秋になって暑さで減っていた虫が動き出したようなので対策をします
放任主義ですが放任で成長させるための手はかけてます
雑草や虫病気の手間を出来るだけ減らすため
多少手はかけるという感じですね
大阪の住宅密集地では防除をしないと
近隣の庭にも被害が広がるので
円満なご近所付き合いのためにも重要かな
薬について
以前から月1-2回薬剤を交代散布していました
薬には虫を退治する殺虫剤と
病原菌を取り除く殺菌剤の二種類あり
一度に両方できる薬と片方だけの薬があります
どうやらコガネムシの幼虫にやられたっぽい株があるので
今回はオルトラン粒剤という土に撒くタイプの殺虫剤を撒きます
植え付け時に混ぜ込んで若い株の防虫にも使いやすい
土に染み込み植物が吸い上げるので
野菜などの収穫直前には使えないので注意
オルトランには殺菌作用がないので
別の日にベンレートという殺菌剤を散布してあります
粉末が小分けで入っていて1リットルの水に混ぜて
噴霧するタイプでカビ病や褐斑病に効く薬
雨が多く褐斑病とうどん粉が出てる植物があったのでこの薬です
病葉は大体治らんので取り除き薬を散布する方が
変に葉を残すより被害が少なくて済みます
水に溶く殺虫剤や殺菌剤は一緒に混ぜて使えるものがあり
その場合は一度に散布できますが調べずに混ぜると
薬品なので変質し危険な場合がありますので
必ず説明書で確認して記載してあるものや
メーカーのホームページで調べて混ぜるようにします
同じ薬ばっかりを散布すると薬に耐性がついてしまうので
ベニカXファインと交互で三週間以上開けて散布しています
ベニカスプレーには殺虫剤と殺菌剤両方入っていて手軽に使えます
水溶きタイプも売っていてそちらは量が多いし庭向け
一方で葉面散布の薬は土中の虫には効かない欠点はあります
(物によってはジョロで土に散布で可)
どの薬も高温では変質し薬害が出るのでこの時期は涼しい時間に
葉面散布は雨や水やりで薄まらない日を狙ってやります
雨でもすぐ追加散布できれは良いですが
薄まった薬で駆除できなかったら
薬に抵抗生のあるものが生き残る可能性があります
マルチングで防除
コロナで家の引越しがズレてしまったり
普段より植物苗の入手ができなかったりで
適期に植え付けができなくて開けてて
マルチングしていなかった場所も
まだ植えるものがないのでチップで覆います
マルチングは雑草が生えるのを防ぐ他に
土中の菌が水やりや雨で散って出る病気や
地面に産卵する虫の繁殖がマシになります
数株食われたので手遅れ感はあるけど仕方ない
テミに乗せて隙間に入れ込みます
ランナーで増える前景草が根を貼りにくくなったり
冬場の霜除けにもなりますが逆にカメムシなどの越冬場所になる可能性も
なんにせよ万能ではなく一長一短あります
バラは植え付け時にバークチップと防草シートを入れてて
色違いになってしまいましたが気にしない
このチップは何の粉砕チップか見なかったですが
できれば虫の出にくい針葉樹チップの方が
長持ちし変な虫に食われずに済みます
チップを撒く前に土中の虫を取れる場合は取り除き
オルトランなどコガネムシや夜盗虫に効く薬を散布し
大きな樹木の周りで草花を植えない場合は
防草シートを敷いてからチップや小石を入れるのがベストです
花壇状なので基本チップでバラの根元のみ防草シートを敷いています
バラは春から防除と薬散をしているので病害虫被害がゼロ
他の植物が割りを食ったので早くに植えて全体やれればよかった
塀の塗装が全部終わってなかったのと
なかなか植え足ししている段階だと思い切れないで
ずるずる夏を越してしまったのを巻き返せると良いけども
来週は雨の前に追肥もあるしで秋は忙しい