでしょう。カットしたものをさし芽するときは、切り口をしっかりと乾かしたほうが発根しやすくなります。また、大型に育つ種類は、肥料を少なくし、乾かし気味に管理すると、葉が短くプックリとした姿に仕立てられます。白い粉があるものは、長雨に当てると葉が汚れるので注意します。
一般的に丈夫でふやしやすく、葉ざしも簡単です。日当たりが悪いと節間が伸びやすくなるので、できるだけ日当たりと風通しのよい場所で育てます。梅雨どきや高温多湿の時期は、葉に水分をため込みすぎて葉割れを起こすので、乾かし気味に管理します。
コンパクトツム
2022.5.24
アップル美人
2022.5.24
月下美人
月花美人
見返り美人
月花美人 P. 'Gekkabijin' の斑入りタイプ。漢字表記は「月下」に押され気味で、往年のビッグスター「月下美人 E. oxypetalum」様とは区別したいのかなーと思っていたけどやっぱり難しいのかなーと言う余談。
写真は2022.5.24
桃美人
2022.5.24
星美人
月美人
ベンケイソウ科・パキフィツム属の『星美人』は、薄い青緑色の綺麗なカラーをしており、葉先が少しピンクがかっています。
まん丸な葉肉がキュートな多肉植物です。葉の表面は白い粉がかかっています。
写真は2022.5.26
2022.5.26
こちらは月美人として購入した物
ヒアリウム
2022.5.24
パキベリア属
ピーチプライド
2022.5.24
パキベリア属
レズリー
赤く紅葉ふるブルーグレイのロゼットがポコポコと群生。パキベリアではないかという説が有力。
写真は2022.5.24
エレガンスブルー
エレガンスのバリエーションのようなネーミングですがフォルムはパキベリアだよねと改まりベルブルーP.'Belle Blue'と命名された模様。
写真は2022.5.24
シャイデッケリ
立田
Pachyphytum bracteosum✖️E.secunda
作出者:不明
以前はエケベリアに分類させていた。写真の苗は7cmのロゼット。松沢進之介によって、明治末年にはすでに日本に輸入されていた品種。
写真は2022.4.24
フーケリー
群雀
丸くてぷっくりとした葉っぱが、なんともかわいいパキフィツム属のフーケリー。今年の秋に購入した、最後の多肉植物です。パキフィツムという仲間のフーケリーは、土の上にひょっこり顔を出して、玉のような葉っぱがぷくぷく集まったような姿をしています。
写真は2022.5.26