ムラサキシキブの画像

ムラサキシキブの育て方

  • シソ科
  • ムラサキシキブ属

ムラサキシキブの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Callicarpa japonica

別名

ミムラサキ

原産地

日本~中国

ムラサキシキブの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ムラサキシキブの育て方の画像

あざやかな紫色の実が美しく、観賞用の庭木として人気の落葉低木、ムラサキシキブ。江戸時代の植木屋が、平安時代の女流作家・紫式部にたとえてこの名を付けたといわれています。別名ミムラサキとも呼びます。
ムラサキシキブは日本全国の雑木林や山地に自生していますが、庭木としても人気。近縁種で、草丈の低いコムラサキのほうが園芸用として広く普及していますよ。
実の色は紫色だけでなく、ピンク色や白色の実を付ける品種もあります。どれもかわいらしい姿で秋の庭を彩ってくれるので、ぜひムラサキシキブの栽培にトライしてみてくださいね。
寒さにも暑さにも強く、庭木として育てやすい植物です。今回は、ムラサキシキブの育て方や注意すべき病害虫、花言葉などをご紹介していきます。

ムラサキシキブの育てる場所

日なた~半日陰で管理します。半日陰でも育ちますが、花をたくさん咲かせるためには日当たりの良い場所で育てたほうがよいです。
耐暑性・耐寒性ともに優れているので、寒い地域でも問題なく育てられます。冬場の防寒対策も特に必要ありません。

ムラサキシキブの水やり

鉢植え・庭植えともに、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。水がきれると葉が枯れるので、特に夏場の水切れには注意してください。やや湿った土壌を好む植物です。

肥料

植え付け時に、元肥として緩効性肥料を施しましょう。
庭植えの場合、追肥しなくても育ちますが、冬に油かすなどの有機肥料を株元に与えると、翌春の生育がよくなります。
鉢植えの場合、2月と8月下旬ごろに緩効性化成肥料をあげてください。

用土

水はけと水もちの良い土を好みます。腐葉土など有機質が入っており、ほどよく湿り気がある土壌が向いています。
鉢植えでは、赤玉土6:腐葉土4を用土とします。

病害虫

ムラサキシキブは病害虫の被害の少ない植物です。梅雨時の蒸れによるうどんこ病やカイガラムシ、鳥による実の食害には気をつけましょう。

うどんこ病

カビの一種による病気で、発症すると茎や葉が白い粉をまぶしたように白くなってしまいます。風通しの悪い環境や日光不足によって発生しやすくなるので、枝葉が混みあいすぎないように剪定してあげましょう。梅雨時は特に注意してください。

カイガラムシ

カイガラムシは、枝などにびっしり張り付いて植物の養分を吸い取ってしまう害虫です。放置しておくと、株が枯れてしまうこともあるので要注意。見つけたら、歯ブラシなどでこそげ落とすか、薬剤散布で駆除しましょう。
うどんこ病の予防と同じく、風通しの悪い環境で発生しやすくなります。予防には、風通しの良い環境づくりが有効です。

鳥の食害

ムラサキシキブの実は、鳥が好んで食べることもあります。実を観賞したい場合、注意しましょう。

ムラサキシキブの植え付け・植え替え

植え付け・植え替えの適期は9月から12月ごろ。秋から冬の落葉期が好ましいですが、1月・2月ごろの厳寒期は根を傷める可能性があるので避けてください。
ムラサキシキブは生育が旺盛で根づまりを起こしやすいです。鉢植えで育てる場合、少なくとも2~3年に1回は一回り大きな鉢に植え替えるようにしましょう。

ムラサキシキブの良い苗の選び方

葉の緑色が濃く、葉と葉の距離が近く間延びしていない苗を選ぶとよいです。虫が付いていたり、元気のない株は避けてくださいね。

ムラサキシキブの増やし方

ムラサキシキブは、挿し木・株分け・種まきなどで増やせます。

挿し木

挿し木の適期は4月から6月ごろです。その年に出た当年枝を、3節ほど切り取って挿し穂にしましょう。

株分け

株分けでもムラサキシキブを増やすことができます。適期は3月下旬から4月の間です。

種まき

種は、熟した実から取り出すことができます。採取した種は、乾かないうちにすぐにまいてください。

ムラサキシキブの手入れ

特に剪定する必要はありませんが、枝が伸びすぎた場合は2月か3月ごろに切り戻して樹形を整えましょう。茂りすぎて枝が混みあっているときも切り戻しが必要です。
また、細い枝は先の方から冬に枯れることがあります。枯れているのがわかったら、その部分は切り詰めてしまいましょう。

ムラサキシキブとコムラサキの違い

庭木などで園芸用として楽しまれ、「ムラサキシキブ」と呼ばれているのは、実は近縁種の「コムラサキ」であることがほとんどだといわれています。コムラサキの方が見た目にも華やかで、全体的に小ぶりなのが特徴です。
ムラサキシキブとコムラサキは似た姿をしていますが、いくつかの違いで見分けることができます。まず、実の付き方ですが、ムラサキシキブは実の付き方がまばらなのに対し、コムラサキはびっしりとまとまって実が付きます。
さらに、葉の形でも見分けられます。ムラサキシキブは葉のふち全体がギザギザとした鋸歯のような形をしていますが、コムラサキは葉の上方のみが鋸歯状に。
また、細かい差異ですが、花柄と葉柄の間の距離の違いがあります。ムラサキシキブは花柄と葉柄が近接していますが、コムラサキは数㎜離れた場所に付きます。
庭木のほとんどはコムラサキだといわれていますが、いま一度お庭のムラサキシキブがどちらなのか確認してみてはいかがでしょうか。

ムラサキシキブの種類

コムラサキの他にも、ムラサキシキブにはさまざまな種類があります。
白い実が付く「シロシキブ」や、ピンク実のムラサキシキブなど、紫色の品種とはガラッと表情が変わりますよ。
ほか、葉などが大型の「オオムラサキシキブ」や、葉が斑入りのものもあります。

ムラサキシキブの花言葉

ムラサキシキブの花言葉は、「聡明」です。
ムラサキシキブというと実のイメージが強いですが、6月から7月に薄紫色の小さな花を咲かせます。実は、花後の9月から11月ごろに楽しめますよ。

まとめ

ムラサキシキブは、実の美しさと育てやすさで人気の高い植物です。庭木としても、鉢植えとしても楽しめます。
美しい実の姿が印象に残る樹木ですが、初夏には新緑と花を楽しむことができ、秋には葉の紅葉も観賞できます。四季を通して移り変わるムラサキシキブの姿を、ぜひ堪能してみてくださいね。※トップ画像はふむふむさん@GreenSnap

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