独特な形と生態を持つドリナリアなる植物のまとめをしていきます。
ドリナリア クエルシフォリア飼育日記
何となく存在を知った植物とふとた立ち寄った園芸店で劇的な出会いで連れて帰りました。
劇的な出会いで連れて帰ったのは良いが…肝心の飼育方法がイマイチわからない状態でした。色々調べるが種類は出てくるが肝心な所はイマイチわからない。
ビカクシダですら…未だにハッキリとしていない気がする(汗
こうなったら自分で確立するしか無いと思い立ちました。
自生地に知人は居ないか…手っ取り早く
ポッちっとして送られて来た個体の成育環境の判断等々…当初調べて入った情報では…数日おきに霧吹き程度での保水とあったので試したが…みるみる茎根が細く成って行きます。
オーストラリアの知り合いから情報を得ましたが、種類が違う…でもワイルド個体は結構乾燥していそうな環境…ただし生きている木に着生していますし湿度も違うかも…コルクに着生させた隙間に水苔を詰め込み保湿性を確保しての仕切り直し。
園芸種を偶然に入手…結構な湿度の管理状態なので湿度多い目での飼育維持。
気温が下がり始めた11月頃でも2日に一度は保水を行う末端部分は駄目な感じでは有るが本体は問題無し…状況維持で3月大きく状態は崩れなかったので…少量のマグアンプを保水葉にいれ気温の上昇を待ちました。
マグアンプが効いたか胞子葉の展開が確認出来ます。通年光はアクアリュウム用の物と朝日がカーテン越しで差す環境LEDは14時間照射
さ3月からは毎日ミストで保水し滴る位に与えて維持、三週毎にメネデール、ハイポネックス、リキダスのローテーションで添加剤を与えます。
同種の植物を調べると…やっぱり多湿。
順調に胞子葉は出てくるが保水葉の展開が無いまま本体は維持状態。気温の下がり始めたので保水の間隔を置いての維持添加剤も中止し気温の上昇を待つ…
ちなみに室温は冬場で最低15℃前後での加温無しで問題はありませんでした。
3月から保水の間隔を毎日にして様子を見ると保水葉が動き出しました。保水葉の出る予兆も何となく解ったかも…気温の上昇と共に一気に成長が加速し今期は茎根と保水葉の成長が著しく活発です。
胞子も一度採れたので一度目は胞子嚢ごとの散布培養に着手しました。
実際に維持した記録です。
これからは、胞子培養も行い胞子からの飼育方法を記録していきます。