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ハムシーの育て方

  • ベンケイソウ科
  • エケベリア属
ハムシーの育て方の画像

ハムスターという名前と間違えてしまいそうな名前のハムシーは、エケベリア属の品種名です。

葉っぱが緑色と縁に濃い赤色が付く多肉植物です。最近は多肉女子ブームが注目されています。

今回は、多肉好きに人気のあるハムシーの育て方についてご紹介します。

基礎情報

日当たり

春は直射日光が当たる環境で育ててください。

夏から9月のお彼岸になる時期までは、日差しが強いので半日陰に移動させるようにしましょう。

そしてその後から春にかけては、直射日光を浴びせるようにしてあげてください。

ハムシーは明るい室内で管理していてもうまく生長しません。できるだけ日が直接当たる場所を確保しておいてください。

 

置き場所

一年を通して、風通しの良い場所で管理するように心がけましょう。

春と秋は、1〜2日の間雨水に少々かかっても枯れることはありません

梅雨時期の多雨や、真夏の突然の雨にはかからないように、軒下などに移動させましょう。

ハムシーは耐寒性がやや高い特徴がありますが、7度以上の気温でなければ越冬は厳しいようです。

ただ霜には強いので当てても丈夫です。

 

水やり

葉が垂れて元気がなくなってきたら、夕方の間に土の表面が濡れるぐらいの水分を与えましょう。

また、梅雨入りになったときは、半月に1度のペースでたっぷりと水を与えましょう。

冬の間は15日〜1か月に1回のペースで水を与えます。土の表面が湿る程度で構いません。

土が乾ききっていないのに、水を与えると根腐れを起こすことになりますのでしっかり観察してから行いましょう。

1週間以上は湿らない状態を保って、土を管理してください。

 

肥料・追肥

ハムシーの属でもあるエケベリアは、春と秋に肥料を施します。

肥料は緩効性化成肥料でも構いませんし、液体肥料でも十分効果があります。

春と秋は生育期ですので、少量を与えましょう。ハムシーは基本的には肥料は不要です。

植え替えるときに軽く施す程度にしておきましょう。

 

用土

ハムシーは多肉植物ですので、多肉植物専用の土やサボテン用の土などを使うようにしましょう。

自分で配合土を作る場合は、赤玉土(小粒サイズ)と鹿沼土(小粒サイズ)とピートモスと川砂とくん炭をそれぞれ2割ずつ混ぜ込みましょう。

土質としては、水はけの良い土を使うようにしてあげてください。

 

植え替え・植え付け・種蒔

植え替えと植え付けは、春と秋に行うようにしてください。植え替えは、1年〜2年に1度行うと良いでしょう。

植え替えは、古い土を半分以上残して植え替えるようにしてください。半

分程度の土を丁寧に落下させたら、伸びた根や傷んでいる根をはさみなどで切ってしまいます。

そして新しい鉢を用意して、市販の用土を入れて植えてください。

 

増やし方

ハムシーは、「挿し芽」と「葉挿し」の方法で増やすことができます。挿し芽は一般的なエケベリアの増やし方と同じ手順です。

茎が伸びた株を切り詰めて、挿し穂を作ります。挿し穂は切り口を乾燥させるために、1週間程度日陰で干しましょう。

土に挿す部分に、葉がついているときは取り除いてしまいます。用意した鉢に用土を鉢いっぱいに入れて穴を開けます。

穴のところに乾かしておいた茎を挿して、直射日光の当たらないところで管理します。

このときは水やりを行いません。ある程度時間が経ったら、根や新芽が生えてくるので水やりをして育ててください。

葉挿しでは、付け根から剥がすようにして葉を摘み取っていきましょう。

このとき葉が途中で千切れてしまうと、根が生えてこなくなってしまいますので慎重に引き剥がしていきましょう。

底の浅い容器を用意して、バーミキュライトを敷いてください。

付け根を浅く挿して、直射日光が当たらない場所で育てていきます。

水やりも行わずに、根や新しい芽が出てきたら根を土の中に埋めていきます。

根や芽が生えてきたら水やりを開始してください。2・3か月後、苗がしっかり育ってきますので、その頃に鉢に植え替えをしてください。

 

病気・害虫

根腐れが原因で、カビなどの病気にかかることがあります。

根腐れは風通しが悪いとなりやすいので、風が吹いてくる場所に移動させましょう。

カビ類の病気には、うどんこ病や黒点病などが挙げられます。

ハムシーは、ワタムシやヨトウムシなどの被害に遭う可能性があります。

殺虫剤を使うのでしたら、液状に溶かして散布するものを使ってください。

 

管理温度

ハムシーは、5度以下になっても耐えられる多肉植物で、耐寒性が非常に高いです。

ただ、越冬させるには7度以下にならない環境下である必要があります。

冬の朝は気温が低くなっていますので、ビニール製の温室を作って対策をしておきましょう。

環境によっては露地でも冬越しをすることができる場合があります。

増殖する時期も春頃が多いので、20度前後で発根・発芽がみられるでしょう。

 

種類・品種

ハムシーは、ベンケイソウ科エケベリア属に分類される、葉っぱ全体が白い毛で覆われている多肉植物です。

エケベリアの原産地として、中央アメリカや北アメリカなどが代表的ですが、ハムシーも中米に分布している園芸交配種の一つです。エケベリアは、全体でおよそ180種類もの原種があり、さらに交配して作られた園芸品種も多いです。

ハムシーは草丈が20cm〜40cmと、エケベリアの中では草丈が低い方なので、育てやすいです。

葉っぱ全体は緑色をしていますが、先端から縁に沿って、濃い赤色の筋が入ります。

寒くなればなるほど紅葉して真っ赤になります。葉の形は鋭利に尖って、ビロード状になっています。

葉が分厚く、多肉感がたっぷりです。葉の表面は白い毛で覆われており、触るとモコモコしています。

ハムシーは、春頃になると花を咲かせます。花が咲いたハムシーは、「オリベランサス」と呼ばれていて、鉢花として流通しています。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ハムシーは春〜初夏の季節に黄色からオレンジ、赤がかった色の花を咲かせます。

エケベリアは5枚の花弁を開き、中央には雌しべが伸びています。小さく鈴のよう形をしているので、鑑賞しても非常に楽しめます。

 

トリビア

花言葉

エケベリアで分けて考えると、「たくましい」や「優美」という意味が花言葉になっています。

 

由来伝承

エケベリア・ハムシーは、ハムルシーとも呼ばれることもあります。学名には、Echeveria harmsiiと書かれます。

和名には「花の司」や「錦の司」といった名称が付けられています。

別名には、「オリベランサス」さらには「オリペランサス・エレガンス」という名前でも親しまれています。

オリベランサスは、ハムシーが花を咲かせて鉢花になったときの流通名です。

エケベリアという属名は、18世紀のメキシコで植物の挿絵などを書いていた画家として有名であったアタナシオ・エケベリアイの名から付けられたものです。

日本では明治の末に外国から渡来してきた古くから知られている多肉植物です。

 

まとめ

見た目だけでもインパクトのある、ハムシーについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

花の名前にも特徴があり、すぐに覚えてしまいますね。ハムスターに似ていますが、全く関係はありません。

葉っぱも毛が生えていてさわり心地が癖になります。ただし、植物にとってはストレスが溜まってしまいますのでほどほどに。

葉の形が花のような形状をしているので、そのままインテリアグリーンとして部屋に飾ってもおしゃれになるでしょう。

葉っぱを切り取るだけで、簡単に増やすこともできるので初心者にもおすすめです。

パッション系の色の花を咲かせるので、ぜひ開花させてみてください。ハムシーは通販サイトで購入できます。

 

ハムシーの基本情報

ジャンル
多肉植物
形態
低木
学名
別名
オリベランサス,花司,ハルムシー
原産地
メキシコ

ハムシーの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
やや強い
耐暑性
やや強い
耐陰性

時期

開花
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12

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