シルバーレースの画像

シルバーレースの育て方

  • キク科
  • タナケツム属
シルバーレースの育て方の画像

ファッション用語でありそうな、シルバーレースと呼ばれる植物があります。

雪の結晶のように美し葉姿に、名前の通り銀色の葉色が特徴的です。

シルバーリーフと総称されるうちの一つである、シルバーレースの育て方をご紹介します。

基礎情報

日当たり

シルバーレースは日当たりの良い場所を好みます。

暖かい地域に自生しているため、太陽の光はたくさん浴びさせると生長が速くなります。

半日陰で育ててみても枯れることはありませんが、日光不足になると葉色が特徴的な銀色から緑に近い色になります。

そうすると本来の美しいシルバーレースの姿とかけ離れてしまいます。また日照不足になると徒長することもあります。

ひょろひょろとした不格好な姿になり、綺麗な庭姿が乱れてしまうこともありえます。

シルバーリーフは生育旺盛なので、放っておくと花壇を越えて庭が雑草状態にまで広がる恐れがあるため、手入れはこまめにしましょう。

 

置き場所

シルバーリーフとして利用されることが多いので、花壇のアクセントとして地植えする場合が多いでしょう。

鉢植え、地植えともに日当たりが良く、水はけと風通しがともに良い場所で育てましょう。

シルバーレースは他のシルバーリーフと呼ばれるシロタエギクに比べて繊細な性質になるので、できれば三条件の満たされた場所で育てるのであれば、周年元気な姿でいることでしょう。

 

水やり

土の表面が乾いてからたっぷりと水やりをします。

やや乾燥気味の環境を望むので、鉢植えの場合、水やりした後の鉢底に溜まった水はすぐに捨てることにしましょう。

蒸発することで植物の周りに水蒸気に気化し、湿気がこもりやすくなります。

蒸れると株が弱りやすくなるどころか、綺麗なシルバー色の葉色をしてくれません。

庭植えならば、ホースで水やりをしなくとも自然の降雨に任せるといいでしょう。

耐暖性があるので、夏場は乾燥気味に育てることを心がけます。そして多湿が苦手なので、暖地の梅雨には気をつけましょう。

長雨ならば地植えの場合、ビニールで覆うなどして雨を防ぐよう工夫してください。

鉢植えならば、雨の当たらない軒下に移動させ梅雨の時期を乗り越えましょう。

土が乾いたら水をあげます。シルバーレースは多年草になるので、年中観賞することができます。冬も乾燥気味を心がけましょう。

また水やりは夕方よりも朝方にすることで、冬の寒夜で土中に残った水が冷えることがなくなります。

すると土が凍る心配もなくなるので、冬場は朝の目覚めとともにあげると良いです。

どちらかといえば、耐寒性が乏しく霜に弱いので、北国など寒冷地では霜よけ対策が必要になります。

南関東より西の地方なら、戸外での冬越しは可能です。

シルバーレースは周年観賞できますが、極寒地のような場所によっては、一年草扱いされることこもあります。

庭植えは温度に気をつけましょう。鉢植えなら、室内に取り入れるか、霜の当たらない場所で管理するといいでしょう。

 

肥料・追肥

シルバーレースは肥料をあまり必要としない植物です。過度な肥料のあげすぎは、根を傷めやすくします。

そのため根腐れにつながりますし、下手すると枯れてしまいます。春と秋に緩効性肥料を少量与えるぐらいで事足りるでしょう。

株元に置き肥しましょう。また、生育期以外の夏と冬の時期に肥料を与えることも控えましょう。

休眠期は植物が活動を一時的に休ませている時期になります。

その時期に肥料を与えると、根の水分が土に奪われてカラカラになります。

これを「肥料やけ」といって、浸透圧の現象で起きます。

休眠期は植物が極力活動を停止させ、辛い時期を生き延びようとする知恵なので、元気がないからといって、むやみに肥料をあげることは枯らすことになります。

 

用土

水はけと通気性が高い用土を好みます。また、適度に保水性があると良いでしょう。

市販で売られている草花の培養土か、小粒の赤玉土と腐葉土のミックスを6、4の割合で配合した用土であれば良いです。

水はけをよくするために、川砂を一割ほど加えても問題ありません。

地植えならば、水はけのいい土地かチェックしましょう。

悪いようなら腐葉土を混ぜ込み、また元肥を混ぜ込んで耕しておきましょう。

 

植え替え・植え付け・種蒔

真夏と真冬を避けた時期ならいつでも植え付け可能です。

植え替えの適期は、4月と秋の9月から11月ごろまでがよいです。

鉢植えで、根詰まりを起こしているようならすぐに植え替えします。

根鉢を崩して、新鮮な用土に植え替えましょう。庭植えの場合、植え替えの必要はありません。

 

増やし方

シルバーレースは挿し木で増やしていけます。株姿を美しく保つために、一年ごとに挿し木していくといつまでも美しさを保てます。

適期は4月から6月と、9月から10月の間です。開花時期が5、6月になるので、切り戻しを行った芽で挿し芽を行うことも可能です。

切り戻しは美しい草姿を保つことに必要なので、こまめに行いましょう。

 

病気・害虫

特に気を付ける病害虫はありません。比較的強い種類になります。

ただ、まれにアブラムシが発生することがあるので、見つけ次第駆除しましょう。

数の少ないうちならば、テープなどでペタペタひっつけると薬剤を使わずに駆除することができます。

手っ取り早く済ませたいならば、「粘着くん」という住友化学株式会社が開発した天然由来の薬剤散布がおすすめです。

デンプン質なので、環境に優しい薬剤となります。自宅で簡単に作成できる駆除方法として、牛乳をつかったものがあります。

霧吹きに牛乳をいれ、直接アブラムシに噴き付けます。しばらく乾燥させた後に、今度は水を噴きかけて洗い流します。

牛乳により、アブラムシが窒息するのです。

この方法だと安心して利用できますが、噴きかけた牛乳が残っていると、衛生状態が悪くなるのできれいに洗い流しましょう。

 

管理温度

乾燥気味に育てます。適温は15度から25度です。

夏は風通しのよい所で管理し、湿気から守りましょう。冬は寒さから逃れるために室内に移動させるか、保温対策をしましょう。

 

種類・品種

シルバーレースはカナリア諸島の温暖な気候に生息する植物です。

キク科のセネキオ属に属するシロタエギクと度々間違われますが、全くもって違う種類になります。

シルバーレースはヨモギギク(タナケツム)属に属します。シロタエギクに比べて繊細なのが特徴です。

シルバーレースには他にこれといった種類はありませんが、銀色の葉をするシルバーリーフという総称で呼ばれます。

 

花の形態(どんな花を咲かせるのか)

初夏の頃に花芯が黄色に、白い花びらの花を咲かせます。

開花時期は初夏から梅雨にかけて咲きますが、花を咲かせると株が弱くなるので夏越しが容易ではありません。

なので蕾の状態で花芽は切り取るのが通常です。こうすることで、美しいシルバーリーフが保てます。

 

トリビア

風水

銀は才能開花の色です。自己表現の向上や才能を伸ばすために取り入れるといいので、シルバーレースを勉強部屋や書斎に飾ってみるといいかもしれません。

 

花言葉

花言葉はあなたを支えるです。シロタエギクとして分類されるので、同じ花言葉になります。

 

由来伝承

正式名所は「シルバーレースブッシュ」といい、学名は「tanacetum ptarmiciflorum」になります。

白い花と葉っぱと綿毛に覆われた茎を持つカナリア諸島のみに生息する多年草植物です。

なぜシルバーレースと呼ばれるようになったか、詳しい記述はありません。

ただ見た目が透けたレースのようなところから、呼び名がきているのではないかとされています。

 

まとめ

真上から見ると雪の結晶のようで、レース生地に似ているシルバーレースの育て方を紹介しました。

寄せ植えのアクセントにつかえるので、お庭のイメージをがらりと変えることができます。

お庭の引き立て役にぜひとも植えてみてください。

 

シルバーレースの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
別名
シロタエギク
原産地
カナリア諸島

シルバーレースの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
強い
耐暑性
普通
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
肥料
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
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