ガクアジサイの画像

ガクアジサイの育て方

  • アジサイ科
  • ヒドランゲア属

ガクアジサイの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Hydrangea macrophylla

別名

アジサイ,紫陽花

原産地

日本

ガクアジサイの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

普通

耐暑性

普通

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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3
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肥料

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開花

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剪定

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ガクアジサイの育て方の画像

ガクアジサイの育て方

美術館に飾られている絵画は、どれも立派な額縁に入って観覧者を楽しませてくれます。

絵画を額に入れて飾るよう、ガクアジサイは本花を彩っているのです。

額で縁取るような花姿からガクアジサイと呼ばれる、アジサイの育て方をご紹介します。

基礎情報

日当たり

アジサイは梅雨の花であるため、基本的には乾燥を嫌います。

ホンアジサイやヤマアジサイと同じように、日当たりのよいところや、

午前中だけ光が差し込むような半日陰となる日当たり場所だと喜びます。また乾燥しやすい西日を嫌います。

西日のよく当たる場所では葉が焼けたり、傷んだりしやすいので、できれば庭の東側をメインに植え付けたり鉢を置いたりするとよいでしょう。

ガクアジサイは日照時間が少ないと、きれいな花を咲かせないので、日当たりには十分考慮が必要です。

 

置き場所

アジサイの品種は地上部分が大きくなりすぎるので、最初から大きな鉢で栽培するか、それとも直接地植えするかが適しています。

これは水を好むため、鉢の土量ではすぐに水切れが起こりやすくなるためです。

後々、大きくなってから植え替えることになると、面倒くさくもなります。

なので、地植えをおすすめした上で、前述の通り東側の半日陰で育ててください。

土壌の水分量だけでなく、空気の湿度もガクアジサイの生育に影響を与えるので、空気に程よく湿り気のある場所だと喜びます。

 

水やり

夏の水やりは、乾燥させないことをメインで水をあげてください。

地植えすると、よほど日照り続きで土がカラカラになっている場合や、乾燥する時期以外は、自然の降雨に任せて大丈夫です。

 

冬も引き続き同じく、乾燥しないことをメインで水やりを行いましょう。

耐寒性はあるので、寒さの対策はしなくてもよいですが、

木枯らしや乾燥した寒風に晒されると枝や葉が傷むので気をつけましょう。

 

肥料・追肥

冬の時期に緩効性の置き肥をすることで、春の時期に必要な栄養分が行き渡ります。

また、夏は即効性の液体肥料を与えることで、7月の開花までに十分な栄養素が蓄えられます。

冬に与える肥料として、油かすや粉骨など与えるといいでしょう。

また開花までに液体肥料を10日に1回の頻度で与えると、成長がよくなります。

白っぽい色を咲かす場合は、栄養不足よりも日照不足の可能性があるので、日当たりを考慮しましょう。

 

用土

湿地帯に自生するアジサイですが、水はけのよい土を好みます。黒土に鹿沼土を加えると、水はけがよくなります。

またピートモスを混ぜても通気性と水はけがよくなります。

ガクアジサイは赤みのかかった花をつけるので、土のpHをアルカリ性に保つと、また来年も赤みの強い花を咲かせます。

雨は空中の二酸化炭素が含まれているので弱酸性です。

地植えで野ざらしの場合、放っておくとだんだん青に近い色に変色していきます。

石灰など根元にふりかけておくと、pHがアルカリに傾きます。好みによりますが、ガクアジサイは赤みの花が特徴的です。

怠ったからといって、赤い花が来年には青になるといった、極端な変化はありません。

しかし、お世辞にもきれいな赤とは言い難くなります。

去年と同じ色づきで花を咲かせてくれたのは、お世話の賜物によるものなのです。

 

植え替え・植え付け・種蒔

庭植えの場合は植え替える必要はありません。鉢植えだと植え替えが必要になります。

根詰まりを起こす前に植え替えを行うのがベストなので、1年に1回のペースで植え替えしましょう。

鉢底から根が出ていると根詰まりのサインなので、そのまま放置しておくと、生育が悪くなり、下手すると枯れてしまいます。

そうならないため、地植えをするか、頻繁に大きな鉢へと替えてあげましょう。

 

増やし方

アジサイは挿し木でふやすことができます。

花のついていない真新しいめの枝の先端を選別したら、10cmほどの長さに切り取ります。

切り取った枝を挿し床に挿し、1ヶ月ほどすると根が生え始めます。

根が生えるまでは、日光に当てず、日陰になる場所で管理しましょう。

また水を与えると、挿し口から水が侵入して腐ってしまう場合があるので、そっと静かに根が生えるまで待ちましょう。

 

病気・害虫

かかりやすい病気としては、うどんこ病や腐敗病があります。

うどんこ病は、カビの一種が葉に付着し、粉をまぶしたように白くなる病気です。

湿気に気をつけ、カリウム不足にならなければ、発病することはありません。

腐敗病は、カビや細菌の一種が傷口から感染し、その名の通り株自体を腐らせてしまう病気です。

水はけの悪い土地だと発病が高くなるので、地植えでも場所を変えるか、土壌の改善を試みてください。

またアブラムシやダニが発生すると、植物の表皮が傷つき、細菌が侵入しやすくなります

害虫駆除も怠らないようにしてください。

 

管理温度

アジサイは英名で「ハイドランジア」といい、水の器という意味です。

日本原産になるので、日本の気候に適しています。

耐寒性もあるため、乾燥にさえ気をつけていれば、庭の野外で周年を過ごせます。

 

種類・品種

ガクアジサイは「ユキノシタ科」のアジサイ属に分類される低木です。

分類の仕方によっては「アジサイ科」になる場合もあります。

種類としては、伊豆諸島に生息する八重咲きになる「城ヶ崎」や踊った見た目のように可愛らしい「ダンスパーティー」といったものがあります。

ベニガクアジサイ」は江戸時代から園芸として栽培され、花火大会から「隅田の花火」と命名された品種もあります。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

ガクアジサイは中央に 白やピンク、紫といった小粒に集合したつぶつぶが本花になります。

周りで花びらを咲かせているものは花でなく、萼(がく)といってめしべやおしべを包んでいた表皮になります。

両性花といって、一つの花に雌しべと雄しべがある特徴をしており、花径は1cmにも満たない小さなものです。

 

トリビア

風水

ファッションコーディネート、ネイルカラー、もしも何か一つ感性を研ぎ澄ましたいならば、紫を取り入れると吉です。

紫は古来より高貴な色とされ、五行説では火の性質を持っています。

赤が火の色を表すように、赤は刺激的な色です。紫も刺激色になりますが、紫は赤よりも洗練された色とされるので、自己アピールに欠かせないものになります。

自信アップにつながるので、ガクアジサイを育てて感性を養いましょう。

 

花言葉

アジサイでもホンアジサイ、ヤマアジサイとそれぞれ違った花言葉があるように、ガクアジサイは「謙虚」という花言葉があります。

花が虹のように七色に変色する姿から、どうしてもホンアジサイの花言葉である「移り気」「高慢」といったマイナスなイメージが払拭できないことがあります。

しかしガクアジサイは、どちらかといえばひたむきな姿を連想させます。

女性に例えると、恐妻と貞淑な妻といったところでしょうか。その飾らない粛々とした花姿は、ガクアジサイにぴったりな花言葉ですね。

 

由来伝承

ガクアジサイの花は中央にある小さな粒粒したものだと前述しました。

その縁に花びらのような萼が取り囲んでいるため、額縁のようなアジサイとして、いつしか「ガクアジサイ」と呼ばれるようになりました。

同じアジサイ科であるヤマアジサイの品種とすごく似ていますが、ガクアジサイは葉に光沢があるものの、ヤマアジサイは葉に光沢がありません

 

まとめ

今回はアジサイの中でも、額を縁取ったような花姿のガクアジサイの育て方を紹介しました。

梅雨のじとじとした時期に、彩りを与えてくれるアジサイの花。ぜひともガーデニングコレクションに加えてください。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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