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チューリップの寄せ植え|相性の良い組み合わせ、花壇やプランターでの植え方は?

春の花壇を彩ってくれるチューリップはほかの花と寄せ植えされていることも多く、コツさえ覚えればかんたんに寄せ植えを楽しむことができます。

今回は、チューリップの寄せ植えについて紹介しています。

チューリップの寄せ植えのやり方は?


チューリップと寄せ植えするにはまず、相性のよい植物とその特徴を知っておく必要があります。また花壇がない場合は、鉢植えやプランターでも寄せ植えを楽しみましょう。

寄せ植えの前にまずはチューリップの育て方について少し知っておきましょう。

一般的なチューリップの球根の植え方をご紹介します

用意するもの

・球根
・鉢底石(鉢植えの場合)
・培養土(市販の花・球根用培養土など)
※土質は選びませんが、水はけのよい土がよいです。
例:赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合でブレンドしたもの

植え付け場所、置き場所としては日当たりのよい場所を選びましょう。また冬の寒さに当てることも花を咲かせるには重要なポイントですので、遅くても12月末までには植え付けを完了させ、冬の寒さのもと屋外で管理します。

では基本的な植え付け方手順をご説明します。

●庭植えの場合
1.球根は3~5cm程度の間隔で、球根の大きさの2倍の覆土がかぶるぐらいの深さに植え付けます。

(深さにすると球根の3倍になります。例えば球根が5cmの大きさであれば、15cmの深さ)

2.土を被せて埋める。水やりしたあと、土がへこまないように土を押さえて適度に固めておく。

鉢植えの場合は、植え付け間隔は3~5cm、深さは球根の上から5cmぐらいの土を被せます。植え付け間隔ですが、8号鉢で10球、65cmプランターで20球ぐらいの間隔が目安です。

球根の植え方がひととおりわかれば、球根と球根の隙間や、空いた空間を埋め合わせるようにして他の植物を植えてみましょう。

チューリップの寄せ植えに組み合わせる花は?

チューリップの寄せ植えには、相性のよい花というものがあります。そのおもなポイントとしては、
・チューリップの花より背丈が高くならないこと
・球根と球根の隙間をうまくカバーしてくれる
・根をあまり広げない植物を選ぶこと(球根が根を張るのに邪魔をしないこと)
・繁殖力が強すぎず増えすぎないこと(繁殖力の強いハーブなどは次の花壇の作り替えの際に土ごと変える必要があるのでおすすめしない)
・チューリップの花と同じ時期に花を咲かせる、もしくは先に花を咲かせても花期が長い

寄せ植えの場合は、チューリップをメインにするか、チューリップの淡い色合いと対照的に、華やかさのあるアネモネや、キンギョソウなどと一緒に寄せ植えすると華やかさが増します。

チューリップの寄せ植えで相性のよい花やグリーン

パンジー(ビオラ)

冬から春にかけての寄せ植えで多用する花です。色のバリエーションが豊富で、濃い色合いからパステルカラーまでメインで寄せ植えする花の色に応じて選ぶことができます。

寒さに強い、根をあまり広げない、花期も長いというような育てやすい特徴があるので、初めて寄せ植えする方にもおすすめです。

アリッサム

ごく小さな花びらが特徴の小花をたくさん咲かせ、草丈が低く匍匐性のある多年草です。根元を覆うほどのボリュームを出すことができるので、花壇にインパクトを出したいときにもおすすめです。

ワスレナグサ

花径5mmから10mmぐらいの小さな花を次々に咲かせます。ブルーの花色が印象的な植物です。

夏の暑さには弱いので、寄せ植えするとチューリップの花期に合わせて花壇に花色を添えてくれるでしょう。園芸品種にはピンクや白の花色のものもあります。

ムスカリ

チューリップと同じ春咲きの球根植物で、濃い青紫色でブドウのような房になった花を咲かせます。チューリップの手前などに植えることで、淡いチューリップの花色と対照的に花壇のコントラストが高まります。

ハナカンザシ

カサカサとした花を咲かせ花期が長いことから、冬から春にかけての寄せ植えなどで多く用いられている植物です。株がまとまりやすく、優しい色合いや丈の短さなどから、チューリップだけでは物足りないような花壇にプラスするのをおすすめします。

ヘデラ

暑さや寒さに強く枯れにくい面や長くつるを伸ばしながら横に広がって伸びていくので、背丈の高い植物と相性がよく花壇の手前や株元をうまくカバーできる植物です。

ハート型などかわいらしい葉の形や斑入りなどいくつかのバリエーションがあるので、寄せ植えやフラワーアレンジメントによく使われています。

ノースポール

花径が3cmほどのキク科の植物です。比較的耐寒性が高く、関東以西の平野部では秋に種をまくと、防寒せずに冬越しすることができます。冬から初夏まで長期で花を楽しむことができます。

園芸品種のクローバー

グラウンドカバーや寄せ植えに使いやすいクローバー。雑草扱いされがちなクローバーですが、園芸品種では、葉色が豊富で四つ葉や五つ葉以上のものなど、ユニークなバリエーションも魅力です。

アネモネ

チューリップと同じく球根性の植物です。鮮やかな赤や青みがかった紫など一重咲きや八重咲きなど花期も4月から5月とチューリップの花期とおなじぐらいです。

花が咲くと存在感が出ますが、草丈は25~30cmほど。チューリップの草丈は一般的に30~70cmとなっているので、チューリップの花に被ることなく、花壇に彩りが加わります。

シロタエギク

別名「ダスティーミラー」と呼ばれ、細かい白い毛が株全体に生えて銀色に見え、葉ものとして寄せ植えに用いられています。

4月~6月に黄色い花を咲かせます。寒さに強く、チューリップの芽がまだ出ない冬の季節から花壇に植え付けて育てることができます。主張せず、他の花を引き立てることや、葉に雪や霜がついたようにも見えることから、コニファーやポインセチアなど、クリスマスらしい寄せ植え・アレンジメントにぜひ用いてみたい植物です。

鉢植えやプランターでチューリップの寄せ植えを楽しむには?

鉢植えでチューリップの寄せ植えを楽しむコツ、まずは各植物の特徴や性質を知り、植え付けましょう。

・鉢の大きさに合わせてチューリップとその他寄せ植えする花の数やバランスを決める

・その植物がきれいに見える向きを気にしながら植える

などがあげられます。植え付け当初は、株間に少し余裕を持って植え付けましょう。株間が少しぐらい見えていてもかまいません。植物は時間をかけて育つうちに葉や茎を広げてボリュームが出て土がある程度隠れます。

チューリップに限らず、どの植物もよく見ると、前後があり一番きれいに見える向きがあります。花壇でもプランターや鉢でもそうですが、もうすでに花がついた植物を寄せ植えする際は、その向きを確認しながら植えると、寄せ植えした花全体のまとまりが出て、見栄えがきれいになります。

チューリップの寄せ植えをして花壇を彩ろう

寄せ植えする植物にはパンジーのように花期が長めで、冬の間から花をつけて花壇を彩るものと、ワスレナグサやアネモネのようにチューリップの花と合わせて咲く植物があります。

またヘデラのように暑さや寒さにも強く、年中花壇の手前を隠す植物は球根を掘り起こした後も別の花との寄せ植えにも使えますよ。

みなさんもチューリップの寄せ植えを楽しんでみてくださいね。

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