キンセンカの画像

キンセンカの育て方

  • キク科
  • キンセンカ属

キンセンカの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Calendula officinalis

別名

カレンジュラ

原産地

地中海

キンセンカの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

やや弱い

耐陰性

時期

種まき

1
2
3
4
5
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11
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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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キンセンカの育て方の画像

キンセンカの育て方

キンセンカは、日本では、非常に有名な花であり、家庭菜園などにもしばしば用いられています。

キク科の仲間ということもあり、花は非常に色がくっきりと現れ、咲いている姿は非常に綺麗です。

今回は、そんなキンセンカの育て方について紹介していきます。

基礎情報

日当たり

キンセンカは、日当たりの良い環境で育てるようにしましょう。

日当たりの場所でも花を咲かせることは可能ですが、日当たりで育てる場合と比べて花付きも悪くなるので、キレイな花を咲かせたい場合は、しっかりと日の当たる場所で育てるようにしましょう。

日当たりが悪いと水はけも悪くなることがあり、キンセンカを元気に育てるうえで、日当たりと水はけは重要な項目ですので、日当たりは意識してあげましょう。

また冬場は、霜に当たると非常に弱いので、日陰ではなく、日当たりの良い場所に置いておくことで、霜の心配も減らすことができます。

 

置き場所

キンセンカの置き場所は、日当たりと水はけを意識しましょう。

日当たりが良いこと、そして風通しも良い場所を選ぶと自然と水はけも良くなるので、オススメです。

特に日当たりは、1日でどんどん変化していくものなので、1日を通して日が多く当たる場所を選んであげるようにしてください。

地植えの場合は、日当たりと水はけさえしっかりしておけば、ある程度放置をしていても元気に育てることができるので、今後の育て方、花の付き方にも影響してくるので、しっかりと考えてから置くようにしてあげましょう。

 

水やり

キンセンカの水やりは、地植えと鉢植えで大きく異なります。地植えの場合は、基本的に降水だけで十分に育つため、水やりは特に必要ありません。

鉢植えの場合は、一般的な植物と同様で、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えてあげるようにしましょう。

夏の目安で言うと、1日に1回の頻度が適切です。注意が必要なのは、水やりのしすぎです。

夏場は特にすぐに水分がとんで、乾燥しやすくなるので、水やりをしたくなるという気持ちもわかりますが、水やりのしすぎは、逆に根腐れの原因ともなります。

そのため、夏場でも土の表面と目安を意識しながら水やりをするようにしてください。

冬場の水やりも、基本的には、先程の項で紹介したように、地植えの場合は、降水で十分であり、鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水やりをしてあげるようにしましょう。

ただし、夏では1日1回を目安としていましたは、冬場はそれよりは減らしてかまいません。

夏場とは異なり、冬場は、日や温度によっての水分の蒸発が少なくなるので、水分の乾燥もゆっくりになります。

そのため、気温が下がるにつれて頻度さげるようにしてください。

かといって1週間放置してしまうと枯れることにもなるので、様子を見ながら2、3日に1度のペースで水やりをするようにしてください。

そのため冬場の水やりとして、土の表面が乾燥していることだけでなく、手で土を触ってみて確認してあげると良いでしょう。

 

肥料・追肥

キンセンカの肥料は、地植えでも鉢植えでも同様に、植え付ける前に堆肥あるいは、効き目がゆっくりである緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおくと良いでしょう。

肥料を選ぶ際に、窒素分の多いものを選んでしまわないように注意しましょう。

窒素分の多い肥料を使用するとキンセンカの茎がひょろひょろになってしまい、花付きにも影響が出てしまいます。

植え付け後の追肥に関してですが、基本的には必要ありません。

もし、育ている際に、生育が悪いと感じた場合にのみあげるようにしましょう。

その際の肥料は液肥などを10日に一度のペースで与えてあげると、元気を取り戻すことができます。

また、生育が悪い目安としては、日光にあたっているにも関わらず、葉が黄色に変色してることが挙げられます。

追肥の時期的には、生育期である10月〜4月の間が適しています。

 

用土

キンセンカの用土は、水はけと水持ちの両方のバランスが良いものを選びましょう。

市販で購入する場合は、草花用の培養土を使用するのがオススメです。

草花用の培養土を使用すれば、特に何も混ぜなくても大丈夫です。

もし何か混ぜたい場合、キンセンカは酸性を苦手とするので、苦土石灰を混ぜ込むことで、酸性を中和することができます。

とはいってもアルカリ性の土壌が良いということではなく、土壌は中性よりの弱酸性の用土を好みます。

そして、用土は自分で作りたいという方は、赤玉土を7、腐葉土を3の割合で混ぜた配合土を使用しましょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

キンセンカの植え付けで最も重要なのは、先程の項で紹介した用土です。

植え付けの際は、用土が中性に近い弱酸性の用土を使って植え付けするようにしてください。

鉢植えの場合は、65cmプランターに4つの苗を目安として植えるようにしましょう。

株と株との間隔はだいたい20cmほど空けて植えるようにします。

最大で6株までなら一緒のプランターに植えても問題なく育てることはできます。

それ以上多くの苗を植えてしまうと、プランターの水はけが悪くなったり、キンセンカに当たる日の量が減ったりと、成長に大きく影響がでてきます。

きれいな花を育てたい場合は、4つ〜6つの苗までにしておきましょう。時期は、秋が適期です。

だいたい9月〜11月の間に植え付けを行ってください。また春でも植え付けをすることはできます。

特に、北海道などの冬の寒さがきつい地域では、秋に植え付けをするのではなく、春を迎えてから植え付けをする方が適していることもあります。

植え替えに関してですが、キンセンカは1年で花が枯れてしまいますので、植え替えは必要はありません。

種まきに関してですが、植え付けと同様に秋の時期が適期です。

種を蒔く際は、種が軽く隠れる程度に土を軽く覆いかぶさるようにしてください。

本葉が3枚ほどになったら、ポットに仮植えし、植え付けと同じ手順を辿ります。

 

増やし方

キンセンカの増やし方は、種まきで増やすことができます。

キンセンカは、花が枯れた後に、種を採取することができるので、その種を採取し、活用しましょう。

種を採取する際は、ピンセット使います。採取した種は、時間をかけ乾燥させます。

その後、水に入った容器に種を浮かべます。

この際に、水に沈んだ種だけを確保します。

確保した種は、先程の項で紹介したように、秋の時期に種まきをするのが適しています。

発芽温度は15度〜20度のため、寒い地域の方は、秋ではなく、春に行っても構いません。

種まきをする際は、土に埋め込み過ぎず、種が隠れる程度に土を軽く覆いかぶせるようにかけてあげます。

その後、発芽し本葉が3枚ほどになると、ポットに移し替えていきます。この後は、苗を植えていくのと同様の作業を行います。

 

病気・害虫

キンセンカの主な病気には、多くの植物でも見られるウドンコ病、それと炭そ病などがあります。

ウドンコ病は、冬から夏にかけて、気温が暖かくなる時期にかけて発生し易い病気です。

症状としては、葉や茎、つぼみなどに、小麦粉のような白いカビが発生します。

原因としては、風通しが悪くなっていることが挙げられます。株と株の間隔が狭すぎるといったことから起こりえます。

ウドンコ病が発生した場合の対処法は、その場で殺菌剤で対処してください。

もう一つの炭そ病も風通しが悪いや、日当たり、水はけが悪いといったことが原因で起こります。

基本的にキンセンカは一年草として育てることが多いと思うので、起こりにくいかもしれませんが、毎年、植え付ける際に用土を替えず、同じものを使っているとそういった状況になりかねません。

そのため、植え付けの際は、その度に新しく用土を用意してあげるようにしてください。

そして、キンセンカの害虫には、ヨトウムシやアブラムシ、アオムシなどが挙げられます。

アブラムシは、葉や茎、つぼみなどに寄生し、吸汁します。

小さく、害がないように思いますが、養分を奪われ、次第に枯れてしまいます。

ヨトウムシやアオムシは蛾や蝶といった虫の幼虫となります。幼虫は、葉や茎を食べ荒らしてしまうので、被害がわかりやすいです。

しかし、ヨトウムシに関しては、日中は土のなかに隠れており、夜になると土から出てきて、食い荒らすので、普段は見つけにくいかもしれません。

どの害虫においても見つけた際はその場で殺虫剤や薬剤で対処するようにしてください。

 

薬用や用途

あまりイメージはないかもしれませんが、キンセンカはハーブとしても利用することができます。

特に地中海の地域では、20種類近くもの種類のキンセンカがあり、ガーデニングだけでなく、火傷や皮膚トラブル、ニキビなど、薬用としても効果があるとされています。

また、食用花として、料理・サラダなどの彩りとしてもしばしば活用されています。

 

管理温度

キンセンカの管理温度は、だいたい10度〜20度あれば、難なく生育します。種の発芽の温度は、15度〜20度ほどで発芽します。

キンセンカは、一年草の植物であるため、基本的に、1年経つ頃には、花が枯れてしまいます。

キンセンカは耐寒性のある植物のため、秋口に植え付けを始めてから夏にかけて育てて行きますが、寒い地域では株が傷むことがあるので、時には防寒が必要な場合もあります。

 

種類・品種

キンセンカの仲間は、約20種類ほど分布しており、一年草だけではなく、種類によっては多年草のものもあります。

主に栽培されているキンセンカはオフィシナリス種のトウキンセンカのことを指しています。

品種には「フィエスタ・ギタナ」や「冬しらず」、「カレン」、「中安」などが挙げられます。

冬しらずの名前で流通しているキンセンカは、アルペンシス種、和名ではホンキンセンカと呼ばれるものです。

この冬知らずは、冬の寒い時期でも花を咲かせ続けることから由来しています。

そのため、冬場にキンセンカの花を咲かせたい方にはオススメの品種です。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

キンセンカの花は、種類によって大きさや色も異なります。

花の大きさは、小さいもので、花径が2cmほどで、大きいもので、花径が12cmまであるものがあります。花は2ヶ月近く咲き続けます。

長いものになると5ヶ月近くも咲くので、花を存分に楽しみたい人にはオススメのガーデニング植物です。

花の色は、種類によって様々であり、オレンジや黄色などがあり、色を楽しむことのできる植物としても人気です。

 

トリビア

花言葉

キンセンカの花言葉には、「別れの悲しみ」や「失望」、「寂しさ」、「悲嘆」などがあります。

これらの悲しい花言葉の由来はギリシア神話から来ていると言われています。

また、キリスト教を迫害したローマ皇帝の象徴でもあることから、特にキリスト教では否定的な意味として捉えられることが多いです。

またキンセンカは花の色によっても花言葉をもつので、花の色の分だけ、花言葉も楽しむことができます。

 

由来伝承

キンセンカの名前の由来は、漢字で表記すると「金盞花」となり、キンセンカの花が黄金色の盞(さかずき)のような形をしていることから来ていると言われています。

 

まとめ

今回は、キンセンカの育て方について紹介しました。

キンセンカは、花の形がきれいで、花の色も豊富であることから、ガーデニングには非常に人気のある花です。

地植えにすると、放置していても元気よく育てることができるので、育てるのも比較的簡単です。

ガーデニング初心者でも気軽に育てることができるので、オススメです。

 

takenaka

takenaka

お花と植物を愛するライター。 お花と植物と共に暮らすグリーンライフに憧れて、去年お庭付きの一軒家に引っ越しました。まだまだ理想のお庭にはほど遠いけど、週末の楽しみは少しづつお庭の手入れをすることです♪

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