枝豆(エダマメ)の栽培・育て方|種まきや摘心のコツは?プランターでも収穫できる?

エダマメ(枝豆)は茹でで食べると美味しい、栄養満点な豆野菜です。もともと大豆を早期に収穫した若さやをエダマメとして食していましたが、現在はエダマメ専用品種が普及していて、育てやすくなりました。今回は、おうちのプランターでも簡単に栽培・収穫できるエダマメの育て方についてご紹介します。

枝豆(エダマメ)の育て方:栽培場所

エダマメは日光を好む性質があり、一日のうち6時間以上、日に当てることで旺盛に生育します。直射日光があたっても問題ないので、日のあたりと風通しの良い屋外で育てましょう。昼と夜の寒暖差が大きい方が、収穫量も増えますよ。

プランター栽培の場合

なお、エダマメをプランターで栽培する場合は、深さ20cm以上のプランターを使うようにしましょう。生育後期には深く根を張り出すので、深さ30cmあるプランターだとよく育ちます。

枝豆(エダマメ)の育て方:土づくり

エダマメは細い根を地中深くまで張り巡らせる性質を持ちます。そのためエダマメを栽培する用土は、団粒構造が良好で、通気性や保水性のバランスのとれた土を使うようにしましょう。適正な土壌酸度は、pH6.0〜6.5の弱酸性〜中性です。

プランター栽培の場合

プランターでエダマメを栽培する場合、用土の配合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:バーミキュライト1の割合で混ぜ合わせたものを使いましょう。さらに配合用土10Lに対して、苦土石灰10g、化成肥料20gをまぜ、1週間なじませてから使用します。また、市販の野菜用培養土もおすすめです。

地植え栽培の場合

地植えでエダマメを栽培する場合、種まきの2週間前に、畑1㎡あたり苦土石灰100gを均等にまいて耕しておきます。その1週間後に、畑1㎡あたり堆肥2kg、化成肥料100gを全体にまいて耕したら、標準的な畝(幅70cm、高さ15cm)をつくり、黒マルチを貼っておきます。

枝豆(エダマメ)の育て方:肥料・追肥

エダマメに肥料を与える時期は、5月下旬〜7月下旬頃ですが、白い小さな花が開き始めた頃を目安にするといいでしょう。基本的には追肥は1回で問題なく生育しますが、葉が黄化したり生育の悪いときには、時間をあけて株の様子をみながら、数回肥料を与えてください。

エダマメへの肥料の与え方は、マルチをめくり、畝の肩部片側に、1㎡あたり20〜30gの化成肥料を施すようにします。プランターの場合は、一株につき3〜5gをまわりにまいてください。

枝豆(エダマメ)の育て方:水やり

プランター栽培の場合

プランターでエダマメを育てるときは、表土が完全に乾いたら、鉢底から水がしみでるまでたっぷりと水やりをしましょう。とくに開花後は水切れを起こしやすいので、注意してください。

地植え栽培の場合

地植えでエダマメを栽培する場合、水やりは基本的に必要ありません。ただし、開花前後の夏場は水切れしやすいので、3日以上雨がふらないのであれば、たっぷりと水やりをしてください。

枝豆(エダマメ)の育て方:種まき

エダマメの種まき時期は、5月上旬〜5月下旬が一般的です。発芽温度が25〜30℃なので、十分に暖かくなった時期に、種まきをしましょう。

なお、エダマメの種まきは「点まき」という方法で行います。

マルチを張った畝に、カッターを使って20cm間隔で穴を開けていきます。プランターの場合は15cm間隔で、深さ2cmほどのくぼみを軽くつけたら、1ヶ所につき2〜3粒の種をまいて、やさしく平らになるように覆土しましょう。

種まきのあとは、土を乾かさないように管理してください。地植えで栽培すると鳥害にあいやすいので、本葉がでるまでは、500mlのペットボトルを半分に切って、かぶせておくといいです。子葉が開き始めたら、生育の悪い方を間引きして、2本立ちにします。

なお、直播きではなくポットまきの場合は、種まきから10日ほど経過したのち(初生葉は生えてきたら)、地面へ植え付ましょう。

枝豆(エダマメ)の育て方:土寄せ・摘心

土寄せ

エダマメの苗がある程度成長してきたら、数回に分けて周りの土を耕し、その土を株元に寄せてあげましょう(土寄せ)。この作業を行うことで、苗が倒れるのを防ぎ、根も成長しやすくなります。

摘心

エダマメの収穫量を増やすためにも、適宜摘心を行ってあげると良いでしょう。本葉が5枚ほど生えてきたら、茎の先端にある芽を摘み取っておいてください。

枝豆(エダマメ)の育て方:注意する害虫・病気

エダマメにはコガネムシやカメムシが発生しやすいです。とくにカメムシが発生すると、実の汁を吸うため、エダマメが太らずに生育不良を起こしますので注意しましょう。見つけ次第すぐ捕殺するなどして、対処してください。

枝豆(エダマメ)の収穫

エダマメの栽培期間はやや長めで、収穫時期は7月下旬〜8月下旬頃となります。エダマメの実が十分に膨らんだ頃に収穫しましょう。

エダマメを収穫する際は、株元近くを持ち、株ごと引き抜くようにしてください。

枝豆(エダマメ)の保存方法

収穫したエダマメを生の状態で保存する場合は、乾燥しないように湿った新聞紙で包んで冷蔵庫で保存してください。

枝豆(エダマメ)の栄養・効果効能

エダマメには、良質な植物性タンパク質のほか、資質やビタミンB1、2、ミネラルが豊富に含まれており、栄養豊富な野菜です。大豆には含まれていないビタミンCも豊富で、食物繊維も多いので、美容やダイエットにも効果的といわれています。

枝豆(エダマメ)の種類・品種

家庭菜園で育てやすいエダマメの品種には、「おつな姫」「天ヶ峰」などがあります。

枝豆(エダマメ)の育て方やプランター栽培のコツを抑えよう!

エダマメは、栽培期間は長いですが、育てやすく初心者にもおすすめの野菜です。地植えだと土中の余分な栄養分や病原菌の影響を受けやすいので、初心者はプランターで育て始めると、失敗も少なく楽しめそうです。

ぜひ栄養が豊富なエダマメを栽培して、収穫を楽しんでください。

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