サザンカの画像

サザンカの育て方

  • ツバキ科
  • ツバキ属

サザンカの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

高木

学名

Camellia sasanqua

別名

原産地

本州の山口県、四国、九州、沖縄

サザンカの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

普通

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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サザンカの育て方の画像

初冬という花が少なくなってくる10月~12月頃に、鮮やかな花を咲かせてくれるサザンカ。椿とそっくりで、よく間違えられますが、開花時期が椿よりも早く、ボトッと一気に花が落ちてしまう椿と違い、サザンカは一枚一枚花びらが落ちていくという特徴があります。昔から日本人に愛されているサザンカの育て方をご紹介します。

サザンカの育てる場所

サザンカは耐暑性が強く、耐寒性は普通なので、比較的温暖な地域での育成に適しています。好むのは日当たりの良い場所。日陰でも育てることはできますが、花付きは悪くなってしまいますので、できるだけ日当たりの良い場所で育てましょう。霜や凍結には弱いので、寒い地域で育てる場合は、鉢植えにし、寒さ対策を行ってください。

サザンカの水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いてきたら、たっぷりの水を与えてください。特に春の新芽が出るころや、花を咲かせる時期にはたくさんの水が必要です。乾燥させてしまうと、つぼみが落ちてしまうこともあるので注意しましょう。

地植えの場合は、植え付けてから2年くらいは、定期的に水をあげてください。しっかりと根付いた後は、猛暑などが続いて乾燥している場合をのぞいて、特に水をあげる必要はありません。

肥料


肥料が足りなくなると、下の方の葉っぱが枯れてきたり、枝もよく育たず、花芽が少なくなったりします。

元肥として、植え付けの際に水はけのよい土に有機肥料を混ぜてあげ、その後は追肥として2月と9月にリンサン分の多い固形肥料を与えてください。

用土

サザンカは水はけがよく、弱酸性で有機質の多い土を好みます。赤玉土、鹿沼土、腐葉土かバーク堆肥などを混ぜた土を使うといいでしょう。

地植えする際の土質が粘土質のものだった場合は、腐葉土を混ぜてあげてください。

病害虫

チャドクガ

春頃に、チャドクガという毛虫が発生することがあります。チャドクガの毛に触れると、皮膚がかぶれるので、素手では決して触らないようにしてください。チャドクガの駆除は、卵の時にするのが一番です。葉の裏に黄色い卵を見つけた場合は、葉っぱごと切り取ってください。孵化した後は、専用の殺虫剤で駆除しましょう。

カイガラムシ

風通しの悪い所で育てているサザンカは、カイガラムシが発生することがあります。カイガラムシは樹木の育成を妨げるだけでなく、スス病の原因となることもあるため、見つけ次第駆除しましょう。カイガラムシは幼虫の時は殺虫剤なども効果的ですが、成虫になると体がロウ質に覆われるため、薬があまり効きません。地道に取り除いてください。

サザンカの植え付け・植え替え

植え付けは春か秋の気候が穏やかな時期が適しています。3月~5月頃か、9月~10頃に行いましょう。

鉢植えの場合は、苗よりも2回りくらい大き目の鉢を選び、水はけのよい土を準備。鉢の底に有機肥料を入れ、植え付けてください。

地植えの場合は、風通しと日当たりの良い場所を選び、植えましょう。サザンカは弱酸性の土を好むのですが、コンクリートがあると、その影響で土がアルカリ性になってしまいます。コンクリートの近くは避けるか、有機物を多く含んだ土を使ってあげてください。

根詰まりすると、花の付きが悪くなってしまいます。鉢植えのさざんかは、2,3年を目安に大き目の鉢へ植え替えをしてあげましょう。時期は植え付けと同じく、春か秋に行ってください。

 

サザンカの増やし方

サザンカは「種まき」「挿し木」「とり木」で増やすことができます。

種まき

サザンカの種は10月以降の秋に採取できます。種まきの時期は、採取してすぐか、3月頃。種は乾燥してしまうと発芽しないので、3月に種まきをする際には、それまで種が乾燥しないように、水苔に包んでビニール袋に入れて、冷蔵庫などの冷暗所で保存してください。

種の植え付けは1つずつ行い、軒下や日陰となる室内に置いて、土を乾燥させないように注意してください。1ヶ月ほどで発芽します。ただし、花が咲くまではかなりの年月がかかります。

挿し木

挿し木は、春に伸びた新しい枝を10cm~20cmほどの長さで、6月下旬~8月頃に切ります。切り取った枝の切り口を1時間以上水に漬けて水あげし、その後、湿った土に挿してあげてください。挿し木後は、明るい日陰に置いて、土を乾燥させないように注意しましょう。

とり木

3月~6月頃、枝の樹皮を3cmくらいの幅で剥ぎ取ります。その剥ぎ取った枝の部分を水苔で包み、ビニールなどで覆って乾燥させないようにしてください。乾燥させないように適度に水やりをしていると、1~3ヶ月ほどで発根します。十分に発根したら、枝から切り離して鉢上げしましょう。

 

サザンカの手入れ

サザンカは、必ず剪定をしなくてはいけないというわけではありませんが、新しい花は伸びた枝の先に付くので、コンパクトにまとめたい場合は、剪定を行いましょう。剪定は、新しい枝が伸び始める前の3月~4月頃行ってください。

花が咲いた後の枝を、葉っぱを3,4枚残して切ります。その際、枝の先端に葉っぱが残るように、葉っぱのすぐ上から切ってください。木の内側に向かって伸びている枝があれば、付け根から切り落として、風通しをよくしてあげましょう。あまり強い剪定を行うと、その次の年に花が咲かなくなってしまうこともあります。基本的には、伸びすぎた枝や、密集しているところの枝を切る程度にしておきましょう。

春に伸びた枝の先に、花芽は付きます。夏以降に枝を切りたい場合は、花芽がついていないかどうかを確認して切るようにしてください。

サザンカは芽吹く力が強いので、生垣としても使われる樹木です。生垣に仕立てたい場合は、全体を好みの形に刈り込みましょう。

 

サザンカの花言葉

サザンカの花言葉は「困難に打ち勝つ」や「理想の恋」。

寒い時期に美しい花を咲かせる様子から、このような花言葉がついたのではないでしょうか?

 

サザンカには、色別の花言葉もあります。

赤いサザンカ

赤いサザンカの花言葉は「謙譲」と「あなたが最も美しい」。

山の中でひっそりと咲いている姿が「謙譲」。そして、赤くあでやかに咲き誇る姿は「あなたが最も美しい」。ぴったりの花言葉ですね。

白いサザンカ

白いサザンカの花言葉は「愛嬌」と「あなたは私の愛を退ける」。

白いサザンカの花には、凛とした美しさと、思わず笑みがこぼれてしまうような愛らしさがあります。そのような姿から、「愛嬌」と「あなたは私の愛を退ける」というような一見相反するような花言葉がつけられたのではないでしょうか?

ピンクのサザンカ

ピンクのサザンカの花言葉は「永遠の愛」。

ピンクのサザンカから感じる暖かな愛情。そして、冬の寒さにも負けずに咲く姿は、まさに永遠の愛を思わせてくれます。とてもロマンティックな花言葉ですね。

まとめ

冬の花の代名詞ともいえるサザンカ。暖かい地方では自生もしていますが、昔から生垣や庭木としても親しまれてきました。今では品種も増え、一重だけでなく八重のサザンカ、様々な色、幅広い開花時期のサザンカを楽しむことができます。一度植えたら、時々肥料を与えたり、水をあげたりするくらいでよいのであまり手もかからず、初心者にもおススメです。剪定で好きな大きさや形にできるので、冬を彩るアクセントとして育ててみてはいかがでしょうか?

GreenSnap編集部

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