ライラックの画像

ライラックの育て方

  • モクセイ科
  • ハシドイ属

ライラックの基本情報

ジャンル

庭木・花木

形態

高木

学名

Syringa vulgaris

別名

ムラサキハシドイ,紫丁香花,ハナハシドイ,リラ

原産地

東欧

ライラックの性質

栽培難易度

普通

耐寒性

強い

耐暑性

やや強い

耐陰性

時期

植え付け・植え替え

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ライラックの育て方の画像

ライラックは人気の高い花の一つです。房状になった花はライラックの最大の魅力です。また、ライラックは寒さにも強いので寒冷地に住んでいる人にもおすすめでしょう。

そんなライラックはどうやって育てたら良いのでしょうか。ま、育てる際の注意点などはあるのでしょうか。ここではこうした重要ポイントについて解説していきます。

ライラックの育てる場所

日当たりが良いところで育てます。夏場は半日陰に移動させます。日にしっかり当てることによって花もよく付くようになります。ライラックは品種によっては鉢で育てることができるものもありますが、背丈が軽く3メートルを超える大きな品種もあります。やはり大きな品種は庭土に植えるようにすると良いでしょう。

ライラックは寒さに強い

ライラックは耐寒性が高いです。このため、北海道などの極寒地を除いて寒さ対策は不要です。逆にライラックは暑さに弱いので夏場の直射日光には当てないようにしましょう。とはいえ、後述するように暑さに強いような品種もかなり誕生してきています。

ライラックの水やり

地植えの場合、夏場を除いて水やりは特に必要ありません。夏にカラカラに乾いているならば水を与えます。一方、鉢植えの場合には表土が乾いたらみずをやります。

肥料

あまり肥料を必要としませんが、冬に寒肥する必要性があります。冬になったら肥料を与えておけばそれで十分です。

庭に植える場合、用土がやせ細っているようであれば肥料を用いても良いでしょう。

用土

水はけが良い用土を用います。鉢植えの場合には赤玉土と腐葉土を混ぜて用土にします。庭植えの場合、庭土に腐葉土を混ぜるだけでも十分です。それくらいライラックはあまり土質を選びません。

病害虫

うどんこ病

うどんこ病にかかると葉がうどんこがかかったみたいに白くなります。、うどんこ病は梅雨前及び秋先に発生しやすいです。うどんこ病は感染するのも早いので気をつけましょう。

すす病

カイガラムシなどの虫の排泄物が原因で生じることがあります。すす病にかかると感染も早いです。すす病もうどんこ病とともに気をつけておきたい病気です。

アブラムシ

アブラムシはライラックを植えて間もない頃に発生しやすいです。アブラムシが発生したら増殖する前に対処します。

カイガラムシ

風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあります。カイガラムシはすす病などの原因になるので厄介です。もしもカイガラムシが発生したらすぐに殺虫剤を撒いておきましょう。成虫になると殺虫剤も効きにくくなるので対処が困難です。成虫になったらブラシなどで強引に擦り落とします。

テッポウムシ

テッポウムシはカミキリムシの幼虫です。幹の内部を食い荒らしていきます。もしも問題がないようなのにライラックがしおれてきているならばテッポウムシを疑ってみてください。幹に穴が空いていたりしたらテッポウムシが内部に住み着いている可能性があります。テッポウムシは薬剤を撒いて対処します。

ライラックの植え付け・植え替え


接ぎ木苗などを購入してきて植え付けます。植え付けた後に台木になっている木がかなり枝を伸ばすことがあるのでこの場合には枝を付け根からカットします。植え付け適期は冬から初春にかけてです。

ライラックの選び方について

ライラックを選ぶ際には虫がついていないかチェックしてください。他にもライラックは苗ごとに花色や花の形などが微妙に異なります。いろいろな苗を見て良さそうな苗を見つけてください。

植え替え

ライラックは成長がかなり早い園芸植物です。そのため、2年から3年に一回程度植え替えをして根詰まりを防ぐ必要性があります。植え替えは10月から3月にかけて行いましょう。植え替えシたくない場合には根を切り取ったり葉を切り落とすなどします。

ライラックの増やし方

挿し木で増やす

元気な枝を10数センチほど切り取って挿し木にします。この際、枝に数枚程度葉っぱがついているものを選びます。これを水に浸した後に用土に挿し込みます。用土は赤玉土などを用います。植え付けたら乾かないようにしっかり水やりしておきます。挿し木は春に行うのがおすすめです。

接ぎ木で増やす

接ぎ木をしたことがない人も多いかもしれませんが、接ぎ木はそこまで難しくありません。接ぎ木は簡単にいえば他の植物にライラックの枝を差し込んで育てる方法です。ライラックの場合、基本的にはイボタノキを台木にします。イボタノキは病気などにも強く生命力が強いので台木にうってつけです。接ぎ木は3月頃に行うと良いでしょう。

接ぎ木の手順

まず台木を用意します。台木用のイボタノキを購入するほか、イボタの木を切り落として用意します。これに切り込みを入れてその切れ込みにライラックの枝を挿しこみます。挿しこんだらテープで巻いて補強しておきます。あとは台木を土に植えておしまいです。

種まきで増やす

種が手に入ったら種まきしても増やせます。植えるまえに水に一晩浸しておくと発芽しやすくなります。後はポットなどにまいていきます。撒いたら土を多少かぶせて日陰で管理します。芽が出て成長してきたら新しい鉢に植え付けます。種まきは大量に増やしやすいものの、花が咲くまでに大変時間がかかります。

とり木で増やす

とり木は春に行います。枝の表皮を数センチほどはぎとったら水苔をまきつけます。少し経つと根が出てくるのでこれを切り離して植え付けましょう。ライラックはとり木のほうが増やしやすいです。

株分けもあり

4月もしくは10月ごろに行います。接ぎ木などになれていない場合には株分けで増やしてみてください。まず、ライラックを掘り起こしたら根についた土を取り除きます。その後、株を分けていきましょう。株分けしたら用土に植え付けていきます。

どの方法で増やすのが良いか

紹介したようにライラックはいろいろな方法で増やせます。どれが最適かはケース・バイ・ケースですが、慣れている方法で増やすのも良いでしょう。簡単で成功しやすいので初心者ならば株分けが一番向いているかもしれません。

ライラックの剪定

剪定は6月頃に行います。剪定をして不要な葉を切り取るなどして樹形を整えましょう。また初冬に剪定をして枯れた葉を落とすのもおすすめです。とはいえ、あまりにも剪定すると成長に影響を与えるので控えめにしておきます。

剪定は冬場は控えておくようにします。

生花にする場合

ライラックは生花もとしても人気が高いです。生花として枝を切る際には切った後に幹の中にワタが入っていないか確認しましょう。もしもワタがあるならば楊枝などで取り除きます。また、ライラックは切った後は香りが良いものの数日で香りもなくなっていきます。持ちは悪いので気をつけましょう。

ライラックの種類

ヒメライラック

有名な品種の一つです。庭植えに向いています。樹高は1mほどになります。このライラックは寒さに強いだけでなく暑さにも体制があります。比較的育てやすい品種の一つです。

マダムレモイネ

フランスで開発された品種です。サイズは大きいものだと4mほどにもなります。花は白色で八重咲きします。香りも豊かな品種です。とにかく大きいライラックが欲しいならばこのマダムレモイネで決まりでしょう。

エスタースターレ

ピンク色の花を咲かせます。大きさは3メートルほどです。サイズ的に多きので庭に植えると良いでしょう。

センセーション

紫色の花を咲かせます。背は高めです。

ティンカーベル

ヒメライラックと似た品種です。大きさは1.5メートルほど。花はピンク色ですが、蕾は紫です。

耐暑性に強い品種も作られてきている

一般的にライラックは暑さに弱い植物ですが、品種改良によって暑さに強い品種も作られてきています。このため、住んでいる地域によって適した品種を選んでみてください。また、ライラックの大きさも品種によって様変わりします。高く育つもの、低く生い茂るものなどいろいろあるので用途によって使い分けましょう。

ライラックの花言葉

ライラックの花言葉には「思い出」「謙虚」「友情」などがあります。

また、ライラックには色別の花言葉もあります。例えば、白のライラックは「無邪気」「青春の喜ぶ」という花言葉があります。これはフランスにおいて白のライラックは青春のシンボルされているため。他に、紫のライラックは「初恋」といった花言葉があります。これにはライラックの葉の形がハート型であることに関係しています。

西洋の花言葉としては「誇り」や「美しさ」などがあります。

他にもライラックの言い伝えもあります。通常、ライラックの花は4枚ですが5枚葉のライラックも存在します。この5枚葉のライラックを飲み込むことで愛が叶うとされています。

どうしてライラックと呼ばれる?

ライラックと呼ばれるのはフランス語のリラ(lilas)にちなんでいます。これはサンスクリット語のニラ(nila)が由来という説が有力です。日本語ではライラックは紫丁香花(ムラサキハシドイ)や花丁香花(ハナハシドイ)とも呼ばれます。

他にもライラックはシリンガとも呼ばれます。これはギリシア語のsyrinx(パイプの意味)にちなみます。かつてギリシャでは羊飼いがライラックを用いた笛を吹いていたためです。

まとめ

ライラックは見た目も美しく人気も高いのでおすすめできる園芸植物の一つです。ライラックはいろいろな方法で増やせることも特徴。ライラックをこれから育てる際にはヒメライラックなどを選んでみると良いでしょう。

※トップ画像はモズRさん@GreenSnap

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