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銘月の育て方

  • ベンケイソウ科
  • セダム属
銘月の育て方の画像

光に照らされるとツヤツヤの表面をしていることが分かり、剣身のような形をしている葉っぱを持つ多肉植物があります。

セダム属の一種である「銘月」です。今回は、銘月の育て方について詳しくご紹介していきます。

銘月の基礎情報

銘月の日当たり

日の光が好きな品種ですので、春と秋は日当たりのいい場所で育てていきましょう。

半日陰でも育てることができるので、午前中だけでも日を浴びせるようにしてください。

真夏は、日光で葉が傷んでしまいがちです。それでも枯れることはないので、かなり丈夫です。

枯れる原因とすれば「過湿」です。過湿とは、鉢の中に残った水分が、溜まってしまっている状態を表しています。

鉢の中で湿気が多いと、根腐れを引き起こして最悪枯れてしまいます。梅雨の時期などは軒下などに避難させて下さい。

 

銘月の置き場所

雨に当たり続けていると、株が傷んでしまいます。

外でも栽培可能ですが、ベランダなどの屋根のある場所で育てると上手に生長してくれます。

暑さにも寒さにも比較的強いです。

 

銘月の水やり

初夏から梅雨時期にかけては、ひと月に二回、1回にたくさんの水を与えるようにしましょう。

梅雨時期が過ぎた夏からは、断水するようにしてください。

葉が垂れて弱ってきていたら、夕方頃に表土が濡れる量の水を与えます。

高温多湿には弱いので、長雨の場合は雨に当たらないように心がけましょう。

冬も休眠期に入っているので、控えめに水を与えます。

1か月に1回か半月に1回でいいので、水やりを行いましょう。

根腐れにならないように注意し、7日以上は土が湿っていないように管理してください。

 

銘月の肥料・追肥

植え替えるときや植え付けの際に、元肥として混ぜ込んでおきましょう。その後に、肥料は必要ありません。

市販されている培養土には、元から肥料もブレンドされているので、追肥や元肥などは要りません。

与えすぎると肥料焼けと呼ばれる状態に陥り、生育に支障をきたします。

元肥を加えるのであれば、緩効性化成肥料を施すと良いでしょう。適量を混ぜ込んでおいてください。

 

銘月の用土

水はけの良い土を選ぶようにしてください。

多肉植物用の培養土であれば、具合よく色んな土が混ぜ合わさっていますので、そちらをおすすめします。

どこでも市販されているので、入手しやすいです。園芸用の土と、他の土を配合して用土を作ることもできます。

園芸用の土を3割として小粒の赤玉土を4割、軽石を3割入れて混ぜてみてください。

商品によっては、ゼオライトと呼ばれる水の腐敗を防いで根腐れ防止してくれる多肉植物の土もあります。

 

銘月の植え替え・植え付け・種蒔

銘月を植え替えるのは、春から初夏か秋が最適です。梅雨が開ける1か月前までに済ませておきましょう。

植え替えの方法ですが、株を植えていた鉢などからまず取り出します。

付着している土を手で揉みほぐして、古くなっている根を切り落とします。

はさみなどを用いて切りますが、使用する前には、殺菌消毒を必ず行っておいてください。

菌が侵入しないために重要なことです。整えたら新しい用土を、新しい鉢などに入れて植え付けていきましょう。

植え付けのときもやり方は同じです。

 

銘月の増やし方

葉挿しと挿し芽で増やすことが可能です。どちらとも、春から夏の初めごろが適しています。

銘月は、たった一枚の葉っぱを清潔な土に挿しているだけで、増えせます。

挿し芽のやり方ですが、徒長を解消するために切り戻しを行った際に、茎や脇芽などを一緒に切り落とします。

切り落とした茎を土に挿したら、14〜20日間は断水します。根が出たことが分かれば、少量ずつ水やりをしていきましょう。

これだけで新しい芽が誕生します。根腐れしてしまったときに、葉っぱや茎を挿すことで、生き返らせることができます。

繁殖力の旺盛な多肉植物です。

 

銘月の病気・害虫

ほとんど病害虫を気にする必要はありません。

風通しが悪かったり、過湿気味になると、根腐れを引き起こしてカビなどに侵食されることになったりします。

害虫は、アブラムシやなめくじやヨトウムシの被害に遭いやすいです。

なめくじとヨトウムシは、夜に活発に動き葉っぱを食べてしまいます。

アブラムシは植物の汁を吸って暮らします。薬剤科酢のスプレーか牛乳のスプレーで退治しましょう。

 

銘月の管理温度

銘月は寒さに強く、耐寒温度は-3度〜-2度もあります。

冬越しする環境として、乾かし気味で強めの霜や凍結に注意していれば可能です。

弱い霜であれば、当たっても問題ありません。10度〜25度の気温が最も生長する時期です。

 

銘月の種類・品種

銘月は中米を原産地とする外国生まれの多肉植物です。科はベンケイソウで属はセダムとなっています。

種類の豊富なセダム属ですが、葉が細長くツヤツヤ光っているのが特徴です。

銘月でも秋の低い気温に当たると全体的に紅葉をし始めます。葉の縁を描くようにして薄く黄色になります。

紅葉していないときは黄緑色とその縁の周りがオレンジ系の色に染まっています。

生長しても10cm〜20cmと低いので飾りやすいです。葉っぱは360℃全方向に伸ばして付けます。

特徴が似ているものに「黄麗」という品種があります。鉢植えで育てることが多いですが、地植えで育ててもOKです。

日本へいつどのようにして渡ってきたかは、明確にされていません。

 

銘月の花の形態(どんな花を咲かせるのか)

春ごろから夏の初め頃にかけて、星のように5枚の花びらを開く花が咲きます。

白い花がいくつも咲き、毬のように丸くなります。その数はなんと30個〜40個にものぼります。

たくさんの、丸く白い花を咲かせたときの美しさも銘月の魅力の一つです。

 

銘月のトリビア

銘月の風水

ゴールド色をした鉢を使って多肉植物を育てることで、「金運アップ」に繋がるとされています。

またセダム属には「厄除け」としての効果もあるとされているので、寝室や玄関に飾って育ててみてください。

風水では「気」が玄関から入ってきます。運気の入り口ともされる場所ですので多肉植物など配置してみましょう。

風水では金運の方角のことを財位と呼び、寝室またはリビングが当たります。

銘月の育ちやすい環境を考慮しながら、置いてみてください。

 

銘月の花言葉

銘月の属名であるセダムには、落ち着きや静寂と言った花言葉があります。

セダムには他にも「私を思ってください」「星の輝き」などの花言葉があります。

セダムは、誕生日などにもプレゼントとして贈られることがありますが、花言葉の意味に注意して贈りましょう。

花言葉は、花の咲く色や品種でも違ってきたりするので、ややこしいです。

 

銘月の由来伝承

銘月は、和名です。和名の由来は詳しくはわかっていませんが、秋になると葉色が黄色の変わるところから名づけれられたという説が有力となっています。

正式には「セダム・アドルフィー」と言います。

アルファベットにするとSedum adolphiiとなり、英名ではGolden Sedum、Stone cropになります。

属名のセダムは、ラテン語の座るという意味の単語です。

英名のStone cropは、岩場などに自生している様子から付けられています。

 

まとめ

艶やかな葉肉が印象的な銘月の育て方についてご紹介しました。

黄麗よりも葉の形が細長く、剣のような形をしている多肉植物で、人気を集めています。

春になると白い美しい花も咲くので、花の鑑賞も楽しみです。銘月には、一石二鳥の価値があるでしょう。

真夏の日差しを避けたり、風のある場所に置くなど、環境に気をつけていれば栽培は難しくはありません。

他の多肉植物と一緒に、寄せ植えにしてもおしゃれになるので挑戦してみてください。

 

銘月の基本情報

ジャンル
多肉植物
形態
多年草
学名
別名
メイゲツ,名月,アドルフィー
原産地
メキシコ

銘月の性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
やや強い
耐暑性
やや強い
耐陰性

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