レモンの画像

レモンの育て方

  • ミカン科
  • ミカン属

レモンの基本情報

ジャンル

果樹

形態

高木

学名

Citrus limon

別名

檸檬,リスボン,ユーレカ

原産地

インド(ヒマラヤ)

レモンの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

やや弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

収穫

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

剪定

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
レモンの育て方の画像

レモンの原産地はインドのヒマラヤです。レモンは15世紀頃にはヨーロッパでも盛んに栽培されるようになりました。レモンは今では日本でもおなじみの食材となりましたがこうしたレモンを家で育てることも可能です。

一体どのようにしてレモンを育てたら良いのでしょうか。また、レモンはいつ頃収穫できるのでしょうか。ここではそんなポイントについて詳しく紹介します。

レモンの育てる場所


レモンは温かいところで育てます。土壌は水はけが良いとなお良いでしょう。レモンは寒さには弱いので冬場の処置に気をつけてください。冬場の処置については後述します。

レモンの水やり

土が乾いたら水をしっかりと与えます。水切れを起こすと実がなりにくくなるので気をつけましょう。また、実が大きくなる夏場は特に水をしっかりと与えることが大事です。

肥料

レモンの実を大きくするためにもしっかりと水やりすることが大事です。2月と9月に肥料やりをシておきましょう。

用土

水はけの良い用土を用います。赤玉土と腐葉土、そして川砂を混ぜたものを用いましょう。

病害虫


レモンは様々な虫が発生します。虫に葉などを食い散らかされるとレモンの実も小さくなったりならなくなることがあります。虫は見つけ次第直ちに対処しましょう。

アブラムシ

アブラムシは春先に発生しやすいです。アブラムシはレモンの葉や幹に取り付いて養分を吸収します。殺虫剤で対処しましょう。

アオムシ

アオムシに葉を食害されることがあります。アオムシは大飯食らいなので数日で葉がボロボロになることも。こちらも殺虫剤でなんとかします。

ハダニ

葉の裏側に住み着いて養分を吸収します。定期的に葉の裏側を確かめてハダニがいないかチェックしてください。また、葉の裏側を定期的に霧吹きしておくことでハダニが住み着きにくくなります。

ミカンハモグリガ

柑橘類系の植物に発生しやすい虫です。この虫は葉の中に潜伏して葉を食害していきます。ミカンハモグリガを放って置くとカイヨウ病にもなりやすくなります。葉がおかしくなっている場合にはミカンハモグリガが潜んでいる可能性が高いです。殺虫剤で対処しましょう。

カイヨウ病

レモンを育てるならばこの病気には要注意です。カイヨウ病になると葉っぱや実が落ちることも。葉に斑点ができたらカイヨウ病を疑ってみてください。カイヨウ病の原因は細菌で葉っぱなどが傷ついていると感染しやすくなります。

虫対策

虫が発生すると葉が食害されて実も大きくなりにくくなりますしカイヨウ病なども引き起こします。だからこそしっかり虫対策しておいてください。虫除けネットやスプレーを駆使するとともに虫が多い地域ならば鉢植えで育ててしまうのもおすすめです。また、他の植物から離して育てることで虫なども発生しやすくなってきます。

レモンの植え付け・植え替え

植え付けは4月から6月にかけて行います。深さ五〇cmほどの穴を掘って植え付けましょう。これにポット苗を植え付けていきます。苗を植えたら水をしっかりあげましょう。

植え替え

鉢植えの場合には植え替えが2年ごとに必要です。植え替えしないと根詰まりすることがあります。植え替えも植え付けと同じ時期に行いましょう。

どの品種を選ぶか

レモンはいろいろな品種があります。それぞれで収穫できるレモンも変わってきます。例えば、リスボンは香りの強いレモンです。サンキストという名前で知っている人も多いでしょう。こちらは南カリフォルニアで開発されました。

他に果汁が多いレモンがいいならばジェノバがおすすめです。こちらは主に南アメリカなどで栽培されています。ジェノバは種が少ないのが特徴で果汁が大変多いです。

とにかく大きなレモンがいいならばポンテローザをおすすめします。ポンテローザは通常のレモンの数倍の大きさがあります。スーパーで見かけることはほとんどありません。酸味も少なくて食べやすいレモンになっています。

レモンの花について

レモンは白い花を春につけます。レモンは実ばかりが注目されますが、花もなかなか観賞価値が高いです。そこまで長く花をつけていないので咲いている期間に楽しみましょう。

どのくらいで実をつけるか

レモンは植え付けてから3年程度経たないと花をつけません。また、花をつけても実になりにくいこともあります。このため、収穫までに3年以上はかかってきます。収穫を早めたい際にはすでに大きくなっているレモンの鉢を購入してみると良いでしょう。

レモンの増やし方

接ぎ木で増やすのがおすすめです。台木には抵抗力の強いノイバラなどを用いましょう。また、挿し木で増やすこともできます。レモンの枝を10cmほど切り取ったら水につけて湿らせた後に用土に植え付けていきます。どちらの方法でも良いですが、剪定をかねて挿し木などすると木に与えるダメージも最小限にできます。

レモンの種から増やす

レモンの実から取った種で増やすことはできるのでしょうか。これは一般的ではありませんが可能でです。種から育てると勢いよく育つことも特徴。しかし、花がつくまでには10年近くかかることもあります。このため、早く収穫したいならばやはり接ぎ木などで増やすのがおすすめです。

レモンの剪定

レモンは剪定がかなり大事です。苗が小さなうちから剪定をして樹形を整えていきましょう。剪定は3月頃に行います。いろいろな仕立て方がありますが、半円にするのがおすすめです。半円形にすれば横にレモンの木が広がってレモンが収穫しやすくなります。

半円形に仕立てる

まず、苗が育ってきたら上から3分の1程度の高さで切り詰めます。次第に横に伸びてきますので、翌年度の春になったら横に伸びた枝の先端を適度に切りつけます。これを繰り返して半円形に整えていきます。ワイヤーを用いて誘導することも可能です。

半円形になるまでには数年かかりますが一度半円形になったら後は楽です。

レモンの手入れ

大きなレモンの実を収穫したいならば適度に花をつみます。こうすることで残ったレモンの実が大きく育ちます。いっぱい収穫しようと思って花を咲き放題にしているとどの実も小さくなるので気をつけましょう。

切り取る花はなるべく小さいものを選びます。たくさん花が咲いているところを選んでつみとりましょう。

冬場の処置

レモンは寒さに弱いです。寒さに当てると枯れることもあります。もしも冬の寒さが氷点下を下回るようならば鉢植えで育てるようにするのがおすすめです。また、ワラなどを株元に敷いてマルチングしておきましょう。

強風に気をつける

強風に当てすぎると葉が傷ついてカイヨウ病などになりやすくなります。また、風によって実が熟しきらないうちに落ちることもあります。このため、外で育てる際には風除けネットなどを活用してください。特に台風が多い9月などの季節は要注意です。

レモンの収穫


花がついて6ヶ月程度経過したら収穫しても大丈夫です。品種によってはより早く収穫できるものもあります。収穫する際には枝を傷つけないように行いましょう。「まだ完全に熟していない」状態のレモンが最適です。こうしたレモンを収穫したら涼しいところにおいて追熟させると良いでしょう。少し早めに収穫しておくことで熟し過ぎないレモンが楽しめます。

レモンの収穫方法

レモンを収穫する際には軍手などを用います。品種によってはトゲがついているものもあるからです。園芸バサミなどでヘタの上を切り取って収穫しましょう。収穫したら涼しい場所で保管します。

青切りレモン

収穫時期を早めにするとまだ完全に熟していない青切りレモンがしゅうかくできます。青切りレモンは香りがより芳香です。サラダなどに使う場合には最適でしょう。

レモンの活用方法

レモンを絞って果汁を料理などに利用しましょう。また、レモネードなどにもできます。

また、塩レモンもおすすめです。大きなレモンの木だと使いきれないくらいレモンが生産できます。こうしたレモンは塩レモンにして長期保存すると良いでしょう。

レモンを絞った後のレモンピールも有効活用できます。レモンピールを砂糖で煮付けて洋菓子などに用いましょう。

他にもレモンを利用した洗浄剤などもあります。レモンの葉は調味剤として使われることも。このように活用方法が多いので収穫したレモンを最大限に利用してみるようにしてください。

レモンの栄養について

酸味が非常に強いレモンは栄養も豊富です。レモンを食事に取り入れることで食後の脂質代謝に貢献してくれるという調査結果もあります。また、レモンはビタミンCが多いので、ビタミンが欠けている人にもおすすめでしょう。クエン酸も含まれています。

どのくらいレモンが取れるか

レモンの収穫数は品種によっても変わります。大きな木であれば一本の木から100個以上のレモンが収穫可能です。これだけ大量に収穫できるまでに育てるのは時間もかかりますし、大量にレモンを収穫しても使い切れなくて腐らせることもあるでしょう。

レモンの栽培のポイント


レモンを栽培する場合、品種選びをしっかりすることがおすすめです。品種によっては寒さに強いものや大きな実がなるものがあります。品種選びをしっかりせずに育てると実際に実がなった時に「こんな実がなるなんて知らなかった」といったことにもなりかねません。

他にもレモンを栽培する際には気長に育てることも大事です。しっかり育てていても数年立っても花がつかないこともあります。かと思えば一気に花がつくことも。

栽培計画を立てる

レモンを収穫する目的で育てるならば栽培計画を建てると良いでしょう。大げさに思えるかもしれませんが、計画があれば年ごとに何をすればよいのかもはっきりしてきます。そんな栽培計画の一例を紹介します。

まず、一年目は苗を大きくすることと剪定に注力する事が大事です。剪定をしっかりしてシルエットを整えることでより収穫に適した木になります。一年目は花もつかないので退屈かもしれませんが数年後の収穫のためにも一年目は大変大事です。

二年目になるとつぼみがつくこともあります。二年目も剪定に注力してシルエットを整える事が大事です。

三年目になると花もしっかりとつくようになります。シルエットが整ってきているようであれば剪定もほとんどする必要性がなくなります。

四年目になったら収穫可能になります。四年目は特に肥料やりをしっかりして大きなレモンにしていきましょう。春場に花がつきますので、余分なつぼみなどを除去して10月頃の収穫に備えていきます。

まとめ

レモンの栽培は難しそうでいて実は簡単です。レモンを自宅で栽培できれば自分の家では消費できないくらいレモンが収穫できることも。こうしたレモンはおすそ分けなどすると良いでしょう。また、レモンは虫が発生しやすいので虫対策はしっかりしておいてください。

※トップ画像はhiro1960さん@GreenSnap

家庭菜園の新着投稿画像

家庭菜園の新着コラム

家庭菜園の種類

人参

畝を作り、水はけの良い場所。 人参の育て方へ

オクラ

鉢植えの場合、表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えます。水きれしないように注意し... オクラの育て方へ

ツルムラサキ

日なたを好みますので、できるだけ日光の当たる場所へ置いてください。真夏の直射日光も問題ありません。寒... ツルムラサキの育て方へ

ニオイバンマツリ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。冬場は5℃より下回る場合は室内に入れ、日当... ニオイバンマツリの育て方へ

オリーブ

一年を通して日当たりの良い場所で育てます。 オリーブの育て方へ

モロヘイヤ

鉢植えの場合、表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えます。庭植えの場合、乾燥が続か... モロヘイヤの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード