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桜草(サクラソウ)の育て方|葉が枯れるときの対処法とは?

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桜の花のような形に咲く山野草で日本でも自生してるサクラソウは、品種の数も豊富です。

江戸時代には武士の間で流行した植物でもあります。

花の鑑賞を楽しめるサクラソウの育て方などについてご紹介します。

桜草(サクラソウ)の日当たり

サクラソウは、芽が出てから花が咲き終わるまでは、日光によく当たる場所で育てるようにしてください。

夏場は明るい日陰に移動させましょう。特に鉢植えは、その日当たりを意識して下さい。

地植えの場合は、夏に直射日光に当たらない場所で管理するようにしてください。

桜草(サクラソウ)の置き場所

鉢植えでは、5月の開花後から秋になるまでは涼しいところで育てるようにしてください。

梅雨時期に雨に当たると花が傷んでしまったり、茎が折れ曲がったりしてしまうことがあります。雨しのぎができる場所に移動させておいてください。

サクラソウは寒さには強いので、その点を気にかける必要は特にありません。ただし、暑さと乾燥を弱点としますので、風通しが良く、湿気のある環境で育てていきましょう。

地植えであれば、夏は乾燥に注意するために落葉樹の下になる場所で植えます。

桜草(サクラソウ)の水やり

夏の水やり

湿度を保つために欠かせないのが水やりです。水を与えるタイミングは、土の表面が乾いてからにしましょう。芽が出て花が咲くころまでは水切れにならないように、多めに水を与えておきます。

地植えでは、萎れているようすであれば、水やりを行いましょう。サクラソウの周辺で育ててる植物が萎れている場合でも水やりをします。

冬の水やり

サクラソウは、冬に入ると休眠期となります。乾きも鈍ってきますので、水やりの回数は控えるようにしてください。

また、サクラソウは、地上部が枯れると水やりを行うタイミングが分かりづらくなります。周辺には他の草花などを植えておくようにするとわかりやすいです。

桜草(サクラソウ)の肥料・追肥

まず植え付ける際に、ゆっくりと効くタイプの化成肥料を土に混ぜておいてください。化成肥料では、カリウムとリン酸の成分が多く含んでいる肥料を用いてください。

サクラソウの芽が出てから開花し、花が咲き終わるまでは、15日〜30日に1度肥料を与えます。液体肥料を薄めて用いてください。

肥料を多く与えることで葉っぱも大きくなり生長しますが、独特な印象はなくなってしまいます。また、根が腐ってしまう可能性もあります。

地植えでも同じように適度に与えます。草花用の液体肥料を、1500倍から2000倍に希釈して施して下さい。

桜草(サクラソウ)の用土

サクラソウには、水はけの良い土を使います。

赤玉土の小粒サイズと軽石の小粒サイズと鹿沼土の小粒サイズを、同じ量に混ぜて使用しましょう。乾きすぎる用土になってしまったときは軽石の量を減少させるようにしてください。

または、腐葉土を追加して乾燥を防いでください。

桜草(サクラソウ)の植え替え・植え付け・種まき

植え替え・植え付け

サクラソウは冬の時期に植え替えを行います。冬と言っても厳しい寒さの時期は避け、毎年10月〜2月の間頃に済ましてあげます。

植え替えのときには、鉢底に大きい粒の軽石を通常よりも多めに入れて、水のはけ具合を良くしておきます。

鉢から取り出した根についた古い土をよく洗い流し、根は広げるようにして浅く入れます。芽の先が気持ち上向きになるようにして、横向きに植えていきます。

芽先と地表との間が2cm程度になるように土を被せていきましょう。地植えでは、落葉樹の下などに植え付けるのがベストです。

野生種もしくは丈夫で健康的な園芸品種を選ぶと良いでしょう。

種まき

サクラソウは種まきからでも育てることができます。花が咲いた後に種子を付けます。

種子は6月頃になるとできますので、採取したら湿らせた土を用意して冷蔵庫などで保管しておきます。

年が明けて3月ごろに種まきを行います。種子が甚だしく乾燥してしまうと、種の発芽率が下がってしまいます。保管するときは十分気をつけてください。

さらに花が咲き終わった後は、増し土をすることが必須です。

毎日水やりなどを行っていると土のかさが減ってくるので、株元の根が外に出ないようにするために土を増やす作業を行います。増し土は新しい土を株元へ入れるようにします。

まれに、こぼれ種から発芽することもあるようです。

桜草(サクラソウ)の増やし方

サクラソウは種まき以外にも、「株分け」や「根伏せ」で増やすことが可能です。株分けも根伏せも、植え替えを行うときに同時に作業をします。

株分け

植えていた鉢から株を取り出して、古い土を根を傷めつけないようにして取り除きます。

黒くなっている根茎を切り取ります。株が自然と分かれてくれるので切断して植え付けていきましょう。

根茎の切り口に何も施さなくても、傷んだりすることがありません。

根伏せ

根伏せでは、根が太めのきれいなものを選んでください。

カッターやナイフで切り取って切り口が上になるようにして、かなり浅めに植え付けます。苗は小さいので開花までに2年は必要であると頭に入れておいてください。

桜草(サクラソウ)の育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

サクラソウは、灰色カビ病という病気にかかる可能性があります。

灰色カビ病は、低い温度で多湿である環境で発生しやすい病気です。サクラソウの葉や花に灰色になったカビの症状が表れ、枯れてしまいます。病気にかかってしまうと回復の兆しは見えませんので処分してしまいます。

殺菌剤を撒いて病気が広がらないように対策しておきましょう。

灰カビ病の予防対策としては、水はけを良くした土を使用することと、風通しを良くすることです。さらに、窒素を多く含んでいる肥料を施すのは控えることです。

つきやすい虫

害虫として、ハダニやアブラムシ、ヨトウムシ、ネコブセンチュウが主に発生することがあります。

ハダニは葉や用土が乾燥していると発生するので、霧吹きで葉に水をかけたり水やりを怠らないようにしてください。主に葉の裏についていることが多く、発生してしまったときは薬剤を撒いて撃退しましょう。

アブラムシに関しては、温かい気温になってくると出てくる虫です。茎や葉、つぼみに付いて植物の汁を吸って株を弱らせてしまいます。発見次第殺虫剤は散布しましょう。

ヨトウムシも見つけたらすぐに捕殺してしまいます。

ネコブセンチュウが発生した場合は、根の部分がコブ状になります。多く発生するとコブでいっぱいになってしまい、生育にも悪い影響が出ます。

寄生した部分を取り除いてから新しい土に植え替えましょう。感染した鉢は煮沸消毒することです。パストリア水和剤を用いると被害を低減させることができます。

桜草(サクラソウ)の管理温度

サクラソウの生育温度は、大体15度〜20度となります。

種まきから育てた場合、発芽でも15度〜20度が適しています。

サクラソウは耐寒性に優れ、耐暑性も高いので、それなりに過酷な環境でも耐えてくれます。

プリムラマラコイデスという花壇用の種類であれば、地植えで-3度まで、鉢で育てる種類では3度まで耐えることができます。

桜草(サクラソウ)の花言葉

サクラソウには、「少年時代の希望」「初恋」「自然の美しさを失わない」「純潔」「あこがれ」という花言葉があります。

桜草(サクラソウ)の由来伝承

サクラソウという名前は、桜の花に似ている草であることでつけられました。

日本では「日本サクラソウ(日本桜草)」といわれることもあります。学名は、Primula sieboldii(プリムラ・シーボルディー)です。種小名であるsieboldiiは、ドイツの医師であったシーボルトから由来しています。

属名にも起用されているPrimulaは、ラテン語の「最初の」という意味であるprimosを語源としています。

日本では江戸時代から親しまれてきた経緯もあり、多くの株が栽培されてきましたが、明治維新や太平洋戦争の影響で一時期は廃れてしまいました。

それも1945年代後半になると愛好家が増え栽培も再び盛んになり、今でも多くの園芸愛好家によって育てられています。現在は、日本各地でサクラソウ展などが開催されたりしています。

桜草(サクラソウ)の育て方をマスターしよう!

桜が咲き終わったと同時に桜のような花を咲かせるサクラソウの育て方についてご紹介しました。

サクラソウは、水やりや肥料の与え具合などを考えながら育てると上手く育ちます。

花色が非常にきれいで、サクラソウの花壇は、鑑賞する価値が非常に高いです。春の訪れを感じさせるサクラソウを育ててみてください。

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サクラソウの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
別名
日本桜草
原産地
日本〜中国

サクラソウの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
強い
耐暑性
普通
耐陰性

時期

種まき
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
肥料
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
開花
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
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