ユキヤナギの画像

ユキヤナギの育て方

  • バラ科
  • シモツケ属

ユキヤナギの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Spiraea thunbergii

別名

原産地

中国

ユキヤナギの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
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肥料

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開花

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ユキヤナギの育て方の画像

ユキヤナギは、5枚の白い花びらの花がたくさん集まった低木で、柳のように枝垂れています。その枝垂れ枝に降り積もった雪のように見えることから「ユキヤナギ」と名前が付けられました。散った花がコメが舞ったように見えることから、別名は「小米花」とも呼ばれています。

ユキヤナギの育てる場所

ユキヤナギはおもに関東より西の地域に自生し、川沿いでよく見かけます。ユキヤナギの花が散るときは、サクラが散るように花びらが舞います。葉は先の方にギザギザがあり、枝と互い違いに生えています。育てる場所は、日当たりや風通しの良い場所が適しています。

日陰では生育が悪くなり、花付きが悪いので高い木が日を遮ることがないような場所が育てる場所として適しています。

ユキヤナギの水やり

ユキヤナギは日向であれば、どこでも育ちやすく、地植えなら水もほとんど必要ありません。ただ、酷暑が続く夏場は乾燥しすぎないようにたっぷりと水やりをします。植え付けから根がつくまでは、水が十分必要なのでたっぷり水やりをしましょう。苗を植える場合は、土の表面が乾いてから水をたっぷりと与えます。

肥料

肥料は、1~2月に油かす7割と骨粉3割を混ぜた寒肥を与えます。もう1回は、花が咲き終えた5月ごろに緩効性化学肥料を株まわりに施肥します。

用土

枝ぶりがいい木に育てたいなら、腐葉土や堆肥を入れた有機質を含んだ肥えた土壌が適していますが、やせた用土でも枝が細くなり、枝ぶりがきれいです。株元から次々と枝が増えて株が大きくなるので鉢植えには適しません。

病害虫

●病気

うどんこ病は、カビがついて葉がうどん粉がついたように白くなる病気です。5、6月や9~11月ごろに発生します。病気が進行すると、白い部分が光合成ができずに葉が枯れてきます。さらに、菌が他の部分にもうつるので次第に木全体に広がります。

早い段階で薬剤の殺菌剤をまくと繁殖しにくくなります。進行が進むと、葉を切り取ってうつらないように気をつけます。土壌がチッソ分が多くカリウムが少ない場合は、うどんこ病にかかりやすいので肥料にも注意します。また、風通しが悪いとうどんこ病にかかりやすいので、剪定して枝を間引きしましょう。

●害虫

アブラムシ

アブラムシは、3~5月にユキヤナギの茎や新芽、葉の裏について木の汁を吸って木を弱らせます。時には、茎や葉の裏などにびっしりついていることがあります。株が弱るので早めに殺虫剤をまくことが大切です。アブラムシがつきやすい時期は、春から秋で見つけたらすぐに取り除きます。

カイガラムシ

カイガラムシはどの樹木にもつきやすい害虫で、種類が非常に多く、カイガラのように固いものもあります。カイガラムシの殻をもったものは、殺虫剤ではきかないので1匹ずつ手で取る必要があります。カイガラムシがつくと樹液を吸うので、生育が悪くなり枯れてきます。

ユキヤナギの植え付け・植え替え

ユキヤナギの植え付けは、2、3月が一番適していますが、品種の中で早咲きのユキヤナギは10、11月に植え替えます。根鉢より倍くらいの穴を掘り、土に腐葉土や堆肥をすりこみます。苗の根を少し崩して穴に入れ、土をかぶせて水をたっぷり注ぎます。

土を馴染ませ、根と土を棒などでつついて馴染ませます。株がすぐに大きくなるので、場所を広くとって植えましょう。鉢には株がすぐに大きくなるので適していません。ユキヤナギは、植え替えの必要はありませんが、株が増えやすい樹木で、年数がたつと根詰まりをおこすこともあります。

移動しないで根詰まりをなおす方法は、ユキヤナギの周囲に30cmほどの穴を4か所掘ります。穴の土を新しい用土に入れ替えるだけで根が張り巡らしやすくなります。

ユキヤナギの増やし方

ユキヤナギを増やす場合は、挿し木か株分けなどで行います。挿し木の場合は、3月ごろに前年に伸びた枝の先から15cmほどを斜めにカットし、挿し穂をつくります。1日カットした部分を日陰で水につけ、水揚げをします。

小粒の赤玉土や挿し木用の土に挿し穂をさし、水をたっぷり与えます。風が当たらないような日陰の場所で育てます。1~2か月して芽がでてきたら地植えに植え替えます。株分けは、2、3月ごろか10、11月に大きくなった株を掘り、4、5本の株に分けます。株分けした株を植え付けと同じ方法で地植えします。

ユキヤナギの剪定

ユキヤナギは株から枝がたくさん出てくるので、枝が込み合うと風通しが悪くなります。すると、病気や害虫がつきやすくなるので、剪定して隙間をつくります。剪定は花が終わったころから5月ごろに、古い太い枝や混みあった枝を株元から切り落とします。

新しい枝にすることで株を若返らせ、ユキヤナギが元気になってきます。ユキヤナギは枝の伸びが早く、株が大きくなります。古い枝をそのままにしていると見た感じもきれいではないので、剪定は毎年行います。2年に1度ほど樹形を整えるために、株元から強剪定しても大丈夫です。

地際から20~30cmほどの部分で剪定しても、夏には枝が伸びて次の年の春には開花します。9~10月ごろになると、春の花芽ができるのでそれ以降の剪定は避けた方がいいでしょう。

ユキヤナギの花言葉

花言葉は、「愛嬌」「賢明」「殊勝」「静かな思い」「愛らしさ」「気まま」です。「静かな思い」の由来は、ユキヤナギが枝を埋め尽くすほどたくさんの花を咲かせるのに、物静かな印象を受けることからつけられました。「愛らしさ」は、花が1cmほどで白い可憐な花に由来しています。ユキヤナギは、1月19日、21日、3月11日の誕生花です。

ユキヤナギには白い花の自生しているもの以外に、黄色い葉のオウゴンユキヤナギや紅色のつぼみに薄いピンクの花が咲くフジノピンクという品種があります。

まとめ

ユキヤナギは、白い小さな花が雪のように集まった白い可憐な花です。比較的丈夫で育てやすく、株が増えやすい低木です。白だけでなくピンクの品種もあり、春には枝垂れた枝にびっしりとかわいい花が咲きます。ここでは、ユキヤナギの植え方や増やし方、剪定の仕方などについてまとめています。日当たりの良い場所で育てて、いっぱい花を咲かせてくださいね。

※トップ画像はPeterさん@GreenSnap

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