2020年の実生を比較しながら記録します
まずはグラキリス
同じ日に種をまき、同じように管理していたにもかかわらずこの差…
ちなみに、右のグラは去年の実生を遥かに超えて大きくなりました!
続いてサウンデルシー
今年はかなりいい結果に!
右の方は3cmを超えてます!
1年目でこんなに大きくなりました〜
ちなみに、大きいサウンデルシーと2019年実生の中で1番大きいのと比較
勝ってるね!
こちらは珍しいレアリー
何倍の差なのかわからない…
エブレネウムもまん丸に育ちました。
これが最大の2.5cmです!
オマケで2019年実生のフィフェレネンセの成長記録
2019年シーズン終わりに1番大きかったのが右側。続いて真ん中、左でしたが、今シーズンは2番目が巻き返しました!
これは何の差かというと、肥料をあげるタイミングの差です。
真ん中の株は春先にマグァンプをあげ、月2ぐらいでハイポ666とHB101の混合希釈液をあげてました。
他には夏からあげました。
早く大きくしたい時は肥料だなーと思いますが、野生のような姿に育てるのは少なめでいいのかもしれません。
管理方法
結果 (育っている数/撒いた種の数)
グラキリス 9/10
エブレネウム 6/10
ブレビカウレ 5/10
サウンデルシー 5/10
レアリー 7/10
明らかに2019年より良く育ちました✨
今年は少し実生のコツ、育て方のコツが分かったような気がするので我が家での育て方をお伝えします。
もちろん、これが正解!という訳ではありませんので他にもいいやり方があればぜひ教えてください。
皆さんの信じる実生道の参考になればいいな〜
まずは種まきについて
2019年は「早く蒔いた方が成長期間が長いから良いのでは?」と思い、3月頭に撒きましたが、温室とはいえ気温が上がらず散々な結果に…
2020年は反省を活かし、4月になってから撒きました。
①準備(種)
・種を50℃ぐらいのお湯につけて休眠打破
・そのまま1晩吸水させる
・植え付ける30分前にオーソサイドなど消毒の粉を入れる
②準備(土)
・種まきトレー5cm角を使用
・硬質赤玉小粒+軽石小粒50:50の土を鉢に8割まで入れる
・その上に芝の目土(赤玉細粒)を入れる
・熱湯消毒も忘れずに!
③種まき
・用土の上に1粒ずつ種を乗せる
④発芽までの管理
・透明なフタ付きプラ箱(百均でたくさんあります)に入れる
・下から1cmまで腰水をする
・日中は陽の当たるところに置き、少しフタをズラして熱がこもり過ぎないようにする
・夜はフタを閉めてできるだけ暖かいところに(我が家では温室を温めていたのでその熱源の近くに置いておきました)
・後は待つだけ〜
ほら発芽🌱
⑤発芽してからの管理
・発芽したらすぐにフタは取ります
・温室の中で日に当てて慣らしていきます
・発芽1ヶ月ぐらいで薄いハイポ666+HB101を月2ぐらいであげます
・写真のような白い肌になってきたら外に出します。だいたい6月末ぐらいかな
・腰水はずっと続けます
・後は日ざらし、雨ざらしで全然OKでした!
いつか実生の子達が、現地球に負けない姿になるのを夢見て育てるぞー✨
肥料を入れるタイミングなんですね。ありがとうございます