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ツワブキ(石蕗)の育て方|植え替え時期や方法は?増やし方は?

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日本でよく見かけられるありふれた植物のツワブキは庭園などでよく栽培されています。ツワブキは海沿いの場所に自生し、品種も豊富で種類によって葉の形が異なります。また、実はツワブキは食べることもできます。

今回は、そんなツワブキの育て方についてご紹介していきます。

ツワブキ(石蕗)の日当たり・置き場所

ツワブキは日光は好きですが、日の光が当たらない場所でも育てることのできる観葉植物です。主に明るい日陰または半日陰が最適です。

午前中に2〜3時間程度日光を浴びさせて、あと残りの時間を半日陰に移動させても枯れることがありません。ただし、あまりにも暗すぎる日陰で育てていると、葉っぱの色が悪くなったり茎がもやしのように徒長してしまいます。

また、葉っぱに班入りするものを育てるときは日の光に十分当ててあげましょう。環境によっては、斑が薄くなってしまう可能性があります。

ベランダなどで育てている場合は、鉢の置いている位置を変更するようにしましょう。180度回転するなどして、均等に日が当たるようにしてあげましょう。

ツワブキ(石蕗)の水やり

季節に関係なく、ツワブキを鉢植えしている場合は、土を見て乾いてたら十分に与えましょう。地植えの場合は水やりは必要なしです。

ツワブキ(石蕗)の肥料・追肥

ツワブキは、鉢植えと地植えで与える肥料が異なります。

鉢植えの場合予め用土に肥料を植え込んでおきます。作り方としては窒素・リン酸・カリが同じ量に混ざった草花用の肥料に油かすなどの有機肥料を配合させましょう。5合鉢で3〜4回つまんだ量を施します。

適期は4月〜9月で、1か月1回のペースにしましょう。ツワブキでも班入りの品種では、春頃に肥料が効きすぎてしまうと班の出現度が悪化してしまいます。

地植えの場合は、追肥を少量に減らすか与えないようにします。地植えでも元肥は施すようにしましょう。

ツワブキ(石蕗)の土

ツワブキを育てやすいのは、市販の草花用の培養土です。この用土を使っていれば十分に育ちます。水はけがよっぽど悪い土でなければ育ちます。水はけが心配という人は、用土に腐葉土を多く含ませておきましょう。

また、堆肥でも可能です。自作の土を使いたい場合は、小粒赤玉土と腐葉土を7:3の割合か8:2で配合しましょう。

ツワブキ(石蕗)の植え替え・植え付け・種まき

植え替え

ツワブキを鉢植えで育てているのであれば、1〜3年の間に1度植え替えましょう。植え替え時期は、4月頃が適期です。ツワブキは大きく生長するため、一回り大きい鉢に植え替えましょう。

植え付け

次に植え付けについてです。ツワブキの苗を鉢に移動させるには、4月・5月、9月・10月頃に植え付けていきましょう。

鉢は苗より一回り大きめの鉢を用意します。ツワブキを地植えする場合、株を2つ以上植え付けるときは、20cm〜30cm間隔を空けてください。

種まき

ツワブキは種まきからでも育てることができますが、園芸店などでは販売されていないので一度育てたツワブキから種子を採種しましょう。

種まき時期は2月〜3月頃です。種は花後にタンポポの綿毛のようなものが構築されます。これが種子になりますので飛ばさないようにしてください。綿毛の先端に種がついているので育苗ポットに撒いていきます。

受け皿に貯水して底から吸収させます。土は乾かないようにこまめに水分を与えましょう。ツワブキの種が発芽すると本葉が付きます。本葉が2〜3枚に生長したら株がひっつかないように間引きをします。

そして、本葉が3〜5枚へと生えてきたら、元気な株を丁寧に取り出して鉢または庭などに植え付けていきます。

ツワブキ(石蕗)の増やし方

ツワブキの増やし方は、「種まき」のほかにも「株分け」や「根伏せ・茎伏せ」という方法もあります。

株分け

株分けは、4月に植え替える際に合わせて作業します。株に2・3本の茎があるようにしてハサミやナイフを使って根茎を切り分けます。

根伏せ・茎伏せ

小さめの鉢に植え付けて管理していきましょう。根伏せ・茎伏せとは挿し木の一つで根や茎を途中から切除して挿す方法です。

葉っぱが1枚もなく古くなっている根茎でも生命力が残っていれば新鮮な土に挿すことで新芽が出てきて株が生成されます。

ツワブキ(石蕗)の育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

ツワブキにかかりやすい病気には、班葉病、うどんこ病、褐班病があります。

斑葉病とは、灰白色をした円状の斑点が現れ、病斑の縁の色が枯れた色が付きます。褐班病でも同じ現象が起きますが、縁が暗い黄赤色に変色します。葉を再生させるために、症状が出た葉っぱを切り捨てます。

うどんこ病は、葉っぱの表面が白く粉末のようにカビが誕生します。発生期は5月〜8月で枯れた部分の葉は切り捨てるようにしましょう。

つきやすい虫

ツワブキには、キクスイカミキリと呼ばれるカミキリムシの一種に食い尽くされることがあります。

4月〜7月に茎と葉を繋げる部分に産卵させます。幼虫になると根茎の方に葉柄の内部に侵入し食べてしまいます。萎れている葉を見つけたら根の生え際部分を裂いてしまいましょう。

ツワブキ(石蕗)の管理温度

ツワブキは0度以下になると越冬するのは難しくなります。発芽にはある程度の寒さを経験させなければいけません。

ツワブキ(石蕗)の花

ツワブキの花は、株の真ん中から出てきて、先に10輪〜30輪ほどの小さい黄色い花を咲かせます。花茎が3cm程度で菊のような花になっています。

花の色には黄色が主流ですが、朱色やクリームホワイト、レモン色に咲かせる品種も存在します。ツワブキの花の開花時期は、10月から12月頃です。

また、花の咲き方にも品種によって異なっています。一重咲きの他に変異して咲いた八重咲きのツワブキがあります。園芸品種では、丁字咲きというものがあります。

ツワブキ(石蕗)の風水

風水では心身効力などの免疫力を高めるとされています。ツワブキを飾っておくだけで癒やし効果と安らぎの効果を与えてくれます。

ツワブキ(石蕗)の花言葉

ツワブキには、「謙遜」「謙譲」「困難に負けない」「先を見通す能力」「愛よ甦れ」という花言葉があります。

ツワブキ(石蕗)の名前の由来

ツワブキは、キク科のツワブキ(ファルフジウム)属に分類されており、漢字では「石蕗」と書きます。属名のファルフジウムは学名にも使われています。

また、ツワブキの学名は「Farfugium japonicum・Farfugium tussilagineum・Ligularia tussilaginea」と綴られます。このFarfugiumには、列という意味のFariusと駆除という意味のFugusが合わさって出来ていて、ふきたんぽぽの古名にまつわるとされています。

和名の石蕗では、フキのように葉が艶を帯びていることから「艶葉蕗(つや葉ブキ)」から付けられています。ツワブキの別名には、タク吾・ツワ・ツヤブキ・イソブキ・イシブキという呼称もあります。

漢字の石蕗やイソブキ、イシブキという名前からも分かるように岩石などのすき間に自生するという性質から取られています。

ツワブキ(石蕗)の活用法・効能

ツワブキは葉っぱと茎を食べることもできる植物です。旬の時期は「春」です。食べ方としては、アクが強いのでアク抜きをします。

また、ツワブキにはピロリジジンアルカロイドと呼ばれる肝臓に有害をもたらす物質がついています。この物質を取り除くためにもアク抜きをしましょう。アク抜きには、葉っぱを取り除いて茎を熱湯に1分浸けたら水に晒します。

茎の皮を剥いて、再度水につけます。茶色のアクが出てきたら茎を取り出して、アクが出ている水をまた1分程度沸騰させます。その後30分ほど水に浸しておきましょう。

その後はお好みで調理してください。ツワブキの料理には、煮物、きんぴら、和え物、炒め物等様々な料理に使えます。

さらに、ツワブキには薬用成分も入っているとされています。ナトリウムを多く含んでおり、細胞外液や血液循環に有好といえます。カリウムの成分もあり、水分調節や神経の刺激伝達及び心筋を緩ませる作用を促してくれる働きをします。

ツワブキ(石蕗)の花を庭で育ててみよう!

日本で栽培されていることが多いツワブキには薬の効果があることが分かりました。また、適切な調理法を行えば食べることもできます。

和食によく合いますので、体の健康のためにも食卓に並べてみてはいかがでしょうか。そのためにもまずは自身で育ててみてください。より美味しいツワブキができるでしょう。

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ツワブキの基本情報

ジャンル
草花
形態
多年草
学名
別名
原産地
日本、中国

ツワブキの性質

栽培難易度
易しい
耐寒性
普通
耐暑性
強い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
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肥料
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開花
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