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スモークツリー(煙の木)の育て方|苗の植え付け時期は?剪定は必要?

  • ウルシ科
  • コティヌス属
スモークツリー(煙の木)の育て方|苗の植え付け時期は?剪定は必要?の画像

花を咲かせたあとにふわふわとした花穂をつけるのがスモークツリーの特徴です。遠くから見ると煙を上げているように見えることからこの名前が付けられました。

今回はそんなスモークツリー(煙の木)の育て方のポイントについてご紹介します。

スモークツリー(煙の木)の日当たり

スモークツリーは日当たりの良い環境で育てるようにしましょう。直射日光にも強く丈夫な花木なので、真夏の晴れた日が続いたときでも耐えてくれます。

スモークツリー(煙の木)の置き場所

スモークツリーは暑さにも寒さにも強く、丈夫で育てやすいため、日本国内でも沖縄から北海道まで広い範囲で育てられています。日当たりと水はけの良い場所を選んで育てるといいでしょう。

また、スモークツリーは成長速度が早いため、鉢植えではすぐに根が詰まりやすく、大きく成長すると管理することが難しくなります。そのため、地植えで育てられることが多い樹木です。

背丈は最大で5m近く、横幅は4mまで成長する樹木ですが、根は比較的浅く、また枝が細く伸びるため、風の影響で樹木が倒れたり枝が折れることがあります。近くに壁などの障害物があり、台風の日でも強い風が直接当たらないような場所がいいでしょう。

また落葉性の樹木であるため、落葉期には落ち葉の掃除や回収ができる余裕のあるスペースの方が好ましいでしょう。

スモークツリー(煙の木)の水やり

夏の水やり

スモークツリーは、乾燥には強い一方、高い湿度には弱い樹木です。植え付けの直後にだけ軽く水を与えれば、地植えの場合はその後の水やりはほとんど必要ありません。

降雨の水分だけで十分に育ってくれるので、毎日の定期的な水やりをせず、やや乾燥気味に育てるようにしましょう。ただし、夏などの時期に晴れた日が続き、地面がひび割れているようなときには水を与えるといいでしょう。

冬の水やり

落葉が終わったあとの冬の時期は生育速度が鈍ることもあり、あまり多くの水分を必要としていません。冬もほかの時期と同じように、降雨からの水分だけで問題ないでしょう。

スモークツリー(煙の木)の肥料・追肥

スモークツリーを植え付ける際には、元肥として堆肥や腐葉土、有機質肥料を土に混ぜ合わせておきましょう。

その後の追肥は基本的には必要ありませんが、生育が悪いときや春に新芽をつけやすくしたい場合には肥料を施してあげるといいでしょう。

肥料は緩効性の固形肥料や固形の油かすを用意し、12月から2月の冬の時期に置き肥として与えるといいでしょう。

スモークツリーは肥料を与えすぎると大きく成長してしまい、管理が難しくなることがあるので、与える肥料の量には注意して必要な分だけ施すようにしましょう。

スモークツリー(煙の木)の土

スモークツリーを育てるときは、水はけの良い環境を用意してあげましょう。

鉢植えの場合は、赤玉土、腐葉土、川砂をそれぞれ5:3:2程度の割合で混ぜ合わせておくといいでしょう。地植えの場合は、腐葉土などの元肥を植え付けの前に混ぜ合わせておきます。

土が粘土質だったり、水が通りにくい場所であった場合は、川砂を混ぜ合わせるなどして、水はけの良い環境をしっかりとつくってあげてください。

スモークツリー(煙の木)の苗の植え替え・植え付け

植え付け

スモークツリーの植え付け時期としては、11月から3月までの落葉期が適しています。ただし、寒さが厳しい真冬などは避けるようにしましょう。

植え付けるときは、枝が横に張るように伸びるため、十分なスペースを事前に確認しておくことも大事です。

植え替え

苗を鉢植えで育てた場合は、成長すると根詰まりを起こしやすいので、1〜2年後には大きな鉢や庭などに植え替える必要があります。

庭植えや地植えの場合は、基本的には植え替えを行う必要はありません。

スモークツリーの根は細く浅いものが多いので植え付けや植え替えをする際は、傷をつけないように慎重におこないましょう。

スモークツリー(煙の木)の手入れ・剪定

枝が横に広く伸びるスモークツリーは、雪が積もると重さに耐えきれず枝が折れてしまうことがあるため、落葉期に古い枝や長い枝を剪定しておくといいでしょう。

スモークツリー(煙の木)の増やし方

スモークツリーは「種まき」、もしくは「ヒコバエの株分け」で増やすことができます。

種まき

スモークツリーの種は雌木から9月から10月頃に採ることができます。鉢やプランターなどに赤玉土を混ぜた土を用意して種をまきます。苗として大きく成長したら、別の大きな鉢や庭へ植え替えましょう。

スモークツリーは雄株と雌株に分かれている雌雄異株の樹木ですが、種の状態で判断することは難しく、確実に判断するためには開花するまで待つ必要があります。

ヒコバエの株分け

種まき以外の増やし方としてはヒコバエを使う方法があります。ヒコバエとは樹木の株や根元から新しい生えてくる芽のことです。通常は切り取られることが多いですが、株分けとして使うこともできます。

ヒコバエを使って株分けをする場合は、株元から出てきたヒコバエの下の土を根が確認できる深さまで掘り、根と枝がついた状態のものを切り取って使用します。

若い樹木からは多くのヒコバエが出てきますが、高さが1mほどまで伸びてから株分けを行うと成功しやすいでしょう。

スモークツリー(煙の木)の育て方で注意すべき病気・害虫

つきやすい虫

スモークツリーには目立った病害虫はありませんが、ミノムシやカイガラムシの被害を受けることがあります。

すぐに大きな影響はありませんが、害虫が棲みついてしまい数が増えると、栄養が吸われて生育が悪くなってしまいます。見つけた場合は薬剤散布で駆除するようにしましょう。ミノムシの場合は捕殺でも駆除することができます。

かかりやすい病気

また、病気としてはうどんこ病を発症することがあります。症状としては葉に白い粉のような斑点が現れ、徐々に生育を悪くしていくことがあります。早い段階で見つけた場合は葉を切り取るなどして対応しましょう。

しばらく様子を見ても被害の拡大が止まらず、症状が広がった場合は市販の薬剤を散布しましょう。カイガラムシやうどんこ病は、風通しを良くすることである程度予防することができます。

スモークツリー(煙の木)の管理温度

スモークツリーは丈夫な樹木で、暑さにも寒さにも耐えることができるため、特に真冬の時期でも防寒対策などは必要ありません。

スモークツリー(煙の木)の花言葉

スモークツリーの花言葉は「煙に巻く」、「賢明」、「賑やかな家庭」、「儚い青春」です。

スモークツリー(煙の木)の由来伝承

英名のスモークツリーと同じく日本でも「煙の木」という別名がつけられており、枝全体を覆う花穂が遠くから見ると煙を巻き上げているように見えることから、この名前がつけられました。

このスモークツリー独特の特徴的な花穂は、花が咲き終わったあと、種をつくらない不稔花の軸が長く伸びていくことでつくられ、細く長い線が集まった綿毛や羽毛のような見た目をしています。

そのほか、日本ではハグマノキ(白熊の木)とも呼ばれ、これは僧が持っている仏具の払子が由来となっています。

スモークツリー(煙の木)を苗から育ててみよう!

今回は特徴的な花穂をつけることで知られるスモークツリーの育て方についてご紹介しました。

名前の由来にもなっているふわふわとした綿毛のような花穂は、独特の存在感があり、近くで見るのと遠くから見るのとでは、また違った印象が感じられるのではないでしょうか。

初夏の開花時期はもちろん、花が咲き終わった後も花穂や紅葉が鑑賞できるなど、長い期間楽しめる樹木なので、庭にひとつ植えるだけで景色を彩ってくれるでしょう。

暑さにも寒さにも強く、樹木としても丈夫で育てやすいため、管理もそれほど難しくはありません。雌雄異株の樹木なので、鑑賞用として育てたい場合は雌株を選んで育てるようにしましょう。

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スモークツリーの基本情報

ジャンル
庭木・花木
形態
高木
学名
別名
ハグマノキ,カスミノキ,ケムリノキ,白熊の木,ケムリノキ
原産地
欧州

スモークツリーの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
強い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

種まき
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
肥料
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
開花
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
剪定
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12

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