ワレモコウの画像

ワレモコウの育て方

  • バラ科
  • ワレモコウ属

ワレモコウの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Sanguisorba officinalis

別名

原産地

ユーラシア、北米大陸

ワレモコウの性質

栽培難易度

易しい

耐寒性

強い

耐暑性

強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ワレモコウの育て方の画像

ワレモコウ(吾亦紅)は、ヨーロッパや日本を含むアジアの山野でよく見かける、大型の野草です。

夏の終わり頃に、細い茎の先に小さな花穂を付けます。花穂は、小さな2ミリほどの花が集まって、まるで実のような形をしています。花弁はありません。

ここでは、そんなワレモコウの育て方についてご紹介したいと思います。

ワレモコウの育てる場所

ワレモコウは、芽が出てから葉っぱが育つまで、日当たりが良い場所で育てますが、真夏は半日蔭に置いて葉焼けを防ぎます。花後は、再度日当たりの良いところに置きます。また、蒸れないよう風通しの良いところで育てて下さい。

ワレモコウの水やり

鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。鉢底から流れ出てくるくらい水を与えて大丈夫です。

ワレモコウは過湿も乾燥も苦手な植物です。土が乾きやすい夏場は1日2回水やりをすることもありますが、過湿にも弱いので、土の様子をよく見ながら水やりをする必要があります。

肥料

芽が出る頃と秋に置き肥をしますが、肥料のやりすぎは葉っぱばかりが育ってしまいますので、少量で大丈夫です。

用土

ワレモコウには、肥沃な土が向いていますので、赤玉土3:鹿沼土3:腐葉土4の混合土などが適しています。

一般に市販されている草花用の培養土でもOKです。市販の土を使うのであれば、少し腐葉土を足してもいいですね。

病害虫

ワレモコウは病害虫の心配は少ない方だと言われていますが、まったくないわけではありません。

病気

病気については、炭疽病やうどんこ病、べと病などに注意が必要です。

  • 炭疽病・・・葉っぱや茎に発生し、紫褐色の斑点が出るという特徴があります。風通しが悪いとかかりやすくなるので、風通しを良くしておきましょう。かかってしまったら発病箇所を除去して薬剤を散布します。
  • うどんこ病・・・葉っぱや茎に発生し、最初は葉の表面に白い粉状の斑点が作られるのですが、葉っぱの両面に拡がっていきます。うどんこ病はかかってしまったら元には戻らないので、病気になった部分は切り取って処分し、薬剤を散布しましょう。
  • べと病・・・葉っぱの表面に赤紫色の角張った斑点が出てきます。放っておくとどんどん広がってしまいますので、みつけたら取り除いて、薬剤を散布してください。

害虫

最も付きやすい害虫はアブラムシです。他にもナメクジなどが発生することがあります。

みつけたらすぐに殺虫剤で駆除してください。アブラムシはテープに貼り付けて駆除することもできます。

ワレモコウの植え付け・植え替え

ワレモコウの植え替えは、毎年休眠を終えて芽を出し始めたころの2月から3月頃に行います。古土をふるい落として傷んだ根っこをカットしたら、広げてしっかりと植え付けます。

ワレモコウの増やし方

ワレモコウの増やし方はふたつあり、植え替えの際に株分けする方法と種まきによる方法のどちらかで増やします。

株分けでの増やし方

ワレモコウは、植え替えのついでに株分けにより増やすのが一般的です。株分けに適した時期は4月頃ですが、株が小さいと花付きが悪くなってしまいますので注意しましょう。

かたくて大きな株を手で割るのは大変です。地下茎をナイフや剪定ばさみで切って株分けをします。

種まきでの増やし方

種まきにより増やす場合は、花が終わった後に種を取っておきます。実際に種まきをするのは2月から3月頃です。

種をまいたその年には花が咲かないのが普通で、花が咲くのは種まきの翌年になってからです。

ワレモコウの手入れ

ワレモコウは丈の長い野草ですが、夏に刈り込むことで低い丈で花を咲かせることが可能です。また、花後は半分ほどに切り戻し、日当たりの良いところに置いて水やりをします。

花芽が出てから強い風に当たると傷んでしまったり、形が崩れてしまったりしますので、注意しましょう。

冬の間は地上部分は枯れてしまいますが、地下茎は無事ですので、春になるとまた芽を出しますよ。

ワレモコウの種類

ワレモコウにはいくつかの種類がありますが、それぞれ特徴があり、ユニークな花を咲かせます。

ヒメワレモコウ(姫吾亦紅)

韓国済州島高地原産のヒメワレモコウは、「タンナワレモコウ」という名称で流通しています。

草丈20センチほどの小さなワレモコウなので、小さな鉢植えや寄せ植えにするとかわいいですね。小さい分、通常のワレモコウよりも早く花が咲きます。

オランダワレモコウ(和蘭吾亦紅)

オランダワレモコウは、別名「サラダバーネット」と呼ばれ、ヨーロッパや西アジアなどの日当たりの良い草原に自生しています。高さ30センチから70センチほどの茎のてっぺんに、丸い花房を付けます。

その名のとおり、若葉がサラダやスープなどの料理にも使われ、食用としても知られています。

カライトソウ(唐糸草)

カライトソウは、明るい山地に自生する日本原産の高山植物です。日本では中部地方の高山でみられます。茎先に、長さ10センチほどの大きなピンクの花穂をブラシのように垂れ下げていて、そのユニークな姿が印象的です。

ワレモコウの花言葉

上から下へと順に咲いていく、ワレモコウの花の性質から生まれたのが「変化」「移りゆく日々」といった花言葉だと言われています。

ワレモコウの細い茎が風にユラユラと揺れている様子や、花穂が頭を垂れている様子から「もの思い」「愛慕」といった花言葉もあります。

まとめ

ここでは、ヨーロッパやアジア原産で日本の山野にも多く自生する、ワレモコウの育て方についてご紹介しました。

野草ということで、何もしなくてもわさわさ生えてくるようなイメージがあるかもしれませんが、ワレモコウは過湿にも乾燥にも弱く、よく日の当たるところでないと育ちません。

とはいえ、重症化するような病害虫などもほとんどありませんので、水やりに気を配り、日当たりと風通しの良い場所に置いて育てれば、初心者にも向いているといえます。

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