チランジアを育てていて、なかなか発根してくれない!ネットで調べてもよくわからない!という悩み、誰もが抱えたことあると思います。
そこで、栽培していて個人的に感じた発根の条件や重要なポイントなどをまとめたので、参考程度にぜひ読んでください🌱
そもそもチランジアはなぜ発根するの?
チランジアが土を必要としない植物であるというのは、みなさんご存知かと思います。
では、自生地ではどのように自生しているのでしょうか?
…実は写真のように、木の幹等に張り付いて自生するという、なんとも奇妙な生態をしているのです🌱
そのために、チランジアの根は木に張り付くための特殊な根に進化したのです。
しっかりと着生することができるので、風がほぼ常に吹く木の上でも剥がれることなく生育することができます!
根から水や栄養はほぼ得られないので、草体からのみ水分を補給して生きています!
インテリアプランツの印象が強いチランジアですが、自生地では過酷な環境で生き延びる生粋のサバイバーなのです💪
自生地の環境
多くのチランジアは、このように林の中に着生し、風を受けながら育っています。
林といってもただの林だと水分が得られないので、夜になると株が濡れるくらい霧が発生するような雲霧林と呼ばれる林に着生しています。
周りに多くの植物があるので、湿度は高めであることがわかりますね🌱
また、写真を見る限りでは半日陰〜直射日光の当たる環境であることもわかります。
このような種類は、緑葉種(トリコームが無い・またはほぼ無い)や銀葉種の中でもトリコームが薄い傾向にあります。
また、写真のように砂漠地帯などの岩壁に着生する種類もあります🌱
こちらは直射日光が当たっていて、周りが岩なので湿度はそこまで高くないように思えます。
しかし、砂漠は昼夜の温度差が大きく夜に霧が発生するので、その霧で水分を得ます。
このような種類は、トリコームが長くて乾燥に強い傾向にあります。
発根の条件
上に示したように、
「チランジアが発根するということ=自生地の姿に近づくこと」
であるということがわかると思います🌱
つまり、自生地に限りなく近い環境で育てることが、発根に1番良いのです!
自生地の環境を考えると…
「良い日当たり&風通し&ある程度の湿度」
この3点がとても重要であると考えられます。
自生地に近い環境作り
さて、この日当たりが良く、風通しもあり、ある程度の湿度もある場所というのはどこなのでしょう?
…答えは、「屋外」です!
※屋内で環境を整えて栽培できる方はそれでも可だと思います🌱
屋外であれば、日当たりは抜群&風通しも最高&街路樹や庭木などの蒸散作用、雨や河川などの蒸発によってある程度の湿度も保たれます!
その証拠に、僕が所持するチランジアの発根率は約8割です!また、自生地に近い環境で育てるということは、発根するだけでなく健康的に育つというメリットもあります!
もし、「自分のチランジアが発根しない!」や「うまく育たない!」などの悩みがあるならぜひ屋外栽培に挑戦してみては?🌱
自分のアカウントでもチランジアや珍奇植物などの写真を載せてますので、ぜひフォローおねがいします🌱フォロバします👌
おまけ(チランジアの基本的な育て方)
最後に、基本的なチランジアの育て方についてまとめておきます!
日当たり:半日陰〜直射日光
直射日光は少しリスキーなので
真似しないほうが良いです笑
水やり:○屋外で通風がある場合
毎晩シャワーでビショビショ
になるまで
○屋内で通風がない場合
毎晩(たぶん)霧吹きで
※水が溜まったら腐るので裏返し
にして乾かす
それでは、よいチラライフを~🌱
ありがとうごさいました。🙇♂️