6年間徒長させてしまったモンステラ(推定アダンソニー)を、自生デリシオーサのごとく巨大化させる胸わくわくの愛がギッシリな夢と浪漫のアドベンチャーです
ことの始まり
かつて引越しを機に購入したモンステラ。
一株のみの鉢植えで、あまり覚えていないのですが、妻曰わく「1000円くらい」「切れ込みはあった」とのこと。
当時の写真、なんとか探してみます。
当時はあまり育て方を調べることもなく、「屋内でも育つ」「日陰に強い」などのキーワードだけを信じ切ってリビングの中程の場所に置きました。
真っ暗というわけではありませんが、太陽光がまともに届く場所ではなく、主に光と言えば夜の蛍光灯のみ、という環境です。
さて、新しい葉は出るものの切れ目が入ることはなく、その都度古い葉が枯れていき...ひょろひょろ伸びては何度となく倒れ、折れそうになりながらもなんとか無傷で乗り越え6年が経過。
その間、一度も葉に切れ込みが入ることはありませんでした笑
再度の引越を機に、「ちゃんと育てる」「あわよくばカッコ良く育てる」「なんならシンボルプランツに!」の精神のもと、切り戻しを決意しました。
写真は切り戻す直前のものです。
しかしひどいですね。
むしろ、狙ってやったんじゃないかというくらいひょろひょろ仕立てです!
実を収穫して食べながらこれを読み返すのが将来の夢です。
2020年7月4日 切り戻し
成長点や気根の位置などを勘案しながら、6箇所で切断しました。
写真はそのうち、葉のない茎部分をプリンの空瓶にメネデール稀釈液で水挿ししたものです。
左端が親株に近い茎で、右に行くにしたがって上方の茎になります。便宜上、左から1号・2号・3号・4号と名付けました。
これ以外にも、親株と葉付きの株が2本、計7株になりました。
2020年7月5日 水耕
ベランダに出して根や芽が出るまで気長に待ちます。
置き場所は南西向きで直射日光の当たらない明るい日陰です。
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最初に芽が出てきたのは2号で、3号・4号は芽はそれほどではないものの発根がすごく、1号は芽も根もまったく出てきません。
最終的に、ようやく1号の芽が出たかどうかくらいのタイミング(結局根は出ませんでした)ですべて鉢上げしました。
2020年7月22日 親株の変化
この頃には、土に棒が刺さってるだけのような状態だった親株にも変化があり、二つの成長点からそれぞれ芽が伸びて来てくれました。
水やりですが、あいにくの長雨で土が乾きにくい時期が続きましたが、基本的にはやはり「土が乾いたらたっぷり」を遵守してました。
2020年7月26日 植替えと鉢上げと継続と
さてこちら、親株の根です。
徒長してぱっと見細身の親株ですが、購入から6年以上経過しているため、根がやばいことになっていました。
鉢底をニッパーで切断しながらようやく根を取り出し、新しい鉢に植え替えしました。
同日、葉なし茎挿しの株全てから芽が出てきたのを確認して(1号のみ発根みられず)、土に仮植えしました。
うまく根付いてもう少し成長したらそれぞれ別の鉢に植え替える予定です。
こちらは葉付き茎挿しです。左を5号、右を6号(天挿し)と呼ぶことにします。
株の上の方だったせいか、発根がすごかったのですが芽がなかなか出ず、この日は鉢上げはしませんでした。
2020年8月2日 葉付き株鉢上げ
水挿ししていた葉付き株(5号・6号)ですが、これ以上水耕の根が増えてしまうとまずいと思い鉢上げしました。
鉢上げのタイミングで葉を一枚残して切り落とし、残した一枚も半分にカットしました。
それぞれ結構発根していたので、別々の鉢に植え、新芽が出るのを待つことにします。
2020年8月10日 1号~4号の様子
だいぶ芽が伸びてきました。
いちばん成長の遅い1号もマイペースで頑張ってます。
2020年8月23日 双子?
1号~4号、全ての株で葉が展開しました!
嬉しいですね!
親株も二つの芽からそれぞれ展開、天挿しの6号も芽が出て展開しました!
一方5号ですが、珍しい?ことが。
ひとつの成長点から二つの芽が出てきたのです。
双子?しかもあとから発芽してきた方が先に大きくなってしまいました。
画像ではちょっとわかりにくいですが、同じところから葉が二つ出てきた格好です。
よくあることなんでしょうか?
どなたか詳しい方、教えてください。
2020年9月5日 二枚目の葉たち続々
続々と二枚目の葉が伸びて展開してきました。
いちばん成長が早いのが2号。
3号、小柄な1号と続いて、発根の多かった4号が意外にマイペースです。
天挿しの6号。
やはりもともとの株の頂芽ということもあり、期待の大きい株です。
大きな葉になりそうな二枚目が出てきました。
双子の芽を出した5号。
体格差はあれど、両方の葉が展開してくれました。
このあとどうなるのか楽しみです。
2020年9月18日 悩み
5号です。
やはり大きい葉の方から新たなドリルが出てきました。
1号~4号の様子です。
だいぶワシャワシャ繁ってきました。
いい感じです。
ただ、このところずっと、植え替えるかどうか考えていて保留し続けていました。
もともと、ある程度育ってきたら植え替えるつもりでした。
しかし、時期的にまだ間に合うとはいえ、最適期を過ぎてすでに涼しくなってきています。そもそも、それぞれ鉢を分けるかどうか、どの株を巨大化しどの株を卓上用にするかなど、今後の方針が定まっていません。
来春まで待ったほうがいいかな、と思っていたのですが、もし初めての冬越しで調子の悪い株が出たときに、今の寄せ植え状態だと個別の管理がしにくいので、意を決して植え替えすることにしました。
2020年9月20日 植え替え
5号です。
思い立ったが吉日、サクサクやっていきましょう。
おお、なかなか立派な根じゃないですか
向きを変えて。
下の方から少し芽が伸びて来てますが埋めてしまいます。
こんな感じになりました。
単独で植えて、もりもり繁らせることにします。
ちょっと鉢が大きく見えますがまあ大丈夫でしょう。
6号。天挿しで葉もほかの株より大きく、今後の巨大化に期待がもてるやつです。
でも少し生長遅め。
根っこ元気そうです!
ピントが甘いですがもう一枚。
5号と6号は水耕のときから根がたくさん出ていたので、鉢上げ後もボリュームあります。
こんな感じ。
やっぱり寂しい感じありますね。
今後の巨大化に思いを託します。
1~4号。
左から右に向かって1号→4号です。
あの曲がった短い棒でしかなかった彼らが、こんなにしっかり生長してくれるなんて...泣けます(泣いてませんが
一つずつ見てみましょう。
1号。
水耕のときからいちばん生長が遅く、発根しないまま鉢上げした株です。
少なめですがしっかりと根付いてました!やはり土の力はすごい!
いちばん生長が早く、他よりも先んじて三枚目の葉も出てきている2号。
根っこもしっかり...ん?
根っこの付け根が...あまりにもか細い...。
ちょっと切れたら終わる...。
これは危ない...。
3号。
もともと長い気根と一緒に植えていたので、根もそれぞれからたくさん伸びています。いい感じ!
4号です。
これもなかなか悪くないですね!
この四株は二株ずつ一緒に植えることにしました。
1号&2号。
こんな感じです。
そんなにバランス悪くないですね!
3号&4号。
1号2号ペアより葉は大きめです。
4号が横に倒れてますが、これは太陽の力を借りて起き上がらせる予定です。
切った茎が大きく出てしまってますが、茎の長さに対して鉢がそこまで深くなく、頑張ってもこれが限界でした。
今回の結果だけを見てみると、茎だけの株と葉付きの株では、水耕時や鉢上げ後の発根量に違いがあるように見えました。
葉の有無の違いなのか、株の場所(葉付きは元株の頂芽に近い)によるものなのかはわかりません。
徒長モンステラ巨大化計画2へ続く
穴あき出てきましたよね〜
不思議❣️穴あきの葉の写真お願いします❣️