モミジの画像

モミジの育て方

  • ムクロジ科
  • カエデ属

モミジの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

高木

学名

Acer palmatum

別名

カエデ,カヘルデ,イロハモミジ,イロハカエデ,ハウチワカエデ

原産地

北半球の温帯(日本・中国・北アメリカ・ヨ-ロッパ・北アフリカ)

モミジの性質

栽培難易度

やや易しい

耐寒性

普通

耐暑性

弱い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

肥料

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

開花

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

剪定

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
モミジ(楓)の育て方の画像

秋になると美しい紅葉を見せてくれるモミジ(楓)は、日本で古くから愛されている樹木です。庭木として大きく育てることも、鉢植えにしてコンパクトにすることもできるため、住居環境に合わせて育てられます。初心者でも上手に栽培できるよう、モミジの育て方についてご紹介します。

モミジ(楓)の育てる場所

モミジは半日陰での栽培が適しています。本来日当たりがよい場所を好みますが、強い日差しに当たると葉が茶色く変色してしまうので、1日のうち数時間程度日に当たる場所を選びましょう。

また、水はけがよく適度に湿度を保てる土壌を好みます。水はけが悪い場所だと根腐れを起こしやすくなるので注意しましょう。

寒さに強く丈夫で大きく育ちますが、鉢植えで栽培することも可能です。鉢植えの場合は、夏場は半日陰になる場所に、冬場は寒風が吹きつけない場所に移動し、基本的には屋外で管理します。

モミジ(楓)の水やり

鉢植えにおいては春と秋は1日1回、夏場は乾燥しやすいので朝と夕方、冬場は土が乾燥していたら水やりをします。特に夏は日差しが強いので、土だけでなく葉にも水をかけるようにしましょう。葉が乾燥すると変色したり縮れたりしてしまうからです。

庭植えの場合は、根づいてからは特に水やりの必要はありません。ただし、日照りが続き土が乾燥しているときは水やりをしましょう。

肥料

肥料は寒肥として油かすや骨粉などの有機質肥料、もしくは緩効性化成肥料を施肥します。株のまわりに溝を掘って肥料を埋めていきます。鉢植えの場合は土の表面に施しましょう。寒肥をしておくと、春の活動期にちょうど肥料の成分が効き始めるので生育がよくなります。

モミジは追肥をしなくてもよく育ちますが、株を大きくしたい場合は、4月〜5月と9月〜10月にも同様の肥料を施肥します。

用土

モミジは水はけと水もちのバランスがよく、有機物を含んだ土を好みます。鉢植えの場合は水はけをよくするために、細粒と中粒が1:1の割合の赤玉土に、腐葉土を3割程度混ぜ込んだ用土を使います。また、市販の園芸用培養土を使うことも可能です。庭植えにおいては、腐葉土や堆肥を混ぜた土を使います

病害虫

モミジには、テッポウムシやアブラムシが寄生することがあります。アブラムシは葉や新芽を吸汁し、すす病などを引き起こす。そのままにしていると被害が大きくなるので、枯れた葉や変色した葉を取り除いたうえ、薬剤で駆除しましょう。

テッポウムシは幹の中を食害するので注意が必要です。幹が弱るばかりか、場合によっては枯れてしまいます。幹に穴が空き、そのまわりに木くずが落ちているようであれば、幹の中が食害されています。

その場合、幹に空いた穴から中の木くずや虫糞を取り出し、薬剤を散布して駆除しましょう。樹勢が弱いと寄生されやすいので、樹勢を強くしておくことが肝心です。

また、風通しが悪いとうどんこ病になることがあります。うどんこ病は、白い粉をふいたようなカビが葉の表面に発生する病気です。カビの付着により光合成ができなくなると生育が悪くなるので、カビがついた葉は殺菌剤で拭き取りましょう。

モミジ(楓)の植え付け・植え替え

植え付け・植え替えともに12月〜3月が適期です。植え付けは、根の張りをよくするために根を少しほぐし、腐っている根を切ってから行います。

庭植えの場合は、根鉢の1回り大きい穴を掘って植え付け、最後に水やりをします。根の間にもしっかりと土を入れ込み、少し高くして植え付けると水やりをしたときに、土が沈まず平らになります。もし穴を掘ったとき、水はけがあまりよくないと感じる場合は、軽石を敷きその上に土を入れて植え付けるとよいでしょう。

鉢植えにおいては、根鉢の1回り大きい鉢に植え付けます。植え替えは2〜3年に1回行う必要がありますが、庭植えの場合は不要です。

モミジ(楓)の増やし方

モミジの増やし方は、品種によって方法が異なります。ヤマモミジなどの野生種は、種まきによって増やすことが可能です。種まきは、まず11月頃に種を採取し、重ならないように赤玉土にまいていきます。そして春に発芽し葉が3〜4枚ついたら、直径8cm程度の鉢に1本ずつ植え替えます。

一方、ネグンドカエデなどの園芸品種は、挿し木で増やすことが可能です。挿し木は以下の手順で行います。

  1. 6月〜7月頃に当年に伸びた枝を10cm程度切る
  2. 葉を2〜3枚残し、1時間程度水につけて水揚げする
  3. 切り口に発根促進剤を塗り、小粒の赤玉土に挿し木する

モミジにおいては、挿し木の発根率がそれほどよくないので、発根促進剤を塗布することをおすすめします。

モミジ(楓)の手入れ

茂りすぎや、あまり大きくしたくない場合は剪定が必要です。剪定は落葉直後の11月〜12月頃が適しています。重なって込み入っている枝や、今後伸びたときに重なってしまいそうな枝、樹形を乱している枝などを根元から切り落とし全体の樹形を整えましょう。

モミジ(楓)の花言葉

モミジには、風情が感じられる以下のような花言葉がつけられています。

大切な思い出

モミジは秋の風物詩として、古くから多くの人に親しまれてきました。秋になると美しいモミジの紅葉を眺めたり、色づいた葉を集めたりと人それぞれ心に残る思い出があります。そのようなことに由来し「大切な思い出」という花言葉がつけられています。

美しい変化

モミジは季節の移ろいとともに、葉の色が緑から赤や黄色、オレンジ色へと変化する樹木です。その性質から「美しい変化」の花言葉になったと言われています。

遠慮

秋になると美しい紅葉を見せるモミジですが、それ以外の季節は緑の葉を茂らせて、特に目立つことなく佇んでいます。また、花を咲かせるものの、とても小さく派手さはありません。そのような控えめな姿から「遠慮」とつけられています。

まとめ

モミジは、水やりや剪定などの手間がそれほどかからないため、初心者でも育てやすいと言えるでしょう。庭に植えるスペースが十分確保できないようであれは、鉢植えにして育てることをおすすめします。

耐寒性があり丈夫でよく育ちますが、風通しがよくない状態や樹勢が弱っていると害虫がつきやすくなるので注意してください。紅葉だけでなく新録も美しく、1年を通して楽しめるモミジを、ぜひ一度育ててみてはいかがでしょうか。

※トップ画像はまこさん@GreenSnap

GreenSnap編集部

GreenSnap編集部

植物好きが集まるスマホアプリGreenSnap(グリーンスナップ)は、お部屋や庭で育てている植物、外出先で見つけた気になるお花などの写真を撮影して、気軽に共有したり植物アルバムを作ることができるサービスです。

花の新着投稿画像

花の新着コラム

花の種類

イベリス

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。 イベリスの育て方へ

チェッカーベリー

湿度が高い冷涼な気候を好みます。 チェッカーベリーの育て方へ

クマガイソウ

午後は日陰になるような明るい半日陰で育ててください。 クマガイソウの育て方へ

ネメシア

ネメシアは多年草タイプ(宿根ネメシア)と一年草タイプ(秋まき一年草)の2種類あります。 ネメシアの育て方へ

ハナミズキ

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えてください。地植えの場合は、よほど乾燥しない限り水やりの必要は... ハナミズキの育て方へ

ヤマアジサイ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。半日陰がよいでしょう。 ヤマアジサイの育て方へ

GreenSnap

植物の名前を調べるなら

アプリで聞いてみよう!

★★★★★
ダウンロード