ラズベリーの育て方|収穫時期や自宅で栽培するときの注意点は?

  • バラ科
  • キイチゴ属

赤くてまるで宝石のような実が可愛く、スイーツなどにも使われるなど、特に女性から大人気のラズベリー。

初心者でも簡単に育てやすく、早くて一年程で最初の実が収穫できてしまうなど、

とっても魅力的なラズベリーの育て方についてご紹介します。

ラズベリーの日当たり

ラズベリーは日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育てることができます。

夏場は温暖な気候よりも冷涼な気候を好みます。そのため、関東地方以西の地域は夏の日差しが強いため、できるだけ涼しい半日陰で育てます。関東でも半日陰で育てることをおすすめします。

また、直射日光の当たらない場所に置くようにしましょう。しかし、基本的には耐寒性も耐暑性も強く、鉢植えであれば西南地方の暖地でも栽培することが可能です。

関東以北の寒い地域で育てる場合は地植えでも、鉢植えでも半日陰の場所を選んで置きましょう。

ラズベリーの置き場所

ラズベリーは、夏場に涼しい気候を好むため、できるだけ半日陰の場所に置きましょう。

特に、梅雨などのジメジメした時季はカビが生えてしまったりすることがあります。できるだけ風通しが良い場所に置いて予防してあげましょう。

ラズベリーは一度根を張ってしまうと繁殖力が強いため、藪になりやすく、思わぬ場所から生えてきたりもします。

「もっと気軽にラズベリーの栽培を楽しみたい」という方は、鉢植えで育てることをおすすめします。鉢植えにしておくと、置き場所の移動も簡単に行うことができます。

ラズベリーの水やり

夏の水やり

夏場のラズベリーの水やりは、水を切らさない様に気をつけましょう。

特に、鉢植えにして栽培している場合は乾燥しやすいので、土の表面が白く乾いていたら鉢底から染み出すくらいたっぷりと水をあげましょう。

8月から9月の真夏は乾燥が激しいので朝と夕方の二回、しっかりと水をあげます。それ以外の春・秋は一日一回程度、しっかりめに水をあげます。

冬の水やり

冬は落葉し、休眠しますが断水せずに、土の表面が乾いたタイミングで水やりを行います。

また、地植えの場合は日照りが続かない限り、特に水やりをする必要はありません。春秋と同様に土の様子を見ながら水やりをしましょう。

ラズベリーの肥料・追肥

地植えの場合は、芽が出る前の3月までに元肥として粒状肥料を置き、植え付けの準備をします。大体一株あたり50グラム程度が目安です。

そして、5月頃と9月頃に追肥を行います。このときも元肥の時と同じく粒状肥料を使用し、一株25グラム程度を目安に置きましょう。肥料の量は株の成長具合に合わせて変え、大きくなるにつれて少しずつ増やして与えます。

また、鉢植えの時も同じ様に肥料を置きますが、葉色などの様子を見ながら一株3グラムを目安に与えましょう。

さらに、肥料をあげる際には株の根元ではなく、樹の枝が広がっている所よりも外側に置いてあげるのがポイントです。

ラズベリーの土

ラズベリーの用土は水はけが良い土が適しています。

鉢植えの場合は、赤玉土と腐葉土、川砂の三種類を6:3:1の割合で混ぜたものに肥料を足して用意します。

また、地植えの場合は、土の状態によっても変わってきますが、庭の土と腐葉土、肥料をそれぞれ5:3:2の割合で混ぜ込んで置きましょう。

土の配合が難しかったり面倒な場合は、園芸店などでベリー用の培養土が販売されているのでそれを使いましょう。

ラズベリーの植え替え・植え付け・種まき

ラズベリーの植え付けの時期は、落葉し休眠している時期で真冬を避けた3月頃が適しています。

また、植え替えの時期も同様の時期が好ましいですが、鉢に根が回って根詰まりをしている場合は、真夏と真冬を避けた9月から11月頃に植え替えを行います。

鉢植えの場合は、根詰まりを防ぎ、通気性をよくするため、2年に一回程度は植え替えを行い、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

ラズベリーをプランターで栽培する場合は、6号から8号のものを使いましょう。

ラズベリーは地下茎の繁殖力が強いため、地植えにすると広い範囲に根が広がります。それによってほかの植物の生育を阻害してしまう場合もあるので、地植えをする際は植える場所をしっかり考えましょう。

ラズベリーの剪定

ラズベリーを剪定をするさいは、一季なり性と二季なり性では剪定の仕方や時期が異なります。

一季なり性は、6月から7月に果実の収穫が終わったら剪定に入ります。その年に伸びた枝を残して古い枝は全て切り落としましょう。

二季なり性は、12月から3月に剪定を行います。秋に果実を付けた枝は残し、枯れ込んで灰色になってしまった枝は全て切り落として枝を間引きます。必要の無い枝を取り除いてあげることで全体の風通しが良くなります。

ラズベリーの増やし方

ラズベリーは挿し木で増やすことが可能です。

地下茎からたくさん新しい茎が出るので、その茎を使って4月から5月ごろに挿し木を行います。

新しい茎を根本から切り、すぐに水に浸け、1時間ほど置きます。その後、新しい土を入れた鉢に植え付けると簡単に増やすことができます。

また、挿し木よりも簡単に増やすことができるのがサッカーを使った方法です。地下茎からところどころ芽が出てきますが、これをサッカー(吸枝)と呼びます。

広い場所に植えたラズベリーなどは、2年から3年でサッカーが出てきます。サッカーから葉が5枚ほど出て、高さが15センチ程まで育ったらサッカーを根から掘り起こします。サッカーの周りを深く堀り、根を傷付けないように取り出します。植え付けた後は支柱を立てて半日陰で管理しましょう。

ラズベリーの育て方で注意すべき病気・害虫

ラズベリーは特に心配する病害虫はありませんが、梅雨の時期など生育環境がジメジメしている時は灰色カビ病にかかる場合があります。

灰色カビ病は茎や葉が腐るように溶けてしまう病気で、進行すると植物が灰色のカビに覆われてしまいます。

風通しの良い場所に置いての予防の他、対処法としては、枯れてしまった部分は取り除いたり咲き終えた花ガラなどはこまめに取ってあげることが大切です。

また、葉や茎から栄養分を吸い取ってしまうカイガラムシが付くことがあるので注意しましょう。

基本的にカイガラムシは手作業で取ることになりますが、不安である場合は防除スプレーを使用しても良いです。

ラズベリーの管理温度

ラズベリーは基本的に耐暑性も耐寒性も強い植物ですが、冷涼な気候を好んで育つため涼しい気温で育てることをおすすめします。

落葉しますがどの地域でもきちんと越冬できるので、温度管理はあまり気にすることはありません

ラズベリーの収穫

ラズベリーの収穫の時期は、一季なり性であれば、6月から7月に収穫を行います。

二季なり性のラズベリーは、秋頃にも収穫をすることができるため、6月から7月に加えて10月から11月に収穫をします。収穫するさいは、果実が傷まないように天気が良い日の朝か夕方に行いましょう。

ラズベリーは果実が熟すタイミングがそれぞれ違うので成長過程や色の違いが楽しめます。生で食べたり、ジャムなどに加工して食べる場合は完熟したものを、スイーツなどに混ぜて使う場合は完熟する手前のものを選んで収穫するのがおすすめです。

ラズベリーの薬用や用途

スイーツなどに使われているイメージが多く、食用としても人気のあるラズベリーですが、ラズベリーは便秘解消などにも効果があるとされています。

ラズベリーは100グラム中、約4.7グラムの食物繊維が含まれているなど、フルーツの中でも食物繊維が豊富なことで知られています。

また、ビタミン・ミネラル・ポリフェノールが豊富に含まれていて、老化防止や健康維持などの効果が高いことから健康食品にも多く取り入れられています。

さらに、ラズベリーリーフティーが妊婦さんに良いとされています。

主に果実を食べることで知られていますが「ヨーロッパキイチゴ」という品種の葉を乾燥させて作られたお茶で、酸味はほとんど無く緑茶やほうじ茶に似てあっさりとしていて飲みやすい味です。

ノンカフェインのため妊婦さんはもちろん、授乳中のお母さんも安心して飲むことができます。効果としては、お産をスムーズにしたり母乳の出を良くしたりする効果があります。

また、生理痛の軽減などにも効果があるといわれいて、女性にもとってもおすすめです。

ラズベリーの花言葉

ラズベリーの花言葉は「深い後悔」、「愛情」です。

自宅でラズベリーの木を栽培しよう!

今回はラズベリーの育て方についてご紹介しました。ラズベリーは別名フランボワーズともいいます。ケーキやマカロンによく使われているラズベリーは見た目も可愛いですよね。

日陰で育てることができるのでマンションなどでも育てやすいかもしれません。ラズベリーはとても強い木なので初心者でも簡単に育てることができますよ。

成長の過程を楽しみながら沢山果実がついたら自分で手作りのジャムやスムージーに挑戦してみても楽しいかもしれませんね。

毎日の朝食などに取り入れると食物繊維も摂取できて心にも身体にも優しいですね。

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ラズベリーの基本情報

ジャンル
果樹
形態
低木
学名
Rubus idaeus
別名
木苺,キイチゴ
原産地
欧米原産の改良種

ラズベリーの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
強い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
1月 、2月、3月
肥料
4月 、5月、8月、9月
収穫
6月 、7月、10月、11月

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