都祁山は奈良県の都祁吐山町にある標高631mの低山です。近くの吐山にはスズラン群生地があり、都祁山も、沢山の山野草が生えています。
ヤマツツジ
ツツジ科の落葉低木
淡い赤色が目をひきます。
ギンリョウソウ
ツツジ科の多年草
寄生植物で葉緑体がありません。笹が茂り、数が減っています。
ウラシマソウ
サトイモ科の多年草
都祁山に生えるウラシマソウはどれも大きいです。
カキドオシ
シソ科の多年草
薄紫の花も丸い葉も可愛いです。
ナガバノタチツボスミレ
スミレ科の多年草
赤い斑が特徴の葉が細長いタチツボスミレです。全体的にタチツボスミレより大きいです。
ショウジョウバカマ
ユリ科の多年草
少し湿った所に生える山野草です。花が終わり花弁の色が抜けた姿も綺麗です。
ヤマルリソウ
ムラサキ科の多年草
花は咲き始めは濃い青色で、枯れていくにつれ花の色がピンク色になっていきます、
オオバタネツケバナ
アブラナ科の多年草
もちろん葉も大きいですが、花や実もタネツケバナよりはるかに大きいです。
ツボスミレ
スミレ科の多年草
スミレの中でもかなり小さい花です。
ホウチャクソウ
ユリ科の多年草
ホウチャクソウにはナルコユリやホタルブクロ等、吊り鐘状の花が沢山咲きます。
ツクバネウツギ
スイカズラ科の落葉低木
園芸種のアベリアと同じ仲間です。ツクバネウツギの実も花のような形をしているようですが、実がなる秋は、スズメバチが大量にいるので近づく事が出来ません。
クサイチゴ
バラ科の落葉低木
都祁山のクサイチゴはあまり大きくなりません。実は食べることができます。
キランソウ
シソ科の多年草
どんな病気にもきく万能の薬になると言われているので、医者殺しとも言われています。
シソバタツナミソウ
シソ科の多年草
よく増える山野草です。タツナミソウよりごつごつしていて、葉に赤い斑が入っているのが特徴です。
キリ
キリ科の落葉高木
斜面に生えていたので近くから花を見ることが出来ました。ノウゼンカズラの花に似ています。
ムロウマムシグサ
サトイモ科の多年草
付属体の先に緑色の玉があるのが特徴です。今までアオマムシグサとして撮ってきた写真のほとんどがムロウマムシグサでした。
シュンラン
ラン科の多年草
草刈りがされていて刈られた花が多かったです。都祁山のシュンランは遅く咲きます。
ハナイカダ
ハナイカダ科の落葉低木
今年初めて都祁山で見つけた花です。花が葉の上にあるので付けられた名前です。花がある所までは中心の葉脈が太くなっています。
チゴユリ
ユリ科の多年草
ユリの名前が付きますが、ユリのように根が鱗茎ではありません。今年は花付きが悪く、沢山あるのに花があまり咲いていませんでした。
ギンラン
ラン科の多年草
花は仲間のキンランのように開きません。
二株あり、小さい二株は花が咲いていましたが、去年まであった大株がなくなっていました。