寄せ植えと言えば鉢植えが多いですが、蘭も寄せ植えができて激アツなので、そのご紹介を致します。
まずは完成品
今回はこんな感じのコルクに自分の好きな蘭をこれでもかと付けまくる「蘭の寄せ植え」の作成過程をレポートします。
産地は一切無視して自分の琴線に触れたものだけを付けます。
趣味丸出し、これを見せれば自分の性癖を大声で叫んだも同じという名刺代わりの作品を作ります。
実際の作業
今回はこのコルクに蘭を着けます。
トップ画像の流木とは比べ物にならない位デカイです。
まずはコルクに着ける予定の蘭を心の赴くままに乗っけて全体のバランスを見ます。
予定では水やりは週3回、最低気温が15℃を目安に室内・室外管理を切り替えます。
なので同じような管理方法で問題なさそうなメンツで揃えます。
成長したときの事を考え位置を微調整。
垂れ下がるのか、登って行くのか。はたまた広がるだけなのか。
蘭を固定する為のアルミ線を通す穴を開けました。
アルミ線はΦ1㎜のものを使用します。
まずはシレリアナの子株。
購入時に付いていた水ゴケは全て外し、新しい水ゴケを巻きます。
コルクと子株の間にはクッション代わりに水ゴケを敷きます。
水ゴケを上から巻き、更にアルミ線で固定します。
アルミ線の固定は、強度的には1ヶ所でも全く問題無いのですが、水ゴケを押さえたいので3ヶ所巻いています。
裏から見るとこんな感じ。アルミ線なので手で捩って止めています。
アルミ線の余りが結構有りますが後でまとめて切るのでごもっともこのまま放置します。
同様にどんどん付けていきます。
表から見て「カッコいいな~」と思えるような向きにします。
取り敢えず全てを付け終わりました。
明るいところでで見るとこんな感じです。
ここで全体のバランスを見て微調整をします。
・・・。
ウソです。
この状態になってからの調整はほぼ不可能なので、アルミ線を捩る前に位置の調整を行わなければいけません。
お気をつけを。
裏側はこんな感じ。
アルミ線が色んな所からと飛び出しています。
このままだと突き刺さったりして危ないので、表側の様子を見ながら増し締めして、余分な部分をカットします。
カット後。
カットしたあとはコルクに沿って寝かせます。
最後にぶら下げる用の輪を付けて完成です。
ぶら下げの輪は力がかかるのでステンレス素材を使用しています。
アレンジ
「好きな蘭を何でも」なのですが最低限管理方法が同じもので揃えた方が無難です。
乾湿の好みは水ゴケの多少で調整します。
管理方法がほぼ同じであれば蘭だけでなくティランジアやネオレゲリア、シダ等も寄せ植えが可能です。
こちらは蘭とティランジア、ホヤ、コケを着けています。
ちなみにこの寄せ植えは作ってから約2年が経過し、どの株も順調に成長しています。
皆さんも是非、コルクで寄せ植えにチャレンジしてみて下さい。
私も胡蝶蘭を一つコルクにつけて、ウスネオイデスを下げてますが、213さんみたいに綺麗にできるように頑張ります😅