アルストロメリアの画像

アルストロメリアの育て方

  • ユリズイセン科
  • ユリズイセン属

アルストロメリアの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Alstroemeria hybrids

別名

ユリズイセン,ユメユリソウ,インカノユリ

原産地

南アメリカ

アルストロメリアの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

やや弱い

耐暑性

やや弱い

耐陰性

時期

種まき

1
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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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アルストロメリアの育て方の画像

アルストロメリアは、花もちがよいことから切り花として楽しまれることが多い半耐寒性球根植物です。花弁に条斑が入ったユニークでエキゾチックな見た目が特徴ですが、最近では斑のないスポットレスタイプの人気も高まっています。
切り花は、フラワーショップなどで1年中出回っていますが、アルストロメリアは鉢植え・庭植えでも楽しむことができます。春または秋に球根を植え付けて育てると、5月から7月に花が咲きます。
ユリに花姿が似ているので、別名「ユリズイセン」「ユメユリソウ」「インカノユリ」とも呼ばれることがあります。南米のチリやペルーに自生していることから、インカ(インカ帝国)のユリという名で親しまれていますよ。
アルストロメリアが日本に伝わってきたのは大正初期。当時はそこまで普及しなかったようで、1980年代に入ってから本格的に広まりました。
黄色・ピンク・オレンジ・赤など花色が豊富で花もちがよく、フラワーアレンジメントの材料として、現在も広く親しまれています。
今回は、アルストロメリアの育て方と種類、花言葉をご紹介していきます!

アルストロメリアの育てる場所

高温多湿の場所を嫌い、比較的冷涼で乾燥気味の環境が適しています。品種によりますが暑さ・寒さに弱いので、夏冬の管理には気を使ってあげましょう。冬は霜にあてないよう、鉢植えならベランダの日当たりがよく暖かい場所や室内の窓辺に置きます。庭植えの場合、凍結防止のマルチングを行いましょう。
日当たりのよい場所が向いていますが、夏場は半日陰で管理してください。涼しい地方なら夏場も日なたで管理してOKです。
アルストロメリアは品種によって性質の違いが大きく、最適な環境もそれぞれ異なります。育てる品種にとってベストな環境を確認してみましょう。

アルストロメリアの水やり

アルストロメリアは過湿を嫌います。庭植えでは基本的には水やりは必要ありません。
鉢植えの場合、表土が乾いたらたっぷりと水をやるようにし、乾かし気味に管理してください。花に水がかからないようにしましょう。過湿による根腐れには注意が必要です。
花が終わると休眠期に入るので、夏場は水やりを控えます。

肥料

庭植えの場合、元肥のみで追肥はほとんど不要です。
鉢植えでは、春~開花までの期間に置き肥(月1回)か、液肥(週1回)を施します。

用土

水はけがよく、腐植質の肥沃な土が適しています。赤玉土小粒4:鹿沼土小粒3:腐葉土3の用土でもよいです。
庭植えの場合、連作地は避けましょう。日当たり・水はけのよい場所で、土壌が酸性に傾いている場合、石灰で酸度調整してください。pH6~6.5が最適です。

病害虫

病害虫が発生しにくい植物です。しいていえば、アブラムシに注意しましょう。発生したら薬剤ですみやかに駆除します。

アルストロメリアの植え付け・植え替え

アルストロメリアの球根の植え付け適期は、秋は9月から10月、春は3月から4月です。
庭植えでは株間は最低でも20㎝以上はとるようにし、鉢植えでは深さのある5号鉢に1球植え付けます。5㎝くらい厚めに覆土して発芽させます。
植え替えする際も、9月から10月または3月から4月に行いましょう。休眠期に作業するのが安全ですよ。

アルストロメリアの株分け

株分けは、植え替えと同時に3月か9月に行います。芽が出る部分を確認してから、根を分けるようにしましょう。太い根からは芽が出ません。
庭植えでは3年に1回、鉢植えではできれば毎年植え替えるのがおすすめです。

アルストロメリアの手入れ

花がら摘み

開花中は、花茎を整理してあげましょう。咲き終わった花がらは摘み取ってください。アルストロメリアはすぐに種ができるので、枯れた花はそのままにせずすぐに摘み取るようにしましょう。
また、芽がこみあってきたら、細い茎は抜き取って太い芽を生長させます。
花茎を切り取る際にハサミを使うとウイルスに感染してしまう場合があります。ウイルス感染すると株が弱るので、花をつむ場合はハサミを使わず、引き抜くようにすると安心ですよ。

支柱立て

アルストロメリアは、品種によって草丈が30㎝~2m程度とまちまち。背の高い品種は、風で倒れないよう支柱を立ててあげるといいでしょう。

アルストロメリアの種類

アルストロメリアは、オランダを中心に盛んに品種改良が行われています。

アルストロメリア インディアンサマー

鮮やかなオレンジ色の花が、熱帯植物のような趣のアルストロメリア。比較的丈夫で耐暑性があり、暑い地域でも楽しめます。春・秋に二度開花する品種です。

アルストロメリア プルケラ

プルケラは、原種系のアルストロメリアです。細長く真っ赤な花はワイルドな雰囲気がありますね。ちょっと変わったアルストロメリアを育てたいという方にはとてもおすすめですよ。
生育が旺盛で育てやすい品種となっています。

スポットレスアルストロメリア

近年人気が高まっている、花弁に斑の入らないスポットレスタイプの品種です。斑入り品種とはまた違った、上品な雰囲気が特徴です。

アルストロメリア ロックンロール

白い斑が入った葉が特徴のアルストロメリアです。斑の色は、黄色~クリーム色・白に変化していきます。花が咲いていなくても、カラーリーフとして楽しむことができますね。
花は鮮やかなスカーレットオレンジ色で、白い葉との対照が美しいです。

アルストロメリアの花言葉

アルストロメリアの花言葉は、「エキゾチック」「持続」「幸福な日々」です。「エキゾチック」の由来はアルストロメリアの独特な花姿、「持続」の由来は花もちのよさだといわれています。
そのほか、花色別の花言葉があるのでご紹介していきます。
赤のアルストロメリア:「幸い
ピンクのアルストロメリア:「気配り
オレンジのアルストロメリア:「友情
黄色のアルストロメリア:「持続
白のアルストロメリア:「凛々しさ

まとめ

切り花として人気の高いアルストロメリア。花束やフラワーアレンジメントでアルストロメリアを楽しんだことがあるという方は多いと思いますが、実は球根から育てることもできるんです。春・秋に植え付け可能なので、興味をもった方はぜひ試してみてくださいね。
アルストロメリアとは、少し舌をかんでしまいそうな名前ですが、その由来は人名だといわれています。スウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネ(1707~1778)が南米旅行中にこの種を発見し、親友だったスウェーデン男爵アルステーマの名にちなんで付けました。
アルストロメリアの原産地である南米には、約120種類が自生しています。常緑性、落葉性などタイプもさまざまで、生育環境も砂地などの乾燥地から湿地までと幅広いです。大まかに分けて、チリ中部を中心に分布する「チリタイプ」とブラジル東部を中心に分布する「ブラジルタイプ」の2種類があります。
これらの個性豊かな原種アルストロメリアをもとに、18世紀からイギリスやオランダなどで交配が進められてきました。園芸用として改良された品種は、育てやすく、カラーや花姿が豊富で見ているだけで楽しくなってしまいます!花だけでなく、葉も斑入りのものなどバリエーション豊富です。
水はけのよい環境で乾燥気味に育てること、夏・冬の暑さ寒さには気を付けることを念頭に置いて、ぜひアルストロメリアの栽培にチャレンジしてみてください。

※トップ画像はロンちゃんさん@GreenSnap

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