ルピナスの画像

ルピナスの育て方

  • マメ科
  • ルピヌス属

ルピナスの基本情報

ジャンル

草花

形態

多年草

学名

Lupinus Russell Hybrids

別名

ラッセルルピナス,ハウチワマメ,葉団扇豆,ノボリフジ,昇り藤

原産地

園芸種(南北米、地中海沿岸など)

ルピナスの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

強い

耐暑性

弱い

耐陰性

時期

種まき

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植え付け・植え替え

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肥料

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開花

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ルピナスの育て方の画像

ルピナスは、人気アニメ『ルパン3世』のモデルでもある、モーリス・ルブランの小説『怪盗ルパン』の主人公アルセーヌ・ルパンの名前の由来になったといわれています。

ルピナスは北米や地中海沿岸、アフリカが原産で、日本には明治時代に伝わってきました。現在は、観賞用として知られていますが、古代には、食用や石けんの原料として使われていました。

ルピナスの開花の時期は4月下旬~6月にかけてで、大きくなると花だけで50cm以上になるものもあります。色も「ブルー」「紫」「白」「ピンク」「赤」と種類が多く、カラフルになるので育ててみたいという人もいるでしょう。

今回は、ルピナスの育て方について説明していきます。

ルピナスの育てる場所

ルピナスは、日当たりの良い場所で育てます。高温多湿が苦手なので、夏は涼しくて風通しが良い場所で管理します。ルピナスは寒さには強い植物ですが、冬の気温が-0℃以下になる地域では、屋内で管理してください。また、多年草のラッセル・ルピナスも関東より西側では、一年草になります。

ルピナスの種まき

ルピナスの種まきに適している時期は、9月~10月です。多年草のラッセル・ルピナスは、気温が高い方が発芽しやすいので6月頃に種をまきます。

種まきをする時は、まず一晩水に付けておきます。苗用のポットに植え付けをしたら、種の上から土をかぶせます。発芽するまでは、日陰の涼しい場所で管理し、乾燥させないようにしましょう。発芽してきたら、日当たりの良い場所に移し、葉が6枚位になったら、直接植え付けをするか、鉢に移植をします。

一年草のルピナスは、根がまっすぐに伸びる直根性になっているので、地植え、鉢植えともに移植をする時は、根を傷付けないようにしてください。

ルピナスの水やり

地植えで育てる時は、根が張ってきたら水やりは不要です。鉢植えは、土が乾いてきたら水やりをします。ただ、乾き過ぎると枯れてしまうので、乾燥しやすい冬場も適度に水やりをしてください。夏場は、湿気がこもらないように注意しましょう。

肥料

肥料には、成長を促進したり、花付きをよくする作用があります。ルピナスは、植え付けをする前の土壌に「元肥」として緩効性肥料を混ぜておきます。また、春の生育期に追肥をします。

ルピナスを育てる上で注意をしたいのが肥料の与え方です。前述をしたようにルピナスは「吸肥性」が高い植物です。土の中の養分だけでなく肥料も吸収しやすいので、与える時期や量を守らないと「肥料焼け」を起こしやすくなります。生育を良くするためであっても、肥料を過剰に与えるのはやめましょう。

用土

市販の草花用培養土が使えます。自分でブレンドをする時は、赤玉土6、腐葉土3、軽石かパーライトを1にして、水はけが良い状態にします。

地植えの場合は、土壌が酸性だと育ちにくいので、土を耕す時に石灰を混ぜます。

土壌の酸性化とは?

雨や化成肥料によって酸性度が強くなることをいいます。日本は雨が多いことから、元々土壌の酸性度が強いといわれています。植物は根から栄養を吸収しますが、酸性度が強いと成長を妨げることもあります。アルカリ性である石灰を混ぜることで、中性に近づけて、植物が育ちやすい土壌にします。また、アルカリ性に傾き過ぎても、成長を妨げます。

病害虫

ルピナスは、病気や害虫に強いといわれています。ただ、ガの仲間であるヨトウムシがつくと、葉や花が食べられてしまいます。葉がかすり状になっている時は、ヨトウムシの被害を受けているかもしれません。気が付いたら早めに葉を取り除くようにしましょう。

病気に強いといっても夏場に湿気がこもると「根腐れ」を起こしやすくなりますし、肥料の与え過ぎもよくはありません。普段から手入れをすることで、病気や害虫から守ることができます。

ルピナスの植え付け

植え付けの時期は、春と秋の2回です。ルピナスのポット苗は、3月頃から市場に出回ります。一回り大きな鉢を選んで植え付けるか、地植えにします。植え付けをするときは、根を傷つけないようにしましょう。

種まきをする時は、9月~10月頃に行います。ラッセル・ルピナスは、6月頃に種まきをします。

ルピナスの増やし方

ルピナスは、4月~6月にかけて開花します。花が終わると種ができるので、採取して種まきを行います。また、こぼれ種でも増やすことができます。

植物を増やし方には、種の他に「株分け」や「挿し芽」があります。ルピナスの多くは、直根性のため「株分け」は向いてません。また、一年草のものが多いので「挿し芽」で増やすということもしません。

直根性とは?

根の部分が分かれることなく、まっすぐに伸びていく植物のことをいいます。直根性の植物は、植え付けの時に根を傷付けてしまうと根付かないこともあります。直根性の植物は苗から植え付けをするよりも、種をまいて育てた方が成長しやすくなります。直根草の植物は、ルピナスやマメ科の植物に多く、他には、ポピー、ボリジ、コスモス、チューリップ等があります。

ルピナスの手入れ

ルピナスの花を長く楽しむには、一番花が終わった時点で花穂の部分を短くカットします。側芽の部分が伸びてくるので、再度花を咲かせることができます。種を作る時は、枯れた花をそのままにしておきます。

葉が混み合うと通気性が悪くなり蒸れやすくなるので、こまめに下葉を整理して、風通しをよくしましょう。

ルピナスの種類

ルピナスは、マメ科ルピナス属の植物で、和名は「ハウチマメ」といいます。また、藤に似た花が上向きに咲くことから「昇り藤」ともいわれます。

ルピナスの種類は200種類以上といわれ、原種の他に、園芸用に交配させたものも多くあります。

ここでは、代表的なルピナスの種類をご紹介します。

キバナルピナス

南ヨーロッパ原産の一年草で、和名は「キバナノハウチワマメ」といいます。黄色の花が咲き、甘い香りが特徴です。キバナルピナスの種子の部分は「ルーピン豆」といわれ、食用にも使われます。地中海沿岸の地域では、ビールのおつまみとしておなじみの食材です。

カサバルピナス

南ヨーロッパ原産の一年草で、寒さにはあまり強くない品種です。「カザバルピナス」の名前の由来は、葉が下を向いていて傘を開いたように見えるからといわれています。

ラッセル・ルピナス

園芸用の改良種を開発した、ジョージ・ラッセルの名前が付いている品種。一年草が多いルピナスには珍しく、多年草の品種で、草丈は150cm位の大きさに成長します。耐暑性が弱く、気温が高いところでは夏越しが難しくなります。

ピクシー・ディライト

温かい地域でも育つ品種で、秋蒔きだけでなく春蒔きもできます。小型で、白やピンク、ブルーの花が咲く、見た目もかわいらしい品種です。

リリアン

多年草の品種で、草丈は50cm位の大きさまで成長します。4月上旬に開花をする早咲きの品種として人気です。

ルピナスの花言葉

「貪欲」

ルピナスの語源は、ラテン語でオオカミの意味がある「Lupus(ループス)」といわれています。ルピナス吸肥性と高さが、生存競争が厳しく、群れから外れて1匹で生きていかなければならないオオカミの貪欲さに当てはめられたのかもしれません。「貪欲」という意味には、荒れ地でもたくましく育ってほしいという思いがあります。

「想像力」「いつも幸せ」

古代ヨーロッパでは、ルピナスは食用とされていました。そのため、ルピナスを食べると「想像力が豊かになる」「幸せな気持ちになる」といわれました。今も、地中海沿岸の地域でルピナスの種が食べられているのは、こうした言い伝えが残っているからかもしれません。

まとめ

円錐状に花が付くルピナスは、大きくなるものだと150cm位にもなるので、鉢植えでも地植えでも存在感を発揮します。他の植物との寄せ植えにもおすすめなので、ぜひ、育ててみてくださいね。

※トップ画像はぽむさん@GreenSnap

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