ヒャクニチソウの画像

ヒャクニチソウの育て方

  • キク科
  • ジニア属

ヒャクニチソウの基本情報

ジャンル

草花

形態

一年草

学名

Zinnia elegans

別名

ジニア

原産地

メキシコ

ヒャクニチソウの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

弱い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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肥料

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開花

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ヒャクニチソウの育て方の画像

ヒャクニチソウの育て方

百日祝い(お食い初め)は赤ちゃんが生まれてから百日前後で行われるめでたい伝統儀式です。

生まれたばかりの赤ちゃんにとって、百日間はとても長いことでしょう。そんな長い期間花が咲き続ける花があるんです。

ヒャクニチソウを知って育ててみましょう。

基礎情報

日当たり

ヒャクニチソウは日当たりが良いことを好みます。日光不足になると、途端に花つきが悪くなって生育が悪くなります。

直射日光に強い性質があるので、できるかぎり外で育てることをおすすめします。

長く花を楽しむために、日当たりには注意しましょう。

 

置き場所

日当たりがよく風通しのよい場所が最適です。直射日光にも平気なので、日当たりの良い屋外で管理しましょう。

梅雨の時期はあまり雨に当たらせないほうがいいので、鉢植えなら軒下やベランダなど雨風が入らない場所に移動させましょう。

特にヒャクニチソウのエレガンスという品種は、長雨に当たると病気に罹りやすくなります。

そのため、地植えなどの場合はマルチングを行うと良いでしょう。

 

水やり

水をとても好みます。水切れしないためによくよく注意が必要です。特に夏は蒸発がはやいので、水切れが起こりやすくなります。

水切れになると、葉っぱがしおれて花も小さくなります。鉢植え、庭植えともに水はたっぷりあげて、乾燥しないようにしましょう。

朝夕2回あげる間隔ですが、その日の土の乾き具合によって調節すると良いです。

全体的に水をかけるよりも株元に水をやる感じの丁寧な水やりだと、土が跳ねないので病気の予防にもなります。

また降雨の泥跳ねで土中の細菌が飛び散ると病気にもなりやすいので、予防をかねて庭植えは、腐葉土を株元に敷くマルチングをしておきます。

夏と同じく乾燥させないようにします。耐寒性はないため寒さには弱くなります。

 

肥料・追肥

植え付けの際に元肥として、緩効性の肥料を混ぜておくといいでしょう。

1週間から10日に1回の頻度で、液体肥料を与えます。

開花期間が長いため、花を長いこと咲かせるためにも肥料はできるだけ切れないように追肥しましょう。

本葉が5枚ほどになり、苗がある程度育ってきたら肥料を与え始める頃合いになります。

 

用土

用土は水はけのよいものを選びます。水切れさせないために通気性と保水力のある土がよいでしょう。

一般の草花培養土でもいいですし、赤玉土と腐葉土7:3の割合で配合しても良いです。

おすすめとしては草花培養土に腐葉土と牛糞の堆肥を混ぜ込んでおけば、有機物の多い肥沃な用土になるため、鉢植えで育てやすくなるでしょう。

またヒャクニチソウはアルカリ性寄りの土を好むので、植え付ける2週間前には苦土石灰を散布し、土を中和しておくといいでしょう。

日本の土は弱酸性寄りになります。そのため土壌づくりをしっかりしておくと、丈夫な株に育ちます。

 

植え替え・植え付け・種蒔

ヒャクニチソウは一年草なので植え替える必要はありません。

花後に枯れてしまいます。植え付けは気温が温かくなった5月から7月上旬ごろまでに行います。

また秋であれば9月の中頃から下旬がよいでしょう。

植え付ける時に土をやや高く盛り上げてから植え付けると、水はけがよくなります。

種まきは4月から5月の間が適期になります。

 

増やし方

種まきで増やしていきます。発芽温度は20度以上の温かい時期を好むので、4月以降が適期になります。

鉢植えなら、セルトレーや播種箱に撒いてから育てると育てやすくなります。

まず清潔な土に種を撒き、種が隠れる5ミリほど覆土します。

その後はたっぷりと水を与えて乾燥させないようにさせ、日当たりのよい暖かい場所で管理すると発芽してきます。

本葉が2、3枚になったら肥えた土を入れて小鉢に植え替えます。

庭植えなら株間を30cmほど空けて植え付けるとよいでしょう。小さな種なので、2粒ずつ撒けばよいです。

 

病気・害虫

病気はうどんこ病や斑点細菌病、灰色かび病などにかかりやすいです。

マルチングをしておかないと、雨で跳ねた泥の中にいる細菌がヒャクニチソウにつき、そこから発病する確率が高くなります。

予防しておけば発症率は下がるので、水やりの仕方や雨には気をつけましょう。病気に侵された株は早めに処分します。

また風通しをよくして、株の蒸れを防ぐと病気にかかりにくくなります。

ヒャクニチソウの中でも、リネアリス(ホソバヒャクニチソウ)とよばれる系統はうどんこ病の耐性があるためかかりにくいです。

害虫は高温期に多いアブラムシやハダニになります。殺虫剤を散布して駆除しましょう。

 

管理温度

生育、発芽温度ともに20度から25度と高温なので暑さには強いですが、過湿や蒸れなど弱く風通しをよくして育てます。

寒さにも強いので、比較的霜が降りてくる手前の時期まで花を楽しめます。

 

種類・品種

ヒャクニチソウは学名で「ジニア」と呼ばれ、流通名もジニアで販売されていることが多いです。

種類としてはメジャーな「ジニア・エレガンス」があります。

産地はメキシコを中心とした地域で、野生種は一重咲きですが、園芸種用に八重咲きタイプが改良されてから人気がでました。

江戸時代末期に入ってくると、おもに仏花として使用されていましたが、いまでは様々な種類があるため花壇に彩りを加えてくれます。

ジニア・リネアリス」はアンスグティフォリアと呼ばれ、プロフィージョンという品種とともに色鮮やかな品種になります。

特にプロフィージョンはエレガンスとリネアリスをかけあわせたもので、病害虫に強く花色が豊富で人気のあるものです。

ほかに「ジニア・ドリームランド」や「ペルシャンカーペット」など、変わった名前の品種もあります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

カラーバリエーションに富んでいるので、寄せ植えにも最適です。

八重咲きや絞り咲きで多様な花姿です。開花期間はおよそ5月から11月までと長い間楽しむことができます。

そのため手入れのコツとして、咲き終わった花がらはその都度摘んでいくといいでしょう。

切り戻しとして花の盛りが過ぎてから、茎を上から数節下で短く切り詰めると、横から新しい芽が生えてきます。

リネアリスとプロフィージョンは花がら摘みを行う必要はなく、切り戻すことで再び花を咲かせます。

小さな手入れを心がけることで、より長く花が咲き続けますよ。

 

トリビア

花言葉

昔を懐かしむ意味が多く込められています。

ヒャクニチソウは「不在の友を思う」や「遠い友を思う」、「いつまでも変わらぬ心」や「絆」といった、友人や旧友に送りたい言葉が数多くあります。

不在の友とは、すでに亡くなっている亡友にも使えるので、献花として手向けられる花でもありますね。

またいつまでも変わらない心や絆は、旧友との再会を祝して贈る花にぴったりでしょう。

他に変わった「注意を怠るな」という意味もあるそうです。

これはヒャクニチソウが長い間開花することから、時間の経過とともに注意が薄れていくことを戒めるためかもしれません。

同窓会などでこの花を飾っておくと、昔懐かしい思い出が蘇ってくることでしょう。

 

由来伝承

その名の通り、長い期間花が咲き続けることから和名がつきました。

ヒャクニチソウは一般的な呼び名ですが、江戸時代には「長久草」や「浦島草」と言われていたこともあります。

またアメリカでは若さと老年という意味をこめ、ヒャクニチソウは「Youth-and-old-age」と呼ばれています。

流通名として呼ばれるジニアはヨハンゴットフリート・ジンと呼ばれるドイツの著名な植物学者を記念してつけられたそうです。

時間の流れを感じさせる花になりますね。

 

まとめ

長い期間花を楽しめることから人気のあるヒャクニチソウの育て方を紹介しました。

過湿や蒸れに気を付けることで病気の発症を抑えられるので、初心者の方でも育てやすくなります。

園芸入門者の方には、ヒャクニチソウで長く開花させたという自信をつけてもらい、ぜひ他にもトライしようと熱意に変えて園芸を楽しんでください。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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