ハマナスの画像

ハマナスの育て方

  • バラ科
  • バラ属

ハマナスの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

低木

学名

Rosa rugosa

別名

原産地

東アジア

ハマナスの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

強い

耐暑性

弱い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ハマナスの育て方の画像

ハマナスは、バラ科バラ属に属する落葉低木です。寒さに強く、潮風にも強いことから、海岸近くの公園などでよく見かけます。5月~8月頃に、一重や八重の大きな赤やピンク、または白い花を咲かせるのが大きな魅力の1つです。さらに、8月~10月には、食べられる赤い実を付けます。この実がハマナスの名前の由来になっているという説が有力で、実の形がナシに似ていることからハマナシと呼ばれ、ハマナシが訛ってハマナスになったといわれているのです。また、バラ科のハマナスには、鋭いトゲがあり、庭に植えれば、防犯対策にも一役買ってくれるでしょう。花が楽しめ、食べられる実や防犯対策にもなる実用的なハマナスの育て方をご紹介します。

ハマナスの育てる場所

日当たりと風通しが重要です。日当たりと風通しのよい場所を選びましょう。高温多湿は苦手です。他の植物も含め、密集している場所や、夏の西日が当たる場所は避けましょう。

ハマナスの水やり

地植えの場合、基本的には水やりの必要はありません。自然の降雨に任せます。長い間雨が降らず、乾燥が続く時のみ、水やりをすれば十分でしょう。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水やりをします。

肥料

寒肥として1~3月に、お礼肥として7月~8月にそれぞれ、緩効性の化成肥料を株元に与えましょう。寒肥の役割は、春を迎え成長が始まる前の準備として、お礼肥には、花が咲き終わった後のメンテナンスとしての役割があります。

用土

最も重要なのは水はけです。水はけのよい用土を作ります。地植えの場合は、掘り起こした土に砂、腐葉土、堆肥を混ぜて使いましょう。鉢植えの場合は、赤玉土7に腐葉土3の用土に堆肥を少量加えます。

病害虫

病気

うどんこ病:葉や茎などに白い粉をまぶしたようにカビが生える病気。

さび病:葉に黄、茶褐色、黒などの斑紋を生じ、やがて落葉する。

黒星病:葉や枝に褐色、黒褐色などの斑紋を生じ、やがて落葉する。

他への感染を防ぐため、病気にかかった部位は早めに取り除き、薬剤を散布しましょう。予防するには、定期的に薬剤を散布します。

害虫

ハダニ:葉の裏に寄生して、汁液を吸います。汁液を吸われた部分は白い点になり、点の数が増えると、白くかすれたように見え、やがて落葉してしまうので注意が必要です。早めに殺虫剤を散布して駆除しましょう。

アブラムシ:新芽や葉の裏に寄生して、汁液を吸います。繁殖力がすさまじいので、放っておくと植物が発育不良に陥るため注意が必要です。
また、病気を媒介する間接的な被害もあります。早めに殺虫剤を散布して駆除しましょう。

シンクイムシ:メイガの幼虫で、主に果実を食害します。見つけたら捕殺すると共に、食害された果実を取り除きましょう。
害虫を予防するには、定期的に殺虫剤を散布しましょう。

病気、害虫共に予防するため、定期的に殺菌・殺虫剤を散布することをおすすめします。

ハマナスの植え付け・植え替え

植え付け

ハマナスは、根がよく広がります。地植えする場合、深めに穴を掘ることがポイントです。掘り起こした土に砂、腐葉土、堆肥を混ぜて水はけをよくします。

鉢植える場合は、大きめの鉢に植えましょう。

植え替え

鉢植えの場合、根まわりが早いので注意して観察しましょう。根がまわったら、ワンサイズ大きい鉢に植え替えます。

また、植え替えの際に、枝を半分程の長さに切り詰めてあげましょう。

ハマナスの増やし方

種まき

ハマナスの種まきのポイントは、種を乾燥させないことです。果実から種を取り出したら、すぐに用土を入れたポットに種まきしましょう。

寒い冬を越えないと発芽しないため、発芽は翌年の春になります。

挿し木

4月以降に若い枝を切り、挿し木にしましょう。発根促進剤につけてから挿し木にした方が、発根する確率が上がります。

ハマナスの剪定

1月~2月頃に剪定しましょう。花つきが悪くなった古い枝を剪定し、若い枝だけ残します。若い枝には、たくさんの花が咲くため、若い枝に栄養を集中させることと、風通しをよくすることが目的です。

ハマナスの花言葉

「悲しくそして美しく」

ハマナスの花は5月~8月頃に咲きます。1つ1つの花の命は短く、1日で散ってしまいます。しかし、次から次へと花が咲くため、はかなく悲しいけれど、次から次へと美しい花が咲く様が、この花言葉の由来になったといわれています。

「あなたの魅力に惹かれます」

潮風に強いハマナスは海岸に自生します。海岸に自生するハマナスの美しい花が、青い海に映える様がこの花言葉の由来になったといわれています。

まとめ

ハマナスの育て方や増やし方などについてご紹介しました。1つ1つの花の命は短いものの、次から次へと花が咲き、長い間美しい花が楽しめるハマナス。さらに果実は、ジャムや果実酒などにして食べることができるのです。

また、ハマナスは、バラ科の植物なので、鋭いトゲがあり、庭に植えれば、防犯対策にも一役買ってくれることでしょう。

しかも、寒さにも強いので、日本の広い範囲で育てることができます。

美しい花が楽しめ、しかも実用的で丈夫なハマナス、あなたも育ててみませんか?

※トップ画像はsawaさん@GreenSnap

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