アツモリソウの画像

アツモリソウの育て方

  • ラン科
  • アツモリソウ属
アツモリソウの育て方の画像

和名で「敦盛草」と書くこの植物は、単子葉類ラン科の山野草です。大きな紫色した唇弁が、平敦盛が武士が七つ道具を入れるために用いた「母衣」のようだということから、この名前がついたと言われています。

見た目が美しいアツモリソウは、環境庁が発表しているレッドリストに載る絶滅の危機に瀕している植物の一つです。今回は、そんなアツモリソウの育て方、増やし方をみていきます。

アツモリソウの育てる場所

アツモリソウが自生している環境は、低山や亜高山と呼ばれる場所です。そのため、涼しい環境を好みます。アツモリソウを育てる場合は、涼しい環境で育ててあげましょう。

地植え、鉢植えどちらでも良いですが、寒さに強い代わりに耐暑性がありません。夏場に高温になりやすい地域で栽培を考えているならば、鉢植えで環境を管理してあげながら栽培します。鉢は発泡スチロールで作られたものを使うのが良いでしょう。

アツモリソウの水やり

花が咲くまでの成長期には、水は大切です。たっぷりと水を与えてあげます。夏場の水切れに注意が必要です。

肥料

液体肥料を与えます。蘭むけの液体肥料が市販されていますので、それを春先と秋に与えます。

用土

クリプトモスと呼ばれる水の管理がしやすい土がおすすめです。これは、杉と檜の樹皮から作られた土で、水はけ、通気性にきをつけないといけないアツモリソウのような山野草にぴったりです。

アツモリソウが自生している環境は、山野の涼しい風通しの良い場所です。そのため、地中の温度が高くなりすぎると株が腐ってしまいます。それを抑えるのにもクリプトモスはおすすめの培養土です。

園芸店に行くと、蘭むけの用土が販売されていますのでそれらを購入します。

病害虫

耐暑性がないために、鉢植えの環境が暖かくなりすぎたり、地植えでも水はけが悪い用土だと軟腐病にかかりやすくなります。これは地中で根が腐っていく病気です。これを防ぐには、水はけのよい用土で育てることはもちろん、通風、遮光に気を配ることです。

環境が悪いとハダニも出やすくなるので、殺虫剤を塗布します。

アツモリソウの植え付け・植え替え

アツモリソウの植え付けですが、ヤシの木から作られたコンポストである「ベラボン」とクリプトモスを混ぜた用土を準備します。植え付けの適期は、春か秋です。10cmほどの深さの穴をつくり、根を傷つけないように広げて植えます。

植え替えは、2年ごとを目安にして行います。植え替えのタイミングは3回あり、「花後」「春の新芽前」「秋頃」です。その中でも最もおすすめなのが、11月の秋頃です。

鉢もしくは庭から取り出したアツモリソウは、株についた土を洗い流します。植え替える時に、古くて枯れていたり、腐ったりしている根を見つけたら、取り除きます。植え替えの時の注意点は、根が乾かないようにすることです。

アツモリソウの増やし方

株分けをして増やします。株分けを行うのに良い時期は、花が終わったあたりです。

アツモリソウの手入れ

アツモリソウの手入れですが、育てる環境場所によって異なります。耐寒性のある山野草のため、寒い地域で育ちやすいやすい性質があります。暑い地域で育てる時は、地中の温度管理に注意が必要となります。遮光、風通し、そして適した用土に注意してあげるのが大切です。

アツモリソウの花言葉

アツモリソウの花言葉は、「移り気」「気まぐれ」などの愛情が変化しやすいことを意味する言葉と、「君を忘れない」という意味に花言葉もあります。移り気な気持ちや愛情という意味の花言葉から考えると、「君を忘れない」という花言葉は、ロマンチックな響きを持っていると感じます。しかしながら、別れる時の謳い文句のようにも聞こえます。

まとめ

ラン科のなかでも花がひときわ大きく美しいアツモリソウには、「レブンアツモリソウ」「ホテイアツモリソウ」「キバナアツモリソウ」「クマガイソウ」「コアツモリソウ」と異なる品種があります。

アツモリソウの花は、7cmほどのサイズになるため、豪華で鑑賞向きです。しかしながら、栽培が難しくガーデニング上級者向けの植物です。ぜひ諦めずに何度かチャレンジしてアツモリソウを育ててみてくださいね。

※トップ画像は楓さん@GreenSnap

アツモリソウの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
別名
原産地
日本、中国

アツモリソウの性質

栽培難易度
やや難しい
耐寒性
普通
耐暑性
弱い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
開花
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
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  • 6
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  • 8
  • 9
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