2019/6/7(金)横浜西洋館巡りをしてきました。
「花と器のハーモニー2019」を見てきました。
表紙は7館のテーブルコーディネートです♪
フラワーデザイナーさん、華道家さんなど色々な方々が工夫を凝らしていました。使われている器も特別協賛のホテルや老舗のものです。
①-①
横浜市イギリス館《横浜市指定文化財》
テーマ「moment of life」
Flower Designer 曽我部 翔さん。
「横浜開港160年。日本は世界一の花の品種が流通する花大国になりました。
花と人、出逢いから生まれる奇跡の瞬間をイギリス館に創り出せたら...」
文はパンフレットより抜粋しました。
器 特別協賛HOTEL NEW GRAND
1927年開業の老舗ホテルです
①-②窓をバックに写したダイニングテーブル
①-③隣の部屋への入り口を額のようにして飾られていたアレンジメントも素敵でした。
①-④階段踊り場の窓の花はユリをメインにしていました。外のサツキも満開でした。
①-⑤寝室のベッドを薔薇が囲んでいました。四方から写真撮る人が写らないよう天井と窓辺を撮りました。
①-⑥ドレッサーもサイドボードもポップな感じにコーディネートされていました。
①-⑦横浜市イギリス館の模型。
1937(昭和12)年に英国総領事公邸として
建てられました。近代主義を基調としたモダンな形と伝統を加味した重厚な美しさは当時の大英帝国の風格をあらわしています。(パンフレットより)
右下↘️の器は高さ60cmくらいあり、かなり大きめです。
②-①
山手111番館《横浜市指定文化財》
J.Hモーガン設計。1926(大正15)年に現在地に建てられたスパニッシュスタイルの洋館です。
入ってすぐの部屋のアレンジメント。
大きなものは2m近くインパクトありました。小さな白いフクロウが可愛らしいです。
Flower Designer 田口セツコ《アトリエアンダンテ》主宰。
テーマ「山手111番館93th
classical1926~modern2019」
②-②ダイニングテーブル
器 特別協賛 TAKARADA
創業明治15年(1882年)の洋食器専門店。
白と緑を基調にした上品なコーディネートで爽やかでした。
ティーポット、ティーカップ、シュガーポット、ミルクピッチャーもお皿とお揃いの薔薇の模様です。
②-③窓側から見ると暖炉が見えて、その上にも白い花。クレマチスかな?
上の棚にも燭台や花がありました。
②-④白無垢が飾られていたのには驚きました。田口セツコさんは『オリジナル花ウェディング』の著者でした。ウェディングをイメージしたテーブルコーディネートやお花だったのですね✨✴️✨
②-⑤
白無垢の右側に飾られていました。下の3枚は窓辺や階段です。
②-⑥
木の枠が置いてあり、まるで額縁で切り取った景色のようで面白かったです。
②-⑦
ユリ、スモークツリー、紫陽花。
②-⑧
バスルームにもユリと薔薇。
③-①山手234番館
横浜市認定歴史的建造物。朝香吉蔵の設計。1927(昭和2年)頃に建築された外国人向けのアパートメントハウス。横浜市に現存する数少ない遺構のひとつです。
従来は4つの同一形式の住居が中央の玄関ポーチを挟んで、左右対称に向かい合い、上下に重なっていました。
現在2階は展示や会議などに使用できます。
今回の展示は1階のみでした。
表にあるハンギングが素敵でした。右下↘️は内部です。
③-②山手234番館入り口の寄植え。涼しげで豪華でした。紫陽花、薄緑色と白のトルコキキョウ、黄色はリシマキアです
③-③
テーブルコーディネート
花美術家/草月流師範の日向(ひなた)雄一郎さん。
テーマ「横浜の花文化」
芍薬の花を大胆に葉っぱをカット✂️していました。クレマチスの差し色💜が効いてます。下の左の暖炉にピンクのスモークツリーが飾られていました。
器 特別協賛 重慶飯店。創業60周年の老舗。中国清時代の長編小説「紅楼夢こうろうむ」のプレートを展示中でした。
貴公子と12人の美女の物語が描かれています。オーナー夫人がシンガポールのアンティークショップで20年前に手に入れたそうです。
③-④
暖炉の上のスモークツリー
③-⑤
応接間。