我が家に10年以上前にやってきたガジュマル。当時は「カジュマル」だと勘違いされ「カジュちゃん」という名で親しまれてきました。
長い年月を経て徒長してしまったカジュちゃんは、元の姿を取り戻すべく丸坊主剪定されることに。これはそんなカジュちゃんの生長の記録です。
5/2 植替えと徒長している枝の剪定
長年手入れがされていなかったため、根はとぐろを巻き、枝は徒長してかなり不健康な状態。他の植物の植替えと併せて、カジュちゃんのことも面倒をみてあげることになりました。
根はある程度切り揃えて、観葉植物用の培養土の入った5号鉢に植替え。徒長していた3本の枝は水耕栽培で発根を目指します。
5/22 発根も新芽の展開も順調!
水耕栽培していた元枝はこれでもかというほどしっかり根を伸ばしてくれました。そろそろ挿し木にしてあげたいですね。
カジュちゃん本体からは新芽が沢山確認できるようになりました。順調に生育していることが喜ばしく、今後の生長が楽しみです。
5/28 水挿ししていた枝の植替え
水耕栽培していた枝の根が凄い勢いで伸びてきていたので、挿し木することにしました。一部の枝からは新芽も出てきてて、本当に生育旺盛。3本は同じ鉢に寄せ植えしてみました。根が喧嘩するようであれば、個別の鉢に移すことを検討します。
カジュちゃん本体も葉がだんだん大きくなってきて順調に生育中です。
6/5 新芽の発育状況
挿し木の方は新芽の展開がとても早いです。新芽出てきたと思ったら、もう次の新芽が出始めているといった具合。生育は順調そう。1本だけ新芽出てない枝があるけど、こちらも生長してくれるといいな。
カジュちゃん本体も葉がかなり大きくなってきました。葉が平らではなく、くるんと丸まっているのは、まだ生長途中だからかな?
6/11 経過観察
カジュちゃん本体も挿し木も順調に生長しているようです。
カジュちゃん本体は葉の数が多くなりすぎるので、摘芽する必要があるかもしれません。
挿し木の方は、前回心配していた枝にも新芽が出てきて生長が確認できたので、安心しました。
葉を観察してみて思ったのですが、同じ遺伝子を持つはずなのに、本体と挿し木でこれだけ葉の形が違うというのは何とも不思議なものですね。
6/18 経過観察
カジュちゃん本体は葉が茂り過ぎて蒸れそうだったので、少し葉を取り除きました。枝も伸びてきて大分元の姿に近づいてきたのではないかと思います。
挿し木の方は、一部の葉がとても大きくなりました(最大8 cm)。流石フィカスの親戚といったところでしょうか。枝と不釣り合いなほど大きいので驚きました。
6/25 経過観察
カジュちゃんは葉が大分大きくなりました(長軸方向4.5 cm、短軸方向3.5 cm)。10年一緒にいますが、ここまで葉が大きくなった姿は見たことがありません。お世話の仕方はとても大切ですね。葉が密集してきたので、透かし剪定する予定です。
挿し木の方もかなり葉が大きくなっていて窮屈そうなので、近々別々のポットに植え替えてあげたいと思います。挿し木したときはまさかこんなに葉が大きくなると思いませんでした…。
7/2 経過観察
カジュちゃん本体は透かし剪定をして少しスッキリしました。が、どんどんと新芽が出てきているので、また近い内に剪定してあげる必要があるかもしれません。生命力は我が家で一番ですね。これは挿し木の方にも言えることで、葉が茂り過ぎて凄く窮屈そうです。対処を急ぎます。
7/10 挿し木の植え替え
4号ポッドに寄植えしていた挿し木立ちですが、意外にも葉が大きくなってお互いに干渉するようになってしまったので、3号ポッドに別個にして植え替えを行いました。引き抜いてみると、長く育った挿し木からは一部太めの根が出てきており、うまく育てれば肥大化させることもできるのではないかと期待しています。
葉が干渉し合ったためか少し徒長気味なので、来週辺りに切り戻しをしたいと思います。
カジュちゃん本体も元気です。最近樹勢が落ち着いてきたので、透かし剪定で樹形を整えるなどのフォローを続けていきたいと思います。
7/24 経過観察
葉のボリュームが増え、吸水のペースが非常に早いです。ただ、他の植物とは違い、水切れしても葉焼けはせずタフな面を見せてくれています。やはり塊根部があるのは強いですね。まだまだ葉を展開しそうなので、折を見て適宜剪定していきたいと思います。
7/31 経過観察
定期的に葉を出し続けるカジュちゃん。枝も際限なく伸びて行きそうなのですが、どこまで大きくなるのでしょうか。生長期が終われば、樹勢は落ちると思うのですが。楽しみ半分、(スペース的な)心配半分ですね。