落花生の画像

落花生の育て方

  • マメ科
  • ラッカセイ属

落花生の基本情報

ジャンル

野菜

形態

多年草

学名

Arachis hypogaea

別名

ラッカセイ,ピーナッツ

原産地

南アメリカ

落花生の性質

栽培難易度

普通

耐寒性

弱い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

種まき

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

収穫

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
落花生の育て方の画像

落花生の育てる場所

日当たりがよく、暖かい環境を好みます。15~25℃の気温でよく育ち、15℃以下では生育しません。背丈が低く栽培期間が長いので、家庭菜園では周囲の野菜が生長しても日陰にならないような場所を選んでください。

落花生の種まき

種まきの適期は5~6月初旬です。種は殻から取り出し、薄皮を付けたまま一晩水に浸して吸水させておきます。株間30cmで、1ヶ所に3粒ずつ、深さ3cmに点蒔きします。雨の直後や種まき後すぐに雨が降るようなときは避けてください。落花生の種は過湿になると腐りやすいので、天気予報をチェックしてから種まきしましょうね。

また、マメ科の植物は種まき後に鳥に狙われやすいので、不織布やネットを掛けて鳥害から守ってください。本葉が出ると鳥の被害はなくなります。本葉が2枚に成育したら、発育の悪い株を間引いて1本立ちにします。

落花生の水やり

落花生は、花が咲く前と後で水やりの量を調整してください。苗が根付くまでは普通に水やりをしますが、花が咲くまでは1回の水の量を少なめにし、花が咲いた後は土の表面が乾いたら水やりをします。

肥料

落花生などマメ科の植物の根には、空気中の窒素を固定する「根粒菌」が共生していて、自ら栄養分を作り出すことができます。肥料が多すぎると葉ばかり茂って実付きが悪くなるため、元肥は控えめにしましょう。ただし、カルシウム分が不足すると「空莢」が多くなってしまうので、石灰を適量施しておくのがポイントです。

用土

水はけのよい、柔らかくふかふかの土を好みます。落花生は、土の中に実がなるので、粘土質で多湿な土ではうまく育ちません。種まきの3週間前に堆肥を入れて、2週間前に石灰を入れて、しっかり耕しておきましょう。苦土石灰は1平方メートル当たり200gを目安とします。

病害虫

コガネムシやアブラムシなどの害虫が発生することがあります。病害には、灰色かび病、黒渋病、褐斑病(かっぱんびょう)、白絹病、そうか病、根腐れ病などがあります。株間は十分に取り、本葉が出たら間引いて1本立ちにする等、風通しをよくする工夫をしてください。早期の発見と防除に努めましょう。

落花生の増やし方

落花生は種をまいて増やします。

鉢は10号以上のものに1~2株、60cmプランターなら2~3株が目安です。深さ1~2cmほどの穴を指で空けたら、1箇所につき1~3粒種をまきます。株同士の間隔が15cm以上確保できないと、株が蒸れて枯れてしまうのでご注意ください。

地植えは、土作りの後に畝を立て、深さ2cmほどの穴を40cm間隔にあけて、種をまきましょう。直まきはカラスや鳩など鳥に種を食べられることが多いので、ネットなどでトンネルを作り防鳥対策を施しましょう。

落花生の手入れ:土寄せ

開花して受粉すると、花のつけ根にある子房柄が伸びて土の中に潜って莢をつけます。このとき、花の位置から地面までが遠かったり、土そのものが固いと、土に入ることができません。株元にこんもりと土寄せをしましょう。

土寄せ(1回目)

花が咲き始めたら、1回目の土寄せを行います。その際、株元に追肥を施します。また、雑草があると子房柄が土に入る邪魔になるので、除草もしておきましょう。

土寄せ(2回目)

収穫量に大きく影響するのが、2回目の土寄せです。開花は断続的に続き、子房柄が出る範囲も広がるので、ふかふかの土をたくさん寄せ集めて、しっかり土の中へ伸びていくのを手助けしてください。2回目の土寄せの際には追肥は行いません。雑草があれば除草だけしておきましょう。

落花生の花と花言葉

落花生の黄色い蘭のような小花はとても可愛らしいものですが、短命で、昼に開いた花は夜にはしぼんでしまいます。花は受粉後、枯れた花のつけ根から子房柄が下向きに伸びて、土の中に潜っていきます。落花生の花の変化はとても興味深く、鑑賞に値します。

花言葉は「仲良し」

鞘の中に「仲良く並んだ」豆の姿から連想してつけられました。可愛らしいピーナッツにぴったりの花言葉ですね。

落花生の収穫

下葉が黄色く枯れ始めたら、子房柄の先をさぐって試し掘りをしてみましょう。莢に網目模様が出て、肥大してきたら収穫適期です。その後、かなり下葉が枯れて莢の網目がはっきりしたら、子実も完熟していますので、保存用に収穫しましょう。株のまわりにスコップを入れ、全体を持ち上げるように掘り出します。収穫が遅れると、莢のつけ根が傷んで、引き抜いた時に土中に残ってしまうため、採り遅れのないようにしましょう。

掘りたてを洗って、すぐにさやごと塩茹でにすれば、茹で落花生になります。ホクホクの食感と甘味が楽しめ、普通のピーナッツとは違う味わいを楽しめますよ。落花生は、種まきから収穫までが約5か月と少し長いので、収穫の際の感動もひとしおです!

収穫後は土を払い落とし、株を逆さまに立てて、莢の付いた方を上に向けた状態で10日ほど天日干ししてください。畑で天日干しする場合、鳥に食べられないよう、ネットを被せておくと安心です。株をゆすってみてカラカラと音がするようになったらOKです。

その後、莢をとって水洗いし、ふたたび天日乾燥させると長期保存が利きます。時間を掛けて乾燥させることで、渋みを抜き、甘みと風味が増します。完熟させる際に、莢ごと乾燥させると殻つきピーナツとして楽しめますよ。

落花生の栽培のポイント

落花生を上手に育て、実を多く収穫するためには、いくつか栽培のポイントがあります。まとめてみましたので参考にしてくださいね。

  • 実入りをよくするため、苦土石灰を施用する
  • 根粒菌が栄養分を作り出すので、元肥は控えめにする
  • 子房柄が土の中に潜りやすくなるよう、しっかり土寄せをする
  • 種用の落花生は殻ごと保存しておくとよい
  • 連作障害を避け、栽培間隔を2〜3年あける

まとめ

いかがでしたか。落花生は、他のマメ科の植物と違い、地中にマメができるのが大きな特徴です。

栄養も豊富で、ビタミンE・ビタミンB1・カリウム・マグネシウムのほか、薄皮には抗酸化作用やアンチエイジング効果のあるポリフェノールも含まれているそうですよ。

栽培は難しそうに思われがちですが、コツさえ覚えれば初心者でも上手に育てられます。病気や害虫には比較的強い野菜なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

※トップ画像はローズマリンさん@GreenSnap

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