サルナシの画像

サルナシの育て方

  • マタタビ科
  • マタタビ属

サルナシの基本情報

ジャンル

果樹

形態

低木

学名

Actinidia arguta

別名

猿梨,コクワ,シラクチカズラ,シラクチヅル,ミニキウイ

原産地

日本、東南アジア

サルナシの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
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肥料

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開花

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収穫

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剪定

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サルナシの育て方の画像

サルナシの名前は聞いたことがなくても、「ミニキウイ」や「ベビーキウイ」なら知っているという人はいるのではないでしょうか。サルナシは中国原産のマタタビ科の果物です。見た目はキウイフルーツに似ていますが、皮ごと食べられて栄養価も抜群、抗酸化作用もありますよ。

果物というと育てるのが難しそうな感じもしますが、サルナシは暑さにも寒さにも強いので、比較的育てやすいといわれています。今回はサルナシの育て方についてご紹介します。

サルナシの育てる場所

サルナシは日当たりが良い場所で管理してください。つるが伸びてくるので、棚仕立てにして栽培します。サルナシは「雌雄異株」なので、果実を付けるには2本以上栽培しなければなりません。

夏の日照りによる乾燥に注意すること、冬は霜にあたると収穫量が少なくなるので、寒冷紗などで覆って霜対策をしましょう。

サルナシの水やり

水やりは土が乾いてきたら行うようにします。地植えで栽培する時も夏だけは、日照りによる乾燥を防ぐために水やりをします。

肥料

2月と10月に肥料を与えます。2月の肥料は「寒肥」といい、「緩効性肥料」か「有機肥料」を与えます。10月の肥料は「お礼肥え」といい、「化成液体肥料」を与えます。

寒肥とは

冬の休眠期に与える肥料で、春の生育期に成長を促します。

お礼肥えとは

果実の収穫が終わった植物に与える肥料のことをいいます。

用土

土壌は、水はけがよく保水性があるものを選びます。鉢植えで育てる時は、野菜用の培養土を使ってもよいでしょう。自分で土作りをするときは、赤玉土と腐葉土をブレンドします。

病害虫

サルナシは病害虫に強いといわれていますが、接ぎ木をする際に枝を傷付けてしまうと傷の部分から「キウイフルーツかいよう病」に感染することがあります。道具から伝染することもあるので、剪定の時に使うハサミは、清潔な状態にしておきましょう。

また、コガネムシの仲間であるドウガネブイブイは、幼虫が葉を食い散らかします。生育期である7月頃から秋の収穫期までは、カメムシによる被害にも気をつけてください。

サルナシの植え付け・植え替え

サルナシの植え付けと植え替えの時期は11月~翌年の2月頃、冬が適しています。

鉢植えの場合は、切り戻しをしてから植え付けをするとよいでしょう。この時土壌の水はけがよくなるように、鉢底に「鉢底石」と「ネット」を敷いてから、土を入れて植え付けます。

地植えにする時は、耕した土に植え付けをします。伸びてきたつるがかけられるように支柱の設営もします。

植え替えは2年に一度が目安になります。株ごと一回り大きな鉢に植え替えをします。このとき、土は新しいものに入れ替えてください。

サルナシの増やし方

挿し木にして増やします。2月~3月頃になるとツルが伸びてくるので、先端の部分を10cmほどカットして清潔な土に植え付けを行います。根付かせるためにも、挿し木の部分を乾燥させないようにしましょう。

サルナシの剪定方法

剪定とは、不要になった枝を刈り取り、植物の成長を促すことをいいます。伸びすぎた枝は、見た目もよくありませんし、風通しも悪くなるので、湿気がこもりやすくなります。

サルナシの場合は、果実の収穫を終え、葉が落ちた12月~2月にかけてつるの部分を短くします。切る時は根元の部分は残すようにしましょう。剪定をすることで、新芽が出やすくなります。

サルナシの手入れ

サルナシは、つる性の植物なので成長するとどんどんつるが伸びていきます。他の植物にからまると成長を妨げることになるので、大きくなってきたらつるがからみやすいように支柱を立てます。ブドウを栽培する時のように棚仕立てにしてもよいでしょう。

つるの部分が伸びてきて重なることがあるので、こまめにカットしてあげると通気性もよくなり、長期間育てることができます。

サルナシの花言葉

17世紀のトルコでは、恋人への贈り物として花に思いを託すという習慣がありました。これが「花言葉」のはじまりといわれています。その後、花言葉の文化がヨーロッパに伝わり、アジアでも知られるようになりました。

サルナシの花言葉は「誘惑」といいます。サルナシの属名の由来は「サルが好んで食べること」といわれています。花言葉は花というよりは、サルナシの果実が美味しいことが由来になっています。

サルナシの花は、5月~6月にかけて白い花を咲かせます。この花の部分が結実すると果実になるので、食用にすることができます。

サルナシの実は生で食べるだけでなく、長期保存用として「果実酒」や「ジャム」として加工されます。

まとめ

「桃栗三年柿八年」ということわざがあります。サルナシも実が収穫できるようになるまでには3年位の時間がかかるといわれています。栽培を始めたからといってすぐに実がなるわけではありません。すぐに結果を求めるのではなく、丁寧に手をかけて、植物が成長する過程も楽しみながら育ててみてください。

※トップ画像はringoさん@GreenSnap

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